今日は、運転の距離は大したことないのであるが、2時間くらいホテルまで歩かなくてはならない。おまけに、天気予報がそれほどよくないので、場合によっては、吹雪で真っ白の中ホテルまで歩かなくてはならない。全く危機感なく、すやすや眠っているあいつをたたきおこし、今日はもしかしたら、生死をさまよう日になるかもしれないんだときつく言い聞かせる。
ホテルまでの道はいくら圧雪されて歩きやすいとはいっても、吹雪いたりしたら、危ないのには変わりない。おまけに、最近は日が長くなってきたとはいえ、今日もスイスに到着まで何があるかわからない。場合によっては時間が遅くなってしまうかもしれないのだ。それなので、危機感が全くないあいつを脅しておく必要がある。
朝食は、ホテルにて。他の人が食べ物を準備してくれるってほんとうれしい。あいつはいつもそれを当たり前だと思いこんでいるので、それが当たり前ではないことを思い知らせねばならない。大陸の朝食って感じで、ハムとチーズ、それからクロワッサンとパンドショコラも。そのたいろいろ。ああ、ほんと幸せ。
車に乗り、ナビをセットするとなんと12時ぐらいには、ケーブルカーがでている町St.Lucには、到着するらしい。かなり余裕であることが判明したので、せっかくなので、この小さい町を車でふらふらすることにした。しかしイースターの土曜日の朝ということで、非常にひっそり。店なんかも当然閉まっている。しかしながら、開いているパン屋さんを発見!フランスのパン屋さん好きとしては、入らずにはいられなかった。
当たり前に、大量のバゲットが売っている。バケットを買いたい衝動にかられるが、あんなでかいバケットを買っても全部ランチで食べることできないし、はさむチーズもハムもない。パンをきるナイフもない。それなので、パンドショコラをランチ用として買ってみた。それから、なぜかあいつが変なところから埃まみれのワインを発見。あいつ曰く、このワインはおいしそうだということ。私もそんな気がしたので、パン屋でワインも買ってみた。それにしても、パン屋とは、入るだけで幸せになる場所である。
それからスイスに向けて出発であったが、国境近くに行くまでの道がすごかった。今までこんな道は通ったことがなかったので、この宿にとまったがために通ることになったのである。何がすごいというと、ぐにゃぐにゃの山道であることだけではなく、何層にもなった岩を削ってできたようなのである。ものすごい壁がずっと続いているのである。ここってたぶんすごく有名なんじゃないかと思うくらい、ものすごく奇妙な道であった。いつもと違うルートを通るのもいいものである。
そこを通りぬけると、そろそろスイスである。実は、フランス側からスイスに入るのは初めてである。なぜか本当にいつもいつも、ドイツ側からスイスに入国していたのだった。ドイツ側から入国するときは、いつも40スイスフランを払って、1年間有効のシールを車に貼られてしまう。フランス側からだとどうなのであろうか?
フランス側からだったら、払わなくてもいいかなあなんて期待が高まる。
だがしかし、別にドイツから入ってもフランスから入っても、同じように40フラン払わなくてはならなかった。一年に1回くらいしかこない私たちには、値引きとかしてくれてもいいのに。おまけに、人が徴収にくるので、現金じゃないとだめな雰囲気なのだ。今回は奇跡的にスイスフランがあったので、助かったが、現金を持ってなかったら、面倒なことになってたかもしれない。車でスイスに入国する人は40フランは持ってたほうがいいと思う。後で調べたら、これはスイス国内の高速道路料金ということ。
スイスに入国して少し走ると、レマン湖が見えてくる。そして、レマン湖の後ろには、美しい雪をかぶった山も。もうこの山を見て、興奮。思わず車の中で叫び声をあげ、あいつに変人扱いされる。それにしても、久しぶりである、約2年ぶりくらいだ。それにしてもレマン湖の色って、何でこんなにきれいなんだろう。車だとかなり上の方から見ることになるのだが、列車だともっと近くからレマン湖を見ることができる。飛行機で来ると、ジュネーブからこの景色をもっと近くから楽しむことができる。どっちも捨てがたいのである。
そうこうしていると、なぜかいつも立ち寄ってしまうセントバーナードのサービスに、到着した。ここは、なぜかいつも立ち寄ってしまうこととなり、もうかれこれ10回以上とか来ているのではないだろうか。このサービスの入り口では、セントバーナード犬の木の置物がいつも迎えてくれる。
今年からか、トイレに1フランか1ユーロが必要となっていた。しかし、券を出すと、ここでの何かの購入に利用することができる。うん。よい方法である。私たちもそんなこんなで、ここで軽く何か食べることにした。
スイスのサービスには、マルシェと呼ばれるフードコートみたいなとこがある。ここの食べ物が、新鮮でかなりおいしいのである。ジュースなどもフレッシュフルーツから絞りたてみたいだし、パンもその場で焼いてるし、サラダとかも目の前で作ってる。お肉とかは、注文したら目も前で焼いてくれる。サンドイッチも目の前で作ってくれる。さすがにスープとかは既に作ってあるけど、きちんとした野菜から作っている感じがする。
