誰かに信じてもらえる時、もっと自分を信じられるようになる。 | ショピンの魚に恋して ☆羽生結弦選手に感謝を込めて☆

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清冽な雪解けの水のようにほとばしる命の煌めき・・・
至高のアスリートにしてアーティスト、
羽生結弦選手を応援しています。

「『不安』とは言いにくい。『不信』という言葉を使いたい。」
~昨年4位に終わったNHK杯終了後のインタビュー(NHK)~

ゆづ語録は時に謎に満ちている・・・。不安と不信の違いとは何だろう。

広辞苑によれば・・・
不安・・・安心のできないこと。気がかりなさま。心配。
不信・・・信用できないこと。

結弦くんはNHK杯の敗因を次のように分析している。
自分を信じきれないという感覚があって、不安ほどマイナスじゃないれど、不安ほど近くない。自分の心が分かれてしまってどうしたらいいか分からなかった。」ナゾナゾのような発言である。

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結弦くんはこれまで大舞台で力を発揮してきた。それは幼い頃から自分を客観視し、大一番を前にした不安を解消する手段として、「自分をトコトン信じる」能力を磨き上げてきたからではないかと思う。自信の源は、積み重ねてきた圧倒的な練習量だったかもしれない。

あの中国杯からわずか3週間で迎えたNHK杯は4位に終わった。しかし、結弦くんは敗因を「怪我の影響による練習不足ではない」と言い切っていた。

自分に対する信頼感をいつもその圧倒的な練習量に頼っていたら、思うように練習ができなかった時、自分をコントロールすることができなくなってしまう。

「みんなに追い付かなきゃっていう思いで焦って、自分の本来の姿に必死に近づこうとして、自分を信じきれなかった。何をどうしたらいいのかなっていうのを考えながら、ひたすら涙が出て・・・」そして、結弦くんは「自分をコントロールするための、すべを、何か見つけなきゃいけない」という結論に至る。

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結弦くんは憧れのプルシェンコについて、以前、こんなことを語っていた。
「彼はとにかく強くて、どんな状況でもノーミスの演技をして、どんな状況でもジャンプを降りてきて、観客を魅了するというか、ジャッジをも魅了する。プルシェンコ選手みたいになりたくて、僕はオリンピックを目指してきた」

急ピッチで仕上げ、練習量が不足しているという点で、上海のワールドはNHK杯と少し状況が似ているかもしれない。だが、同じ轍は踏まない結弦くんである。

練習が思うようにできなかった時でも、本番でこれまで積み重ねてきたものを出し切るための「自分をコントロールする術」をきっと研究し、NHK杯の悔し涙をここで活かしてくるに違いない。

ワールド目前にして、このようなタイミングで届いた結弦くんの記念切手を見てハッとした。
「誰かに信じてもらえる時、もっと自分を信じられるようになります。それは、願いを力に変える時です。」

結弦くんが上海でトコトン自分を信じられるように・・・我々にできることは、ただ1つ、彼を「信じる」ことである。