痛み止めを使用したことのないスポーツ選手なんてきっといないのでしょうね・・・。体の故障と何とか折り合いをつけながら、どの選手も懸命に競技を続けているのだろうと思います。
結弦くんの忍耐力はもう折り紙付きですから、普通の人なら到底我慢できないようなことを何度も乗り越え、そうした経験から自分の我慢強さに対する自信が少し生まれてしまったか、あるいは、そんなことすら考える間もないほど突き詰めて練習を続けていたのか・・・。
いずれにせよ、想像もつかないような痛みときっと戦っていたのでしょうね。
痛み止めを使用しながらスポーツをされていたことのある方の言葉です・・・。
「ひどく腰を痛めてしまって、痛み止めの注射を打ってもらい、飲み薬を数回飲んだところ、何の問題もなく激しい動きができるようになってしまい、驚きました。薬を服用しながらいつもと同じ動きをし、そうしているうちにいつしか治ってしまったようです。」
痛み止めって・・・そんなに効くのですか???
サッカーのワールドカップに出場したプロ選手1000人以上の調査では、69%が服用経験ありと回答したとか。
スポーツ選手が痛み止めを服用して競技を続けることは、もはや一般的というか・・・そうした経験のない私には想像もつきませんが、そんな苦しさを観客には全く見せずに皆さん、頑張っていらっしゃるのかと思うと何とも言えない気持ちになりました。
痛み止めも短期間に適切な使い方をすれば効果もあるようですが・・・。しかし、そこまで痛みに対する感覚が麻痺してしまうものなんですね。
鎮痛剤は痛みを一時的に感じないようにするだけで、痛みを感じる原因を解消している訳ではないので、使用期間が長引くとやがて効果が感じられなくなるそうです。
ボストンの2日目に痛み止めが効かなくなり、腰痛も始まったと結弦くんはインタビューで答えていましたが、ボストンにいる最中にそれがやってきたのかもしれないですね・・・。
1月のアイスショーの時は効果がまだ持続していたのかもしれません・・・。一時的に痛みが感じられなければ本人は滑ってしまうでしょうから・・・。
復興の為の催しとなると、結弦くんの心の中にはやはり出たいという気持ちが・・・たとえ体が不調であっても出てきてしまうものなのかもしれません。
ファンタジー・オン・アイスは本当に休む勇気を持ってくれて良かったと思います。あるいはそんな選択をするところまでもし回復していない状況だったら、それこそ何としてでもじっとしていてもらいたいと思いますが・・・。
結弦くんのおかげでというか、「リスフラン靭帯損傷」という聞いたことのない怪我の名前が広まりました。
足の甲という場所が場所だけに、わかり辛く、単なるねん挫と間違えられて放置されることもあるとか・・・。
でもこの名称の認知度が高まったということで、普通にスポーツをやっていたり、ハイヒールを履いて歩いていて足の甲に痛みを感じたら、「もしかして、これがそうなのかも?」と早めに病院に行くきっかけになりますね。
そして大事に至らずに助かる人がきっと増えるはずです・・・。だから結弦くんが体験することは何でもみんな社会のためになっているのです。
ギプスが外れた後は、足底板を使って体重をかける練習と歩行練習を行いながらリハビリをするそうです。
結弦くんがどの段階なのかわかりませんが、少なくともお医者さんの指示にちゃんと従って治療に専念していることだけは間違いないようなので、最終目標のワールドに向けてゆっくり調整していってほしいですよね。
本当にオリンピック・イヤーでなくて良かった。技術の高難度化によっていつかは考えられなければならない練習法というものに、またもや世界初で取り組むことになったのですね。
きっと今考案している練習法や心のコントロールの仕方など、後に続く後輩アスリートたちに、いつの日かそれをレクチャーしてくれる日が来るのでしょうね。関係ない私もその時はぜひ、聞きに行きたいです。
2つとも新しいプログラムにするのかな・・・。もう一度やったっていいんじゃないのかな・・・。あれこれ考えていたらなんだか眠れなくなってしまいました。
でも、こんなんじゃ、全然、応援になっていないですよね。一番辛いのは結弦くん本人なのですから。
足の事も心配ですが、いつも周囲に気を遣う彼の優しい心の方も心配です。確かにアイスショーに彼の姿はないけれど、その寂しさより強いのは、結弦くんの足が早く治ってほしい、幸せでいてもらいたい、という気持ちです・・・。
今頃あれこれ考え悩んでいるのではないかと思うといたたまれない気持ちになってしまいます。
・・・ってこんなんじゃ、全然、応援になってませんよね。私自身もしっかりしなければ・・・。
しかしまあ・・・会ったことも話したこともない人を、どうしてここまで応援しているのか自分でもわかりません・・・。
結弦くん、とにかくなたはスゴイ人なのです・・・![]()
足が完治して氷の上で演技する結弦くんを再び目にする日・・・きっと皆さん、涙が溢れてしまうでしょうね。その感動を想像しながら、頑張って長い一日を過ごしていきましょう・・・。
photo : zimbio, gettyimages