フランスとの物価の差に、愕然とするが、まあ美味しいので許せるのである。それにしても質のよい食べ物に大満足。ただのチーズステックとかが、真剣においしいのである。
このサービスを過ぎて、少し走ると、アルプスの谷に入っていくので、ものすごい山道となる。こういう道になるとあいつは遊び始めるので、私には非常に迷惑である。あいつ一人であれば、勝手に遊んでればいいのだが、私が乗っているのに、車で遊び始める。本当に、何かあったらどうするのか。(前には何かあったが・・・)
山道をぐんぐん登り、いくつかのおなじみのかわいい村を通りすぎるとST.LUCに到着である。この小さい町に私たちは、何回来たのだろうか。以前は、町のホテルにも宿泊したので、ホテルに車を置かせてもらったが、今回は、町の駐車場に止める予定である。どうか、コインが足りますようにと祈るのみである。一番初めに来たときは、確か観光案内所みたいなとこで、駐車料金の支払いができたが、今回はイースターだからであろう。しっかり閉まっていた。
駐車場内のチケットマシーンで見てみると、24時間で5フランである。なんとかぎりぎりコインで5フラン。これからSt. Lucに来るときは、40フランプラス5フランである。それにしても、スイスのくせに、駐車場のマシンがコインしか受けつけないなんて、イギリスと同レベルである。最近カードなどでの支払いができるようになったイギリスの方がもしかしたら、ちょっと上かもしれない。スイスも都市部だったら、もっと進んでいるかもしれないが。それにしても、普通に日本にいるとコインしか受け付けてくれないマシンって、信じられないだろうな・・・。
それにしても、St. Lucの町は、かなり静かである。スーパーも観光案内所も閉まっている。カフェやレストランは、なんとなく開いていそうな雰囲気のところもある。しかし、人通りもほとんどなく、非常に静まった感じである。
そんな町の駐車場で、雪山準備と、雪使用への着替えが始まった。着替えてると雪がちらちらしてきた。予報通りこれから雪になるかもしれない。気合を入れなくてはと、集中したりしてみた。それにしても、駐車場で着替えるアジア人ってかなり怪しいけど、誰もいなかったし、気にしないことにする。雪山仕様に変身してから、フェニキュラー(ケーブルカーのことだが、ここではフェニキュラーと呼ばれている。)の駅に向かって歩き始める。こんなに遠かったっけ?ってぐらい、離れていた。フェニキュラーに近づくにつれて、そこそこ人気がしてきた。やはりイースターのスキー客ぐらいは、いるのだろう。
往復のチケットを購入し、フェニキュラーに乗る。このチケットは、翌日に下りてもいいらしい。実は、ホテルからフェニキュラー経由ではなく、別ルートでSt. Lucまで下るルートもあるのだが、もう春だし、なだれがちと怖いなあということで、今回は行きも帰りもフェニキュラーを利用することにした。
フェニキュラーで、ぐーーーーーんと登ると、もうスキー場である。ここのスキー場は、あいつ曰く”赤ちゃんスキー場。一日ちょっと遊ぶにはちょうどいい”。ちなみに私は、いつもスキーではなく、スノーシューでそこらへんを散策しているので、スキーをしたことはない。はたからみても、それほど大きな感じのスキー場には見えない。私もスキーができれば、スキーもしたいが、スキーよりもスノーシューで遊びたいし、これ以上いろいろ広げても遊びきれない。ということで、ゲレンデスキーまで始める余裕は、ここ数年はないと思われる。
ここで、更に帽子をかぶったり、スパッツを装着したりして、これからの道に備える。そして、朝パン屋さんで購入したパンドショコラもおいしくいただいた。
さて、久しぶりの山歩きである。しかしながら、雪がぱらぱらしているし、景色はほとんど望めない。一番初めにここに来たのは、3年前のイースターであったが、その時に比べて雪が非常に多い。確か3年前は、スキー場近辺は、雪がほとんどなく、ぐちゃぐちゃの状態であった。しかし今回は、雪がたっぷりしっかりある。やはり白い雪を見るだけでなぜか幸せに。私って雪の世界が本当に好きなんだと改めて認識する。
ホテル(といっても山小屋と思って訪れた方がいい)までの道は、圧雪されており、とても歩きやすい。別にスノーシューとかなくても大丈夫である。現にあいつは、スノーシューはいらんということで、トレッキングシューズのみで歩いている。私は、スノーシューをせっかくもってきたし、履いたほうが軽いので、スノーシューをはいてあるくことにした。相変わらず雪がちらちらし、町の方の景色はガスっていて見えない。しかしんがら、同じ標高ぐらいの景色はかろうじて見えるので、歩くにはそれほど問題はない。これで、ホワイトアウト状態だったら、私でもここを歩くのはちょっと怖いかもしれない。
