天気予報より、朝は雲っているが、そのうち晴れてくるだろうということはなんとなくわかっていた。それなので、ゆっくり朝ごはんを食べたりしていたら、目論見とおり晴れてきた。太陽の光がでてくると、もうどうにも落ち着いていられない。そそくさと準備を始めて、ウォーキングに出かけることにした。

フラットのすぐ入り口に、カヤックを乗っけたカールの車が持ち主を待っていた。そして、持ち主も登場。彼は、これから、カヤックで遊びにいくらしい。彼も太陽がでてきたら、家にいることができない性分なのだ。私と彼はおそらく同じセンサーを持っている。

しかしながら、あいつは、あいにくこのセンサーを持ち合わせていない。だから、行動時間、行動パターンが私とほとんど逆なのである。

今日は、目的地までのドライブだけでもかなり楽しい。この時期のイギリスは、本当に最高である。ずっとこの季節が続けばいいのにと毎年思うが、こんな感じの願いは、神様まで届かない。

目的地近くなると、なんだか見覚えがある。

「ずっと前に来たことがある・・・・・。」

そう、何年前かわからないが、寒くて、今にも雨が降りそうな日にここを歩いたような記憶がよみがえってきた。あの時は、ほんとなーーーにも楽しくなかった。ただのトレーニングという感じであった。

しかしながら、今日はあの日とは、全く違う。天気で、ここまで印象が、異なるのである。

こんな晴れた最高の天気なのに、駐車場には車が皆無である。ここは、人気がないのだろうか?それとも天気がいいので、もっと派手?な場所を歩いているのだろうか。

まずM40の下の暗い、ちょっと怖いトンネルをくぐる。そうすると車でも通れそうな大きな広い道がずっと続いている。新緑のきれいなこと。途中で桜みたいな花も咲いている。

ぐんぐん下っていくと、これまた素敵な新緑の下には、なんとブルーベルが咲いている。自宅近くのブルーベルがそろそろ終盤だったので、ブルーベルはあったとしても、もう見ごろじゃないだろうと思っていた。
だがしかし、まだまだ元気ではないか。おまけに、新緑とブルーベルという黄金コンビ。すんばらしい。

全く期待していなかったすばらしいものが予想外に存在するって、本当にうれしいのだ。逆に、すんごく期待していくと、大体期待はずれになる。それなので、いろんなことを期待するのは、やめたほうがいいのではないかと最近思っている。その方が、こころ穏やかに生きていける。

ブルーベルと新緑のトンネルを抜けていくと、フットパスの道が丘の上の方に続いている。それなので、丘の方にも行ってみた。私が、丘を登り始めると、派手な雉がとことこマヌケッぽく逃げている。イギリスの田舎には、なぜか雉がよく出没する。はじめみたときは、真剣にびっくりしたが、もう全然珍しくない。おまけに、この前はファームショップで、雉の肉が売られていた。あんまり食べたいとは思わない。

そして、私がえっこら登っていると、びっくりした他の雉が、ものすごい声を上げて、逃げていった。私もこれにはさすがに、びっくりし、大声を出してしまった。全く心臓によくない。人間の気配をもっと早く感じ、早く逃げてほしいものである。

それにしても、すばらしい天気。すばらしい景色。この時期のイギリスは、本当にすばらしい。

そして今日のもっとも高い地点に着たが、場所がよくわからないので、同じ道を帰ることにした。地図の見方を覚えるのではなく、そろそろGPSを購入しなくてはという気になってきた。イギリスのフットパスなどは、縦横無尽に張り巡らされているために、真剣に迷子になるのである。今日だって、地図はあるが、どこにいるかよくわからなくなっている。

けどそんなことは、どうでもよいのだ。こんな最高の天気の日に、新緑とブルーベルの中を歩くことができるという幸せ。

そして、最近の私のお気に入りは、散歩の途中の読書である。先週も、散歩途中に簡単な電子書籍を一冊読んでしまった。新緑の中のベンチで、お菓子を食べながら、読書するってかなり楽しいのである。こういう過ごし方がすぐ近所(車で1時間は近所じゃないかな?)でできるって、本当に幸せである。

あーあ、今日も楽しかった。

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こんないい天気なのに、駐車場は私の車だけ。なぜ???


この新緑の道だけで感動~。



ちょっと開けたとこ


麦かなあ?




ブルーベルと白い花。かすみ草的効果でかわいい。



ほんとに素敵な散歩道



ほんと最高~。





美しすぎる新緑



帰り道。このベンチで、お菓子タイム&しばし読書。至福のひととき。



ゆるい登り。













逃げる雉。




日本で昔よく見たような気がする花。