さて、、、今更なんだけど、この本を読むことにした。
確か数年前に一度読み始めたのだが、なんだか進まずにそのままになっていた。
しかしながら、今 CWOスクールというものに通い始め、推薦図書になっていたので、読むことにしたのである。(CWOとは、チーフ・Well-being・オフィサーの略)
ここには、ポジティブ心理学というカテゴリーの心理学を創ったマーティン・セリングマンがどのようにポジティブ心理学を創り、どのような研究をしてきたか、そして他の研究者の研究も紹介してくれている。ポジティブ心理学の歴史(って言っても新しい学問だから、20年ちょっとなんだけど)を彼の言葉で解説してくれている。
数年前に挫折したけど、今またこの本と出合うことができたことに感謝である。
さて、覚えておきたいことを♪

Well-beingこそが、ポジティブ心理学のテーマ
PERMAのおさらい PERMAが考察対象ということ
P: Positive Emotions ポジティブ感情
E:Engagement エンゲージメント
R:Relationship 関係性
M:Meaning 意味・意義
A:Achievement 達成

Well-beingは、気持ちよさと同時に、実際には、意味・意義・良好な関係性、および達成を得ることが組み合わさったもの。(ただ単純に気持ちよさだけではないということ。)選択により幸福の最大化をめざす

うまくいったことエクササイズ
人間はもともと(生き残るために)うまくいかなかったことにフォーカスするようになっているが、うまくいったことについて考え、それを味わう達人になる!
・うまくいったことを3つ書き出して、それがどうしてうまくいったのかを書いてみるエクササイズ
ここにいろんなテストがある!いろいろやってみるとおもしろいかもしれない。あのVIA(性格の強みを知るテスト)もここにあった。
pingdao的にやってみたらおもしろそう!と思ったこと。
これらは、ポジティブサイコセラピーで利用されるものだということ。この一部は、ポジティブ心理学エクササイズにも含まれている。
・ポジティブな自己紹介 (自分が最高だった時、強みをどう活用したか?
・怒りや恨みを書き出し、(それをニュートラルな感情に変えるために)ゆるしの手紙を書く。
・今まで感謝の気持ちを示したことのない人に感謝の手紙を書き、それを直絶届ける
・他の人から報告されたポジティブな出来事に対して、積極的かつ建設的な反応を示す。(ACR Active Constructive Reaction)
・家族にVIAを受けるように依頼し、家族全員の強みを含む家系図を描いてみる。
・楽しい活動を計画して、計画通り実行。(これって、まさに私のホリデーでハッピーになる方法かもー。_
・エンゲージメント、意味、意義を統合する「十分な人生」について話し合う。
*うまくいったことエクササイズで、抑うつのレベルがかなり下がったということ。そして、筆者は他にここまでの結果がでたことはないと断言していた。

抑うつ治癒への新たなアプローチ
なんと今までの薬と一時しのぎのサイコセラピーでは、最善を尽くしても65%の緩和しかできないということ。けれども、ポジティブな介入がこれ以上の結果を出す可能性があるということである。

ペンシルベニア大学MAPPプログラム
ポジティブな感情を高めたり、意味、意義を見出したり、良好な人間関係を築いたり、ポジティブな達成感を得るなど、よく生きるためのスキルを教えるべきである。(私も、はげしく共感。それにより、世の中の人の行動が根本的に変わり、よりよい世界になる。)
MAPPプログラムの3つの魔法
1.学びがい、おしえがいがあって、役に立ち、励みになる内容。
2.ポジティブ心理学には、個人的にも職業的にも変容を促す力がある。
3.ポジティブ心理学は、使命感をもつて取り組める”天職”である。
*私も、ほんと同じ気持ち♪
ポジティブ心理学学んだら、なんだかいろんなことがいい感じに回りだしたよ。