おまけに、歩いている人もほとんどいない。今日の宿泊客は私たちだけ?なんて思いがふとよぎる。しかしながら、後ろがら歩くのが驚異的に早い人たちが、ぐんぐん私たちに追いつき、抜かして行った。ほんと、ここら辺の人たちは、歩くのが本当に早いのだ。というか私が遅すぎるのかもしれないが。まずスイスのコースタイムで、私が歩くことは不可能である。大体スイスのコースタイムの2倍ぐらいと想定するとちょうどよいのだ。今回もある場所からホテルまで1時間というコースタイムがでていたが、私はやっぱりその倍ぐらいかかっている。ちなみに、今回は2時ぐらいにスキー場を出発し、4時半ぐらいにホテルに到着したので、合計で2時間半くらいかかっている。これは、ここら辺の人からするとかなりののろのろ歩行であると思われる。
はじめは、森林の間のゆるい道を行くのであるが、しばらくたつと森林がなくなり、そんなに急ではないが、森林の中のゆるい道よりは少々角度のある登りが始まる。山はあの年末年始以来である。普通に雪山とか歩いている人には、かなり物足りない道だろう。ここは、スノーモービルが通れるくらいの、簡単な道であるから。
しかし、進むにつれて、なんだか様子が変わってきた。視界がどんどん狭くなってくるのだ。雪も確実にさっきよりは、激しくなってきている。吹雪とまではいかないが、雪がじゃんじゃん降ってきている。しかし、今日はこの前と違い時間も早いので、大丈夫だろうと気をとりなおして歩くことにする。こんな時には、別のグループの人とかが歩いているのを見ると安心する。
途中結構しんどいなあなんて思いながらも、ホテルまでそれほど難なく到着だ!今日はらくらくではあるが、目的地に到着するとやっぱりうれしい。
ホテルに入ると、やっぱりいつもと同じである。私たちは、このホテルというかシェフのオリバーに完全に胃袋をつかまれているので、このホテルには何でも寛容である。しかし、突っ込みたいところはいろいろある。いつも思うが、ここはWelcomeしてくれる雰囲気がホテルの入り口にまったくない!まあ、レセプションがなく、ホテルのバーがレセプションになっているので、仕方ないのだが。
しかしレセプションに行けば、オリバーかオリバーのおくさんが迎えてくれるのだ。それなので、廊下で、スパッツなどをはずして、ホテルのバーまで行く。今回はオリバーが迎えてくれた。
「わーい。オリバーだ。」
イコール今日もオリバーのディナーを食べることができるのだ。うれしすぎる。そして、スイスワインも!ここ数ヶ月働いたご褒美である。オリバーもやっぱり私たちを覚えててくれるので、適当にお話し、私は強烈にビールが飲みたくなったので、ビールをいただくこととした。
バーのテーブル席が意外と混みあっている。私たちが座ったら、ほぼ満席状態である。ここがこんなに混みあっているのを正直初めてみた。さきほど私たちを抜かしていった5人ぐらいのグループの人たちもここにいる。そして、みんなスープを飲んでいるのだ。それがまたおいしそうである。しかし、今この時間でスープを飲んでしまったら、オリバーの夕食に影響する。それなので、私たちは、ビールだけで我慢することにする。
そして後で気づいたのであるが、ここでスープを飲んでいた人たちというのは、これから下山する人たちだったのである。ちなみに時間は5時とかである。この時間で下山を始めるなんて、日本の感覚ではありえない。こんな時間に小屋を離れるってことを小屋の人に知れたら、普通は怒られる。しかし、ここでは問題ないらしい。確かに、今の季節であれば7時ぐらいまでは明るいので、あの人たちのスピードで歩けば、問題ないだろう。しかし、フェニキュラーは確か5時までの運行って書いてあった気もする。彼らはどのルートで降りるのあろうか。もしくは、スキー場近くの山小屋に泊まるのだろうか。謎が深まるのである。
おいしくビールをいただいた後は、部屋に行くことにした。部屋に入ってびっくり!なんと、かなり大きい部屋だったのだ。いつも泊まるのは小さな部屋で、ほとんどのスペースがベットで占領されているのであるが、今回の部屋は、ダブルベット、シングルベット、おまけに赤ちゃんベットまであったのだ。これはすごい。部屋の中で踊れるくらいのスペースもある。実はこんな部屋もあったのだ。リピーターなので、優遇してくれたのだと勝手に思い込む。
それにしてもここは、ホテルと思ってくると、痛い目にあうが、山小屋だと思ってくると感動の連続である。まず2300mという標高で、超山の中。それなのに、全館暖房ばっちりであるし、共同であるがシャワーも水もお湯もある。日本だと冬でこんなに、水が自由に使えるとこなんてないだろう。オリバーもさすがに冬は水がないから大変だと言ってはいたが、シャワー使わせてくれるほどの水がこの冬にあるなんて、すごすぎる。実は、水に関する説明が廊下に貼ってあったのだが、じっくり読んでこなかった。次回行ったときに、読んでこなくてはならない。
それから、私たちは、高山病対策として最もいけないことをしてしまった。おいしくビールをいただいた後に、なんと夕食まで爆睡してしまったのである。それにしても適度な運動の後のアルコール、昼寝。最高である。しかしこれがたぶん、少々の頭痛を引き起こすことになったのではないかと思われる。
最近高度に対する恐怖というものがなくなり、油断しまくりであった。あいつも以前ほどは高山病で苦しむことがなくなってきたので、あいつの健康に関しても、全く気にしないでいた。
