8月15日 トレッキング3日目

 

Chardonney 1444m

Rifugio Dondena 2192m

 

 

***写真から***

 

おばあちゃんのB&Bから10分ぐらい歩いたとこ、スキーリフトがある。冬はもっと賑わうのではないだろうか。

 

今日は、朝からいい天気!!!

 

何かがいる!!!

 

急な登りが終わってからは、なだらかな道をずっと行く。

 

 

 

やぎかしら?けど角がりっぱ。

 

山小屋の外で、昼寝。この昼寝が最高であった。

 

山小屋到着後の散歩。

 

 

ここら辺は、岩がすごい。なんだか違う星に来てしまった感がある。

 

ネパールのタルチョ。出会わなかったがネパール人が働いているのかお思われる。

 

散歩の帰り道。山小屋が遠くに見える。

 

 

おばあちゃんありがとう!

 

今日の朝は、かなりのんびりしており、8時半に朝食である。まあ昨日があんな日だったので、多少のんびりしてもばちは当たらない。空気のきれいな朝に、散歩をしようと思っていたのだが、気がついたら8時過ぎていた。

 

散歩する時間もなく、8時半に朝食のために下のキッチンスペースに行った。

 

そうすると、既に昨日確認されたコーヒーができており、ケーキやパンが並べられている。あーーー、人が朝食を準備してくれるのって、こんなに幸せなことなのだ。

 

おばあちゃんははじめの準備だけしてくれて、あとは私たちだけでいただいた。ホームメードのようなケーキ、ジャムがこれまたおいしい。今日は歩行距離が少ないが、今日も一応歩くのだ。だから多少カロリー多めでもいい。ケーキをおいしくたくさんいただいた。イタリアの朝は、おいしいケーキがよくでてくる。

 

ゆっくり準備をして、出発である。こんなにゆっくりの出発でも昼前にはついてしまうかもしれない。

 

相変わらず英語は通じないが、Alta Vie2のルートまで送ってくれるというので、送ってもらうことにした。

 

おばあちゃんのお家の近くにも水場があり、ありがたく冷たい水をくませてもらった。そうそう、おばあちゃんのお家の水もとてもおいしかったのである。多分蛇口から出る水もここからでている水も同じなのだろう。水が豊かな土地って、ほんと素晴らしい。

 

おばあちゃんのBBの前は、公園のようになっており、たくさんの人が集まり、こんな朝からバーベキューをしている。その奥には、マーケットが集まっており、おいしそうなものや服などが売っている。今日のランチでも買えるかと思ったが、おそらくランチに間に合う時間には、小屋に到着すると思ったので、買わなかった。

 

それから、雨合羽も売っていた。あいつのために買おうかと思ったが、あいつが拒否したので、やめておいた。今日からの天気予報はそれほどひどいものではないし、こんなとこで急にあまりほしくもないブランドのものを買うのも嫌だろう。特にあいつは、こういうものの選択にものすごいエネルギーを使うから。

 

ケーブルカーの駅がすぐ近くにあるということは、冬にはスキーリゾートとして、結構人が来る場所なのだろう。あのBBだったらケーブルカーの駅まで、本当にすぐである。

 

おばあちゃんにお礼を言って、笑顔でバイバイをする。

 

さて、今日はどんな景色が見えるのだろうか?

 

しゃっくりがとまらない

 

今日は、昨日と異なり人とたくさん出会う。おばあちゃんのBB前では、たくさんの人が朝から集まっているし、登山道に入ってからも家族連れ等とにかう人が多いのだ。

 

美しい青空の下美しい緑、花の合間の小道を上がっていく。なんてきれいなんだろう。

 

1時間ぐらい登ったころであろうか、下から男の子が登ってきて、挨拶してくれた。

そうして、びっくりした。

 

そう、あのイタリア人家族の男の子だったのだ!彼もはじめは気づかなかったらしいのだが、挨拶をして目を合わせてお互い気が付いた。

 

その後に、妹の女の子もぜーぜー言いながら、駆け上がってきた。

 

ものすごいパワーだ。

 

こんな子たちとは登れない。置いてけぼりにされてしまう。

 

そうして、まず昨日は大変だったという話になった。

彼らは、私たちとは別の右側の道に行き、1200mの下の町に下りてから、それから車道で1400mまでまた上がってきたという。彼らですら昨日の宿に到着したのは午後7時ぐらいだったというのだ。

 

彼らでも、昨日は大変だったということを聞き、かなりほっとする。

 

そうこうしていると、お父さん、、お母さんも追い付いてきた。

 

彼らとは、ここで抜いてもらい、私たちはゆっくり進むことにした。この日はあいつ曰く、登山のストレスからしゃっくりが止まらないという。よく立ち止まり、その度に何かを口に入れた。あいつによると何かを食べるとしゃっくりが収まるという。

 

まあいいのだ。今日は、どんなにゆっくり歩いても、暗くなる前には確実に到着する。

 

今日の道中の集落では、かなりの人がいて、お家(別荘か?)の前でバーベキューをしていたりして、とにかくいろんな人がそれぞれ楽しんで 。

 