バーバラ・フレドリクソンの研究
ポジティブな発言対ネガティブな発言が2.9対1を上回る会社は、経営状態が良好で、その比率を下回る会社では圧かしていた。この比率を発見したマルシャル・ロサダをとって、ロサダ比と呼んでいる。ポジティブが多くてもだめだという。13;1を超えると信頼を失いかねないという。
ジョンゴットマンのカップルの研究
カップルの場合には、5:1で愛情あふれた結婚を続けることがえきるという。
(英語の説明も見つけた。自分用メモ。。。)

応用ポジティブ心理学 体を動かすことの大切さ
身体的活動を取り入れると、疲労が解消し、知的エネルギーが蘇る。

キャロライン ポジティブ心理学&コーチング
目標設定理論を幸福研究とコーチングテクニックに結びつけた。

Appreciative Inquire (AI)の共同開発者 ディビット・クーパライダーの言葉
人は、批判によっては変わらない。自分の強いを活用する具体的な方法を理解するときに変わることができる。
企業にて、会社の強み、同僚の強みを考えてもらう。

学校でポジティブ心理学を教えるべき理由
1.抑うつの氾濫とここ2世代でわずかしか幸福度が増加していないといこと。
2.Well-beingが高いと学習力が増進するということ。
具体例:オーストラリアのジーロン・グラマースクール
高い士気に包まれた学校となり、離職者なし、入学者の質、志願率、寄付金といずれも飛躍的に上昇
人間は、過去につき動かされるよりも、未来に引き寄せられている。
=ポジティブ心理学の基本的かつ暗黙の前提
ポジティブ心理学では、人の特性や、才能や強みを重視する。
よい徳性も悪い徳性も特定したうえで方向づけ、世界をよりよい場所へと作り変えていくことが可能であると考える。
予測、計画、意識的選択が未来をつくる。
学習性無力感
自分が何をしても出来事を変えることはないと思うこと。(日本のほとんどの会社って、こんな感じが蔓延?)
今での心理学は弱いところを普通に戻すのみ、強みを構築していなかった。
(これって、心理学だけじゃなくて、教育とかもそんな感じだったよね。)
悲観主義者が楽観主義者よりも抑うつに陥りやすく、仕事や学業、スポーツで低い能力しか発揮することができず、人間関係には困難が多い。
(ひやー、恐ろしい事実。前野先生の幸せの因子にも”なんとかなる”があるけど、ほんと楽観になるの大切なのね。)
心血管疾患の研究
悲観的な人の方が死亡する確率が高かった。
生きがい
楽観性に似た徳性ということで、日本の”生きがい”が紹介されていた。
生きがいは、楽観性と同時に、持続的幸福の意味、意義の要素にも関係しているとのこと。
幸せな人は、痛みや病気の症状を訴えることなく、優れた健康状態を報告する。悲しげな人は、痛みについて不平不満をいい、健康状態がすぐれないと報告する。
(いや、、、これほんとと思ってしまった。。。)
ロンドン大学 ヨウイチ・チダとアンドリューステップトウのメタ分析
心理的Well-beingが病気から身体を保護することが判明
なぜ楽観主義者は、病気になりにくいか?
1.行動的
2.ソーシャルサポート 友人と愛情に多く恵まれているほど病気になりにくい
3.生物的メカニズム (いろいろ説明書いてありました。)
健康資産ヘルスアセットとしての運動
運動を始めた人は、そのまま継続し、恒久的に健康になる。

ポジティブな企業の新たな純利益は、利益+意味・意義+ポジティブ感情+エンゲージメント+ポジティブな人間関係!
良性の幻想をもつ夫婦は幸せな結婚生活を
相手の幻想にこたえようとして努力すること。(これは、ピグマリオン効果とも似ている。)
これを読んでさらに、自分のマインドセットで、人生が変わるんだって実感。
Well-beingポイント
楽しく生きるためには、自分の選択を変えればいいだけ。
今あることに感謝して、いいことにフォーカスする。