7時少し前に、珍しくあいつに起こされた。あいつもオリバーのディナーとなると話が別なのであろう。本当にわくわくうきうきという感じである。
多少の頭痛は無視をして、るんるん気分でレストランに向かう。レストラン入り口で、さっき働いていた子がきちんと白のシャツに着替えており、席まで案内してくれた。いつもあいつが絶賛するのであるが、この山のレストランで、素敵なワイングラスが完璧に磨かれている。今日も、いつも同じように、グラスがきれいだと絶賛していた。念願のオリバーのディナーである。ここ数ヶ月は、このために仕事をしたようなものだ。
ここは、自分でオーダーするシステムではなく、オリバーがメニューを決めて、全てのお客様みんなに同じメニューをだしてくれるシステムである。あいつとも話していたが、このシステムって実は、下界でもかなり受けるのではないかということだ。どう考えたって、材料を見ていない素人が勝手に選ぶより、材料を見て、プロのシェフが自信をもって進めてくれるメニューの方がおいしいに決まっている。
最近ファーマーズマーケットなどにはまっている私は、まずよい材料を選び、それから今日のメニューを決めることにしている。その方が圧倒的においしいものを食べることができるし、新たなメニューを開拓することができる。
そして、いつも通りオリバーにワインを選んでもらうことにした。シェフが選ぶワインだから、料理に合わないわけがない。
そして運ばれてきたワイン。私がテイスティングをすることになった。まずワインの香りだけで、このワインがかなりおいしいであろうことが予想できる。匂いをかぐだけで、目がハートになる。一口飲むと、想像以上だが、私たちの大好きなスイスワイン独特のよさを感じることができる。
ここに来て、本当によかった。。。。。
またここに来るために、がんばろうと心に誓う。
さてさて、今日のメニューはなんだろう。
まずは、いつも通り絶品スープから。ああ、ほんと幸せ。今日はオリバーの奥さんは、ホテルにいないらしく、別の子がサーブしてくれる。しかし、英語がそれほどでないために、何のスープか聞いたが、結局何のスープかよくわからなかった。まあ、別によいのだ。おいしいのだから。
次もまたいつも通りサラダである。今日は、ビーツとかぶみたいなもののサラダである。写真が非常にうまくとれていないが、これまたシンプルな味でおいしいのだ。ワインともなぜか合う。
あーあ、本当に幸せである。
そして、ついにメイン。見ただけでは、何のお肉かわからない。食べても、いまいちわからない。ラムのような気がするが、ラム臭さが全くない。そして、じゃがいもの付け合せも、とっても私好み。素敵な塩加減。イギリス人とかなら、味が足りないとかいいかねないが、私たちには、絶妙の味付けなのである。スイス人とかフランス人にはどうなのだろうか。
あいつは、いつも通り”おかわり”である。そうそう、ここのいいところは、1皿目が私に適度な量であり、必要な人には、おかわりを出してくれるのである。あいつは、いつも2皿いただき、それで満足をしているらしい。周りを見ると、大体男性の方がおかわりをしている。
山の中だとどうしても全て食べなくてはいけないということが頭にあるが、ここではちょうどよい量で満足できるのもうれしい。
外を見ると雪がじゃんじゃん降っているのがわかる。晴れていれば、このレストランからSt. Lucの夜景がきれいに見えるのだ。しかしながら、今日は何も見えず、ホテルの光に照らされた雪だけが、元気に降り続いている。
最後はデザートとエスプレッソである。今日はフルーツとアイスクリーム。
本当にご馳走様。大満足のオリバーディナーであった。最後には、オリバーもテーブルまで来てくれて、あのお肉がやはりラムであったことが判明。よいお肉を使っているということだ。そして時間をかけて仕込んだという。ワインは、最近オリバーが、見つけてきたワインということであった。
それから、オリバーがこのホテルのオーナーになったということも教えてくれた。それでかもしれないが、彼のカンボジア人の奥さんが下界で事務をしているということ。今回の予約も彼女がしてくれた。
彼らと何かの仕事とか一緒にできたら、楽しそうだなあなんて、密かに思う。オリバーが燕山荘で、何名か限定の人たちに、このコースディナーとか出してくれたら、すごく面白いのになあなんて密かに思ってみる。しかしオリバーは登山をするのかな?ここは、スノーモービルで来ることができるし。けどここのオーナーになるということは、少なくとも山とか自然が好きなはずである。
今日は、少々の運動もしているので、疲れてぐっすりである。しかし、高度のせいだろうか、夜中に何度か目がさめて、寝返りをうったのはくっきり覚えている。
オリバーディナーで、今回のメインイベントは終わったと思っていた。
*****************
あいつ曰く、美しく磨かれたグラスたち。それからここ数年間の間に成長していたサボテン!
スープ
あーあ、これも写真が下手・・・・。メインのラム。
以前のホテルヴァイスホルンの様子は以下をご覧くださいませ~。こっちの方が写真がきれいです!
