酸素を取り入れ二酸化炭素を排出する“呼吸器”(気管や肺)、酸素や栄養や老廃物などを運ぶ血液を流す“循環器”(心臓や血管)食物を消化・吸収する“消化器”(胃や腸)同じように人が自分の身体を自由に動かすことができるのは、骨、関節、筋肉や神経で構成される“運動器”の働きによるものです。
女性はこの「運動器」で健康寿命が決まる。
そうお話ししてくださったのは伊奈病院整形外科部長の石橋英明先生。
学会リポート第四弾は「健康寿命延伸戦略としてのロコモティブシンドローム対策」

運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を
「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」といいます。
進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。
ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。
このロコモ
⚫︎ 運動習慣の欠如
⚫︎ 日常の身体活動の低下
⚫︎ 不適切な栄養摂取
⚫︎ 痩せすぎ・肥満
などによって知らず知らずのうちに忍び寄る。
運動習慣がないと徐々に運動器が衰えていきます。
日常活動量を低下させる一因のエレベーターや自転車の使いすぎに注意。自分の足で歩きましょう。
きちんとした食事を心がけ、70歳を過ぎたら動物性たんぱく質を意識して摂るようにしましょう。
痩せすぎは筋肉・骨が弱くなっていき、肥満は腰や膝の関節に負担がかかります。

密かに進行した「ロコモ」は次第に腰の痛み・膝の痛みとなり歳のせいと放置していると重篤な病気が隠れているかも!
骨粗鬆症、変形性関節症、変形性脊椎症‥
年齢にかかわらず思い当たる習慣や症状があれば
⚫︎ 生活習慣を見直す
⚫︎ 運動習慣を身につける
⚫︎ 医療機関を受診する
など適切な対処が必要です。

予防としては元気なうちから効果のある運動をする事。
⚫︎ スクワット
⚫︎ 片足立ち
⚫︎ フロントランジ
⚫︎ かかと上げ
がオススメメニューですって。
以前も書きましたが過度なスポーツや過体重によって「負担をかけられすぎる」と、軟骨や椎間板は逆に傷んでしまうことになります。
スポーツで酷使したり正しいフォームで行わないとダメージを受けることにもなります。
筋力のない女性はあくまで「低負荷」で「高頻度」行ってください。
よく歩けないくらまで運動器が弱ってしまったり、ふらつく場合は机や椅子につかまってトレーニングを行うのが良いです。

「40歳からのからだケア」なんと「かかと上げ」以外の3つがメニューに入ってました!
今週からはかかと上げも取り入れていこうと思います!

フロントランジ