ゆっくり歩いていると、あのドイツ人4人グループのうちの2人に抜かされた。彼らも私たちのことを覚えており、昨日は大変だったとみんなでしみじみと話をした。

 

彼らも到着したのは、夜8時を過ぎていたという。やはり彼らは、出発していたが、私たちに追い付かなかったのである。

そうして、他の人がとうとうダウンし、Aostaの病院に行ったと言っていた。彼らは、Aostanの病院で、彼女ら2人がトレッキングから戻ってくるのを待っているということだ。

 

確かに、彼らのスケジュールは、かなりきついものであった。私がこのグループだったら、落ちこぼれていただろう。あの雨の中の長丁場、そして昨日の長距離。。。普通の人は発狂寸前になるかもしれない。脱落した人は、なんでここまでつらい思いをしなくてはならないのか、理解できなかったに違いない。

 

ドイツ人のおばちゃんおじちゃんは、今日は私たちが行く小屋ではなく、もう一つ先の小屋に行くという。

 

やっぱりもともとの予定が非常にタイトである。

 

お互い、Good Luckと言って彼らと別れた。あの2人は、たぶん大丈夫であろう。けれども強烈な2日間でダウンしてしまった方が心配であるし、もし私たちが、月曜日に同じように断行していたら、私も似たような状況になっていたかもしれない。やはり自分の限界を知って行動することは大切なのだ。

 

怠惰な午後

 

とっても気持ちがいい道をだらだら歩き、たまにあいつのしゃっくりのために食べ物をあいつの胃の中に入れたりして、山小屋近辺に辿りつく。そうそう、ここらへんは、車でも来ることができるらしく、山小屋の少し下部分に駐車場があり、車で溢れていた。もちろん車道と登山道は別であり、登山道は山の美しさを楽しみながら歩くことができるようになっている。

 

車の道は、それほど整っているとは言えず、よくこんな道をこんなにたくさんの人がやって来たなあといった感じである。たぶん私では、こんな山道怖くて運転できない。

 

駐車場を横目に、山小屋目指して登っていく。

 

途中で、山小屋と思った建物は、山小屋ではなく、山羊を飼っている人(山羊飼い?)のお家であった。親戚が集まっているのだろうか、みんなでバーベキューをしていた。

 

近くには、山羊が買われており、あいつと、まさかあの山羊を焼いているんじゃないよねと言っていた。

 

ここの(おそらく)山羊は、立派な角があり、あの家族のお父さんが言っていたスタンディングビーグルではないかと思った。

 

さて、山小屋に到着だ。

 

しかし、小屋の中は一目で、かなりすごい修羅場状態に陥っていた。キッチン内はいろんなものが放置され、人がほとんどいない。

 

レストランは、人で溢れ、ものすごい賑わいである。

 

車で来れる場所でもあるからか、たぶん車で来て、少し歩いて、ここでランチして帰る人がかなりいるのだろう。

 

しばらく待っていると、かわいい女の子が気づいてくれて、レストランに入れてくれた。すれてない感じの、気がつくことのできる女の子である。

 

そうして、私たちが宿泊予定ということも確認してくれて、ランチを食べてから部屋に案内してくれることとなった。

 

ここは、若くてかわいい女の子たちが働いており、あいつが喜んでいた。

ほんとイタリアのここら辺の子たちは、素直な感じの、かわいい子が多いのだ。それに比べてイギリスは、生意気で、でぶった感じの子が多い(気がする)。

 

ランチは、イタリア語のメニューがわからずに、四苦八苦し、この忙しそうな状況の中聞くのも悪い気がしたので、これと潔く注文した。これがよくなかったのかもしれない・・・。

 

私たちが注文したのは、なんとサラミなどのお肉とチーズの盛り合わせとスープであった。非常にわけのわからない組み合わせの2品が出てきたのである。このお肉とチーズがあるのならば、どう考えたって赤ワインが必要である。

 

おまけにこれだけでは、あいつのランチにはならないので、女の子に勧められて私と同じAostaのローカルフードのスープをいただくことにした。

 

そういえば2年ぐらい前に、このスープを食べたことを思い出した。これはスープというよりもパングラタンキャベツスープとでも言った方がよい。前は、まあまあおいしいと思っただけが、ここのスープは別格だった。

 

かなりおいしかったのである。おそらくチーズがかなりふんだんに使われえているからであるが、こんな食べ物があるのだ!と。本当に感動のスープ(というかチーズキャベツグラタン)であった。

 

そうして、赤ワインも登場し、お肉とチーズもいただくのであるが、まだランチタイムである。やはりというか当然、あの大量のお肉とチーズを完食することは不可能であった。

 

ということで、外国人という特権?と利用し、わがままを言ってみることとした。

 

ディナーにこれらを出してくれと、ありえないお願いをしてみたのであった。

 

意外とこんな外人の面倒なお願いも、聞いてくれるのである。あの日本に行くと言っていたおねえちゃんが、すんなりOKしてくれた。果たして、本当にディナーにでてくるのだろうか・・・。

 