クリスマスに行った時
http://hama-sush-jp.pro/pingdao/entry-11438338088.html
夏のトレッキング時(オートルート)に寄った時
http://hama-sush-jp.pro/pingdao/entry-11610492408.html
ホテルまでの道はいくら圧雪されて歩きやすいとはいっても、吹雪いたりしたら、危ないのには変わりない。おまけに、最近は日が長くなってきたとはいえ、今日もスイスに到着まで何があるかわからない。場合によっては時間が遅くなってしまうかもしれないのだ。それなので、危機感が全くないあいつを脅しておく必要がある。
朝食は、ホテルにて。他の人が食べ物を準備してくれるってほんとうれしい。あいつはいつもそれを当たり前だと思いこんでいるので、それが当たり前ではないことを思い知らせねばならない。大陸の朝食って感じで、ハムとチーズ、それからクロワッサンとパンドショコラも。そのたいろいろ。ああ、ほんと幸せ。
車に乗り、ナビをセットするとなんと12時ぐらいには、ケーブルカーがでている町St.Lucには、到着するらしい。かなり余裕であることが判明したので、せっかくなので、この小さい町を車でふらふらすることにした。しかしイースターの土曜日の朝ということで、非常にひっそり。店なんかも当然閉まっている。しかしながら、開いているパン屋さんを発見!フランスのパン屋さん好きとしては、入らずにはいられなかった。
当たり前に、大量のバゲットが売っている。バケットを買いたい衝動にかられるが、あんなでかいバケットを買っても全部ランチで食べることできないし、はさむチーズもハムもない。パンをきるナイフもない。それなので、パンドショコラをランチ用として買ってみた。それから、なぜかあいつが変なところから埃まみれのワインを発見。あいつ曰く、このワインはおいしそうだということ。私もそんな気がしたので、パン屋でワインも買ってみた。それにしても、パン屋とは、入るだけで幸せになる場所である。
それからスイスに向けて出発であったが、国境近くに行くまでの道がすごかった。今までこんな道は通ったことがなかったので、この宿にとまったがために通ることになったのである。何がすごいというと、ぐにゃぐにゃの山道であることだけではなく、何層にもなった岩を削ってできたようなのである。ものすごい壁がずっと続いているのである。ここってたぶんすごく有名なんじゃないかと思うくらい、ものすごく奇妙な道であった。いつもと違うルートを通るのもいいものである。
そこを通りぬけると、そろそろスイスである。実は、フランス側からスイスに入るのは初めてである。なぜか本当にいつもいつも、ドイツ側からスイスに入国していたのだった。ドイツ側から入国するときは、いつも40スイスフランを払って、1年間有効のシールを車に貼られてしまう。フランス側からだとどうなのであろうか?
フランス側からだったら、払わなくてもいいかなあなんて期待が高まる。
だがしかし、別にドイツから入ってもフランスから入っても、同じように40フラン払わなくてはならなかった。一年に1回くらいしかこない私たちには、値引きとかしてくれてもいいのに。おまけに、人が徴収にくるので、現金じゃないとだめな雰囲気なのだ。今回は奇跡的にスイスフランがあったので、助かったが、現金を持ってなかったら、面倒なことになってたかもしれない。車でスイスに入国する人は40フランは持ってたほうがいいと思う。後で調べたら、これはスイス国内の高速道路料金ということ。
スイスに入国して少し走ると、レマン湖が見えてくる。そして、レマン湖の後ろには、美しい雪をかぶった山も。もうこの山を見て、興奮。思わず車の中で叫び声をあげ、あいつに変人扱いされる。それにしても、久しぶりである、約2年ぶりくらいだ。それにしてもレマン湖の色って、何でこんなにきれいなんだろう。車だとかなり上の方から見ることになるのだが、列車だともっと近くからレマン湖を見ることができる。飛行機で来ると、ジュネーブからこの景色をもっと近くから楽しむことができる。どっちも捨てがたいのである。
そうこうしていると、なぜかいつも立ち寄ってしまうセントバーナードのサービスに、到着した。ここは、なぜかいつも立ち寄ってしまうこととなり、もうかれこれ10回以上とか来ているのではないだろうか。このサービスの入り口では、セントバーナード犬の木の置物がいつも迎えてくれる。
今年からか、トイレに1フランか1ユーロが必要となっていた。しかし、券を出すと、ここでの何かの購入に利用することができる。うん。よい方法である。私たちもそんなこんなで、ここで軽く何か食べることにした。
スイスのサービスには、マルシェと呼ばれるフードコートみたいなとこがある。ここの食べ物が、新鮮でかなりおいしいのである。ジュースなどもフレッシュフルーツから絞りたてみたいだし、パンもその場で焼いてるし、サラダとかも目の前で作ってる。お肉とかは、注文したら目も前で焼いてくれる。サンドイッチも目の前で作ってくれる。さすがにスープとかは既に作ってあるけど、きちんとした野菜から作っている感じがする。
