これもかなりはまってしまった。

 

 

 

当時は、ただの演歌歌手、台湾人ということすらよく知らなかった・・・。

 

そして、亡くなった時に、なんだか変なことを噂されている報道をちらっと目にしただけで、それほど気にもとめていなかった。

 

だがしかし、ふと彼女の存在を別の角度で意識したのが、中国留学の青島で、中国語の名前でテレサテンのカセットが売られているのをみた時である。彼女が中国でも人気がある時をその時知ったのである。

 

テレサテンの顔なのに、中国語の名前でカセットが売られているのであった。そうして、中国人の子に聞くと、中国でも人気があるという。

 

そうして、中国留学してからしばらくたってから見たこの映画。

 

 

テレサテンの曲を好きな人たちは、中国大陸から来た人たちの象徴のように描かれていたのである。

 

それとこの本を合わせてみると、なんだかとても悲しい感じがするのである。

 

ーテレサテンは、台湾人であった。

 

本当に恥ずかしながら、彼女が台湾人であったことをこの本を読んで初めて知ったのだ。たぶん、私が中国にいた時期に彼女のカセットを買っていた中国大陸の人たちは、それを知っていたのだろう。こんなことを数年後に知るなんて、なんともおそまつな話である。

 

ーテレサテンは、中国での学生運動を支持していた。

 

そうして、彼女は、中国と台湾の関係、天安門事件のことを非常に、重くとらえ、北京の学生を支援する香港の集会でも、学生を応援するべく歌を歌っているのである。

 

ー彼女は、男運があんまりよくなかった。

 

神様は、やはり一人の人にすべてを与えることはないのか・・・。フランス人のものすごい年下の男の子との関係が始まってから、なんだか彼女の運命がおかしくなったような気がする。

 

特に、ちょうど彼女が亡くなったタイでの彼らの行動を見ていると、悲しくなってくるのである。

 

彼女を知ることができて、本当によかった。なんて、いうんだろう、アジアを行き来し、華人社会、日本でも受け入れられ、まさにアジアの大スタ―。アジアを駆け巡った彼女、本当のアジア人という気がする。