ある自己啓発セミナーの洗脳術
ご来訪ありがとうございます。
今回は心理の影の側面、洗脳ということについて書いてみます。
セミナーマニアと呼ばれる人がいるくらい、心理の自己啓発系のセミナーは大人気みたいですね。
どれもが結構値段も高いし、内容も結構ヘビーです。
例えば自分が参加したことがあるもので、安いものは学生向けで3万前後から、そして高いものだと20万というのもありました。さらに100万するのもあるというから驚きです。ちなみに最初に何があっても自己責任よということで誓約書も書かされます(゜o゜;;
ですが、冷静にビジネスとして考えると非常に美味しいビジネスだと言えます。まずは参加者側の気持ち。自己啓発セミナーに参加する人はおおむね自分の人生の方向性や生きていることの価値といったことを考える、非常にまじめな方が多いです。だから1回で答えが出ないと自分のせいだと想い、繰り返し参加することとなる。リピーターとなるわけです。
田渕さんは価値あるセミナーの見極め方についてこうもおっしゃってられます 。
話は戻ってまじめだから斜めにかわすことが難しいし、だから日常生活で傷ついて、自己発見の目的で自己啓発セミナーに参加を決めます。少なくとも私はそうでした。
セミナー主催者側の意図としては、良心的なところで気付きの場を与える、ひどいところになると洗脳するというところもあるようです。洗脳については後で述べます。
ではその内容を大まかに説明します。
大体2泊3日のものが多いです。
初日:チーム分け。2日目の課題発表。その発表のための睡眠時間を少なくさせる。
2日目:課題発表。2日目最後の課題は精神的にどん底にたたき落とすもの。その夜は他人とのコミュニケーションを断たせる。情報の遮断。
3日目:日ごろかかわっている方に感謝の念を持たせるような課題。新しい価値を叩き込む。
←最後の新しい価値を叩き込む、これが洗脳です。
アンダーライン引いたところ、テストに出ますよ(笑)
こういう構造になっています。ポイントは睡眠時間を削り、肉体的に朦朧とさせるとまともな判断が出来なくなるということ、そして情報を遮断すると孤独からまともな判断が出来なくなること、最後に感謝の気持ちでいっぱいになってるときに、入れたい価値を入れるということですね。
身体と心には密接な関係があります ので、ボーっとさせると暗示にかかりやすくなります。
催眠で、かかりにくい相手には頚動脈絞めて、ボーっとさせてからかけるという方法もあるくらいです(^^;)
2日目のどん底にたたき落とすのは3日目の感謝の念を抱きやすくさせるためです。
すいかに塩を少しかけたら甘く感じるのと同じですね。
で、3日目に人とのかかわりの中で生かされているというのを体験してもらい、入れたい価値を提示すれば終了です。補足としてはここで、暗い、雰囲気のある音楽、などがあると効果的です。
これで何が言いたいかというと、洗脳には仕掛けがあるということです。
基本的には洗脳も催眠も同じ理屈です。
ボーっとさせて、入りやすい暗示を入れる。これだけです。
特にまじめな方たちばかりなので簡単に入ります。
くれぐれもご注意下さい。そして出来たら鵜呑みにすることなく、自分で考えて見て下さい。
・・・一番大事なこと書き忘れていました。ここで使っている洗脳は自分が望んでいることを入れているだけと考えるならば、厳密な意味では宗教で使われるような洗脳という言葉は適切ではないかもしれません。
例えば「他人に感謝し、与えることを意識して生きること」これは素晴らしい価値観であるし、継続するならしたほうがいい。
ここまでしても大体3日~1週間でテンションは落ちますから、防ぐためにもテンションが落ちそうな3日おきに受け皿となるものを用意する必要があります。
参加者同士のミーティングでもいいですし、メーリングリストでもいいと思います。
まあぶっちゃけ、そこまでしなくてもやる人はやるんですけどね(笑)
心理のことを悪用したらこうなるというイメージがあるから中々浸透しないんだろうなと思いつつ、書いてみました。
心と身体のつながりを理解すれば、こういうことも出来るよという視点で読んでいただけたら嬉しいです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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