フランスとの物価の差に、愕然とするが、まあ美味しいので許せるのである。それにしても質のよい食べ物に大満足。ただのチーズステックとかが、真剣においしいのである。
このサービスを過ぎて、少し走ると、アルプスの谷に入っていくので、ものすごい山道となる。こういう道になるとあいつは遊び始めるので、私には非常に迷惑である。あいつ一人であれば、勝手に遊んでればいいのだが、私が乗っているのに、車で遊び始める。本当に、何かあったらどうするのか。(前には何かあったが・・・)
山道をぐんぐん登り、いくつかのおなじみのかわいい村を通りすぎるとST.LUCに到着である。この小さい町に私たちは、何回来たのだろうか。以前は、町のホテルにも宿泊したので、ホテルに車を置かせてもらったが、今回は、町の駐車場に止める予定である。どうか、コインが足りますようにと祈るのみである。一番初めに来たときは、確か観光案内所みたいなとこで、駐車料金の支払いができたが、今回はイースターだからであろう。しっかり閉まっていた。
駐車場内のチケットマシーンで見てみると、24時間で5フランである。なんとかぎりぎりコインで5フラン。これからSt. Lucに来るときは、40フランプラス5フランである。それにしても、スイスのくせに、駐車場のマシンがコインしか受けつけないなんて、イギリスと同レベルである。最近カードなどでの支払いができるようになったイギリスの方がもしかしたら、ちょっと上かもしれない。スイスも都市部だったら、もっと進んでいるかもしれないが。それにしても、普通に日本にいるとコインしか受け付けてくれないマシンって、信じられないだろうな・・・。
それにしても、St. Lucの町は、かなり静かである。スーパーも観光案内所も閉まっている。カフェやレストランは、なんとなく開いていそうな雰囲気のところもある。しかし、人通りもほとんどなく、非常に静まった感じである。
そんな町の駐車場で、雪山準備と、雪使用への着替えが始まった。着替えてると雪がちらちらしてきた。予報通りこれから雪になるかもしれない。気合を入れなくてはと、集中したりしてみた。それにしても、駐車場で着替えるアジア人ってかなり怪しいけど、誰もいなかったし、気にしないことにする。雪山仕様に変身してから、フェニキュラー(ケーブルカーのことだが、ここではフェニキュラーと呼ばれている。)の駅に向かって歩き始める。こんなに遠かったっけ?ってぐらい、離れていた。フェニキュラーに近づくにつれて、そこそこ人気がしてきた。やはりイースターのスキー客ぐらいは、いるのだろう。
往復のチケットを購入し、フェニキュラーに乗る。このチケットは、翌日に下りてもいいらしい。実は、ホテルからフェニキュラー経由ではなく、別ルートでSt. Lucまで下るルートもあるのだが、もう春だし、なだれがちと怖いなあということで、今回は行きも帰りもフェニキュラーを利用することにした。
フェニキュラーで、ぐーーーーーんと登ると、もうスキー場である。ここのスキー場は、あいつ曰く”赤ちゃんスキー場。一日ちょっと遊ぶにはちょうどいい”。ちなみに私は、いつもスキーではなく、スノーシューでそこらへんを散策しているので、スキーをしたことはない。はたからみても、それほど大きな感じのスキー場には見えない。私もスキーができれば、スキーもしたいが、スキーよりもスノーシューで遊びたいし、これ以上いろいろ広げても遊びきれない。ということで、ゲレンデスキーまで始める余裕は、ここ数年はないと思われる。
ここで、更に帽子をかぶったり、スパッツを装着したりして、これからの道に備える。そして、朝パン屋さんで購入したパンドショコラもおいしくいただいた。
さて、久しぶりの山歩きである。しかしながら、雪がぱらぱらしているし、景色はほとんど望めない。一番初めにここに来たのは、3年前のイースターであったが、その時に比べて雪が非常に多い。確か3年前は、スキー場近辺は、雪がほとんどなく、ぐちゃぐちゃの状態であった。しかし今回は、雪がたっぷりしっかりある。やはり白い雪を見るだけでなぜか幸せに。私って雪の世界が本当に好きなんだと改めて認識する。
ホテル(といっても山小屋と思って訪れた方がいい)までの道は、圧雪されており、とても歩きやすい。別にスノーシューとかなくても大丈夫である。現にあいつは、スノーシューはいらんということで、トレッキングシューズのみで歩いている。私は、スノーシューをせっかくもってきたし、履いたほうが軽いので、スノーシューをはいてあるくことにした。相変わらず雪がちらちらし、町の方の景色はガスっていて見えない。しかしんがら、同じ標高ぐらいの景色はかろうじて見えるので、歩くにはそれほど問題はない。これで、ホワイトアウト状態だったら、私でもここを歩くのはちょっと怖いかもしれない。
おまけに、歩いている人もほとんどいない。今日の宿泊客は私たちだけ?なんて思いがふとよぎる。しかしながら、後ろがら歩くのが驚異的に早い人たちが、ぐんぐん私たちに追いつき、抜かして行った。ほんと、ここら辺の人たちは、歩くのが本当に早いのだ。というか私が遅すぎるのかもしれないが。まずスイスのコースタイムで、私が歩くことは不可能である。大体スイスのコースタイムの2倍ぐらいと想定するとちょうどよいのだ。今回もある場所からホテルまで1時間というコースタイムがでていたが、私はやっぱりその倍ぐらいかかっている。ちなみに、今回は2時ぐらいにスキー場を出発し、4時半ぐらいにホテルに到着したので、合計で2時間半くらいかかっている。これは、ここら辺の人からするとかなりののろのろ歩行であると思われる。
