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野村萬斎さんが2013年に演じられた「ボレロ」を見た後に、2017年に再び演じられた「ボレロ」を見ると、まったく別の作品に見えませんか?
結弦くんが今季、挑戦しようとしていることは『これ』だと思うのです。
2013年のボレロ
https://www.youtube.com/watch?v=ZVSvifIMjL8
Bolero ボレロ(野村萬斎と40人の日本舞踊家が共演)Yu Zawaaka 様より
2017年のボレロ
https://www.youtube.com/watch?v=dCGzZmBDrJ8&app=desktop
『MANSAIボレロ』 野村萬斎 - 世田谷パブリックシアター開場20周年記念 MANSAI Bolero
SetagayaPT 様より
難度を上げたのは技術的な内容ばかりではありません。表現面での難度も上げたということにも注目していきたいですね。
萬斎さんの「ボレロ」が西洋を「和」の中に融合させようという芸術的な試みであったなら、結弦くんはその逆、「和」を西洋に融合させようという挑戦を、SEIMEIでさらに極めようとしているのではないでしょうか。それもスポーツの舞台で、です。
これがどれほど「五輪」という舞台にふさわしいかは言うまでもありません。

「SEIMEI」を演じきり式神たちを元の姿に戻す所作をする羽生結弦選手(2015年、バルセロナのGPファイナルより) Photo By スポニチ
萬斎さんの「ボレロ」のように真の芸術作品というものは、何度でも生まれ変わることのできる圧倒的な力を秘めています。これを「異例」とは呼びません。
今朝のニュースで結弦くん自身も、
「タイトル変えたいぐらい違うと思います。」*
と言っていましたね。
結弦くんの言葉はフィギュアスケート界のニュースなのです。
*出典:あさチャン 8月17日
素敵なお写真です(↓)。
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