その後、部屋にチェックインすることになるのだが、ドミトリーと個室どちらを予約したか聞かれる。私は、メールでただ予約しただけなので、個室があることすらも知らなかった。

 

個室があるなら個室にしたかったのだが、おねえちゃんが確認してみると、どうやらもう個室はいっぱいだったらしい。

 

それなら、聞かなければ私たちはそんなこともわからなかったので、知らないままの方がよかった気もするが、まあいいのだ。次回?ここに万が一来ることがあれば、個室を予約すればいい。

 

ということで、私たちはドミトリーの部屋に連れていかれた。

 

ここは、ベットが15-20ぐらいあったか、一部屋にベット数がかなり多い。イコール人が多いので、いろいろ気をつかわなくてはならない感じである。

 

まあいいのだ。

 

私たちは、入り口付近のベット上下を選んで、荷物を置き、明日に歩く道とは反対方面へ散歩に出かけることとした。

 

天気も景色も最高である。

 

ランチの赤ワインが効いたのか、途中で非常に眠くなってきた。あいつも一緒だったらしく、ちょうど昼寝にいい平らな場所も見つけたので、昼年をすることにした。

 

太陽がぽかぽかと照らしてくれて、とても気持ちがいい。

 

寝っ転がってすぐに、爆睡し、ほどよい時間に目が覚めた。20-30分ぐらいは、寝ていただろう。

 

あいつは、寝息をたてながら、いい感じでまだ寝ている。

 

私がぼーっと周りの山々を眺めていると、さっき見た山羊たちが、山羊飼いとやはりさっき見た大きな白い犬に連れられて、私たちの近くまで来ていた。

 

山羊は、立派な角があり、なんだかとても威厳がある感じである。牛はよく見かけるが、山羊はあまりみない。そうして、彼らのももを見て、去年の山小屋で食した肉は、山羊の足だったのでは、、、と思ったのである。

 

あいつが起きてからは、さらに奥の方へ登り、かなり楽な散歩をして帰ってきた。

 

日本人なぜか歓待される

 

散歩から帰ってきてからは、部屋で夜寝るための支度をして、小屋の下の階におりてきた。明日のルートを調べたり、日記を書くためである。そうすると、あの家族の女の子が来て、お話しが始まった。

 

彼女らの家族が飼っているニモという名の犬のこと。それからいろいろな質問をされたので、いろいろ答えていた。それにしても、中学生ぐらいで、これだけの英語を話すことができるって、本当にすごいと思う。日本の大学生、社会人でもこれだけ話すことができるのは、限られた人たちだけのような気がする。

 

その後は、お兄ちゃんも加わり、お母さん、お父さんも来て、日本のことや彼らの住んでいるトスカーナ地方のことなどなどを延々と話していた。

 

お兄ちゃんの方は、日本のアニメが大好きであり、本当に日本のことをよく知っているのだ。映画の君の名はとか、ドラえもんとかのアニメはもちろん。私たちも知らないようなアニメにも、かなり詳しい雰囲気であった。

 

あいつも途中から合流し、ほぼイタリア人しかいない山小屋で私たちは、非常に浮いた存在になっていた。私たちに気づき、なぜかとても喜んでいるイタリア人の人がいる。

 

オーナーの人だろうか?

 

なぜか私たちがここにいることをとても喜んでくれて、ビールまで飲ませてもらった。そうして、チーズまでもご馳走になった。

 

てっきりオーナーの人だと思っていたのであるが、彼は実はここら辺に住んでいる人で、自分の住んでいるエリアに外国人が旅行に来たのがうれしくて仕方なかったというのだ。それで、私たちにいい思いをしてもらおうと、ごちそうしてくれたらしいのだ。

 

ああ、なんと、、、こういうことをしてもらうと、私も自分の国に来てくれた人たちを歓迎し、よくしなくてはと思うのだ。それが、彼に対する恩返しにもなるだろう。

 

おじさん本当にありがとう!

 

彼は、その後一緒に来ていたわんこと帰って行った。

 

さて、夕食である。そして、ランチで残したお肉とチーズが美しくまた盛られてでてきたのであった・・・ああ、、本当にありがたい。そして、こんなすごいわがままをきいてくれたお姉ちゃんに感謝である。

 

ここのディナーもすばらしかった。

 

のだが、ここ最近チーズばかり食べているために、チーズ好きな私にも少々きつく感じるようになってきた。

 

ファーストコースは、スープかニョッキ。私がスープ、あいつがニョッキにした。ああおいしい。

 

セコンドは、チーズ&ポテトもしくは、チキン。私がチーズで、あいつはチキンにした。

このチーズがすごすぎた・・・・。あいつがチーズ地獄と言っていた。ほんと贅沢すぎるのだが、、、結構きつかった。あいつは、チキンで心から喜んでいる感じである。

 

たとえば、このチーズを普通の週末にワインといただくのは、最高である!ただ、チーズが続いているところに、メインでどっちゃりきたので、それがつらかったのである。

 

デザートは、上品なパンナコッタ。ああ、素晴らしい。

 

山小屋でここまでのディナーをいただけるなんて、本当にイタリアの山小屋万歳である。