はじめは、森林の間のゆるい道を行くのであるが、しばらくたつと森林がなくなり、そんなに急ではないが、森林の中のゆるい道よりは少々角度のある登りが始まる。山はあの年末年始以来である。普通に雪山とか歩いている人には、かなり物足りない道だろう。ここは、スノーモービルが通れるくらいの、簡単な道であるから。
しかし、進むにつれて、なんだか様子が変わってきた。視界がどんどん狭くなってくるのだ。雪も確実にさっきよりは、激しくなってきている。吹雪とまではいかないが、雪がじゃんじゃん降ってきている。しかし、今日はこの前と違い時間も早いので、大丈夫だろうと気をとりなおして歩くことにする。こんな時には、別のグループの人とかが歩いているのを見ると安心する。
途中結構しんどいなあなんて思いながらも、ホテルまでそれほど難なく到着だ!今日はらくらくではあるが、目的地に到着するとやっぱりうれしい。
ホテルに入ると、やっぱりいつもと同じである。私たちは、このホテルというかシェフのオリバーに完全に胃袋をつかまれているので、このホテルには何でも寛容である。しかし、突っ込みたいところはいろいろある。いつも思うが、ここはWelcomeしてくれる雰囲気がホテルの入り口にまったくない!まあ、レセプションがなく、ホテルのバーがレセプションになっているので、仕方ないのだが。
しかしレセプションに行けば、オリバーかオリバーのおくさんが迎えてくれるのだ。それなので、廊下で、スパッツなどをはずして、ホテルのバーまで行く。今回はオリバーが迎えてくれた。
「わーい。オリバーだ。」
イコール今日もオリバーのディナーを食べることができるのだ。うれしすぎる。そして、スイスワインも!ここ数ヶ月働いたご褒美である。オリバーもやっぱり私たちを覚えててくれるので、適当にお話し、私は強烈にビールが飲みたくなったので、ビールをいただくこととした。
バーのテーブル席が意外と混みあっている。私たちが座ったら、ほぼ満席状態である。ここがこんなに混みあっているのを正直初めてみた。さきほど私たちを抜かしていった5人ぐらいのグループの人たちもここにいる。そして、みんなスープを飲んでいるのだ。それがまたおいしそうである。しかし、今この時間でスープを飲んでしまったら、オリバーの夕食に影響する。それなので、私たちは、ビールだけで我慢することにする。
そして後で気づいたのであるが、ここでスープを飲んでいた人たちというのは、これから下山する人たちだったのである。ちなみに時間は5時とかである。この時間で下山を始めるなんて、日本の感覚ではありえない。こんな時間に小屋を離れるってことを小屋の人に知れたら、普通は怒られる。しかし、ここでは問題ないらしい。確かに、今の季節であれば7時ぐらいまでは明るいので、あの人たちのスピードで歩けば、問題ないだろう。しかし、フェニキュラーは確か5時までの運行って書いてあった気もする。彼らはどのルートで降りるのあろうか。もしくは、スキー場近くの山小屋に泊まるのだろうか。謎が深まるのである。
おいしくビールをいただいた後は、部屋に行くことにした。部屋に入ってびっくり!なんと、かなり大きい部屋だったのだ。いつも泊まるのは小さな部屋で、ほとんどのスペースがベットで占領されているのであるが、今回の部屋は、ダブルベット、シングルベット、おまけに赤ちゃんベットまであったのだ。これはすごい。部屋の中で踊れるくらいのスペースもある。実はこんな部屋もあったのだ。リピーターなので、優遇してくれたのだと勝手に思い込む。
それにしてもここは、ホテルと思ってくると、痛い目にあうが、山小屋だと思ってくると感動の連続である。まず2300mという標高で、超山の中。それなのに、全館暖房ばっちりであるし、共同であるがシャワーも水もお湯もある。日本だと冬でこんなに、水が自由に使えるとこなんてないだろう。オリバーもさすがに冬は水がないから大変だと言ってはいたが、シャワー使わせてくれるほどの水がこの冬にあるなんて、すごすぎる。実は、水に関する説明が廊下に貼ってあったのだが、じっくり読んでこなかった。次回行ったときに、読んでこなくてはならない。
それから、私たちは、高山病対策として最もいけないことをしてしまった。おいしくビールをいただいた後に、なんと夕食まで爆睡してしまったのである。それにしても適度な運動の後のアルコール、昼寝。最高である。しかしこれがたぶん、少々の頭痛を引き起こすことになったのではないかと思われる。
最近高度に対する恐怖というものがなくなり、油断しまくりであった。あいつも以前ほどは高山病で苦しむことがなくなってきたので、あいつの健康に関しても、全く気にしないでいた。
7時少し前に、珍しくあいつに起こされた。あいつもオリバーのディナーとなると話が別なのであろう。本当にわくわくうきうきという感じである。
