国分寺で、夜がしっかり更けてから始まった、少し大人すぎる上海料理☺️

 「いちばん立派な雄の上海ガニ、あなたに」

 その一言で、指先も、気持ちも、自然にゆるむ。


 殻を割る音が、夜の静けさにやけに近い。

 湯気が立ち、呼吸が、ひとつ深くなる。


 紅焼肉は、黒皮で、よく太った豚。

 艶やかで、重くて、脂が唇に触れた瞬間、声を出さずに、ただ息を吐く。


 若さの勢いじゃない。

 知っている身体の反応を、あえて止めない感じ。


 鴨は、まだ温度を残していて、

 海老は張りつめた甘さ。

 糖醋排骨は、南京の美魔女が「危ないわよ」と笑う。

 酸菜魚は、湖南美女が火と油をまとめ、

香りが、肩から首元へと絡む。

 糯米蓮根は、の晩から仕込まれた時間。

噛むたびに、ゆっくり、ほどけていく。

  ……はい。

 完全に、委ねました。

 誰にでもじゃない、

 この夜と、この人たちにだけ😎


 最後の温菜は、ニラと卵。

 美しいシェフが大きなハサミを持って

「登登登〜」と階段を下り、庭で一把、ニラを摘む。


 夜気。

 土の匂い。

 熱い油。


「金の卵、私が産みたいくらい——」


 笑い声が、少し低くなる🤣

 もう終電も、明日の予定も、今日は話題にしない。


 燭火の下、油の艶と体温が混じり合い、

呼吸はゆっくり、言葉は少なめ。

 一杯の蟹が、千の愁いをほどき、脂と熱が、静かに、奥まで染みていく。


 ありがとう🙏

 こんな夜を、許してくれて。


 そして最後はもちろん、花好月円舞隊。

 相変わらずのダンスで遊ぼう。


 だって——

 夜がここまで深くなったら、少し放縦なくらいが、大人にはちょうどいい。


 ここまで色香たっぷりなのに、

 隣に立つはずの男のダンサーだけが欠席。

 人生って、うまくできてるな😎