多少の頭痛は無視をして、るんるん気分でレストランに向かう。レストラン入り口で、さっき働いていた子がきちんと白のシャツに着替えており、席まで案内してくれた。いつもあいつが絶賛するのであるが、この山のレストランで、素敵なワイングラスが完璧に磨かれている。今日も、いつも同じように、グラスがきれいだと絶賛していた。念願のオリバーのディナーである。ここ数ヶ月は、このために仕事をしたようなものだ。
ここは、自分でオーダーするシステムではなく、オリバーがメニューを決めて、全てのお客様みんなに同じメニューをだしてくれるシステムである。あいつとも話していたが、このシステムって実は、下界でもかなり受けるのではないかということだ。どう考えたって、材料を見ていない素人が勝手に選ぶより、材料を見て、プロのシェフが自信をもって進めてくれるメニューの方がおいしいに決まっている。
最近ファーマーズマーケットなどにはまっている私は、まずよい材料を選び、それから今日のメニューを決めることにしている。その方が圧倒的においしいものを食べることができるし、新たなメニューを開拓することができる。
そして、いつも通りオリバーにワインを選んでもらうことにした。シェフが選ぶワインだから、料理に合わないわけがない。
そして運ばれてきたワイン。私がテイスティングをすることになった。まずワインの香りだけで、このワインがかなりおいしいであろうことが予想できる。匂いをかぐだけで、目がハートになる。一口飲むと、想像以上だが、私たちの大好きなスイスワイン独特のよさを感じることができる。
ここに来て、本当によかった。。。。。
またここに来るために、がんばろうと心に誓う。
さてさて、今日のメニューはなんだろう。
まずは、いつも通り絶品スープから。ああ、ほんと幸せ。今日はオリバーの奥さんは、ホテルにいないらしく、別の子がサーブしてくれる。しかし、英語がそれほどでないために、何のスープか聞いたが、結局何のスープかよくわからなかった。まあ、別によいのだ。おいしいのだから。
次もまたいつも通りサラダである。今日は、ビーツとかぶみたいなもののサラダである。写真が非常にうまくとれていないが、これまたシンプルな味でおいしいのだ。ワインともなぜか合う。
あーあ、本当に幸せである。
そして、ついにメイン。見ただけでは、何のお肉かわからない。食べても、いまいちわからない。ラムのような気がするが、ラム臭さが全くない。そして、じゃがいもの付け合せも、とっても私好み。素敵な塩加減。イギリス人とかなら、味が足りないとかいいかねないが、私たちには、絶妙の味付けなのである。スイス人とかフランス人にはどうなのだろうか。
あいつは、いつも通り”おかわり”である。そうそう、ここのいいところは、1皿目が私に適度な量であり、必要な人には、おかわりを出してくれるのである。あいつは、いつも2皿いただき、それで満足をしているらしい。周りを見ると、大体男性の方がおかわりをしている。
山の中だとどうしても全て食べなくてはいけないということが頭にあるが、ここではちょうどよい量で満足できるのもうれしい。
外を見ると雪がじゃんじゃん降っているのがわかる。晴れていれば、このレストランからSt. Lucの夜景がきれいに見えるのだ。しかしながら、今日は何も見えず、ホテルの光に照らされた雪だけが、元気に降り続いている。
最後はデザートとエスプレッソである。今日はフルーツとアイスクリーム。
本当にご馳走様。大満足のオリバーディナーであった。最後には、オリバーもテーブルまで来てくれて、あのお肉がやはりラムであったことが判明。よいお肉を使っているということだ。そして時間をかけて仕込んだという。ワインは、最近オリバーが、見つけてきたワインということであった。
それから、オリバーがこのホテルのオーナーになったということも教えてくれた。それでかもしれないが、彼のカンボジア人の奥さんが下界で事務をしているということ。今回の予約も彼女がしてくれた。
彼らと何かの仕事とか一緒にできたら、楽しそうだなあなんて、密かに思う。オリバーが燕山荘で、何名か限定の人たちに、このコースディナーとか出してくれたら、すごく面白いのになあなんて密かに思ってみる。しかしオリバーは登山をするのかな?ここは、スノーモービルで来ることができるし。けどここのオーナーになるということは、少なくとも山とか自然が好きなはずである。
今日は、少々の運動もしているので、疲れてぐっすりである。しかし、高度のせいだろうか、夜中に何度か目がさめて、寝返りをうったのはくっきり覚えている。
オリバーディナーで、今回のメインイベントは終わったと思っていた。
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あいつ曰く、美しく磨かれたグラスたち。それからここ数年間の間に成長していたサボテン!
スープ

あーあ、これも写真が下手・・・・。メインのラム。
以前のホテルヴァイスホルンの様子は以下をご覧くださいませ~。こっちの方が写真がきれいです!
クリスマスに行った時
http://hama-sush-jp.pro/pingdao/entry-11438338088.html
夏のトレッキング時(オートルート)に寄った時
http://hama-sush-jp.pro/pingdao/entry-11610492408.html





