昨日、叔父ちゃんを見送った。
お父さんのお兄ちゃんで、おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に住んでいた叔父ちゃん。
子供の頃、沢山遊んでくれた叔父ちゃん。
幼い日に誕生日にと、昆虫が好きな私にファーブル昆虫記の全巻をプレゼントしてくれた。
趣味が多く、音楽、読書、絵...食べ歩き。
社交的で友人も多かった叔父ちゃん。
もう何年も前におじいちゃん、おばあちゃんが虹の橋を渡り、ひとりで暮らしていた叔父ちゃんが亡くなったと電話があったのは日曜の昼前だった。
仕事に来なかった叔父ちゃんを心配した会社の方が警察に連絡をして居間で亡くなっていたことが分かった。
世間で言う「孤独死」だった。
とても衝撃的で受け入れるのに時間がかかった。
父と母は警察やら役所やらで半日程帰ってこず、10日に亡くなっていたこともあり、これ以上安置しておく事は叔父ちゃんの為にも良くないと判断した父が、昨日簡単な家族葬をすると決めて通夜もないまま火葬する事にした。
倒れた時に顔をぶつけたようで、傷を負った叔父ちゃんにさよならをし、空高く上がる煙を家族で見送った。
空はとても晴れて青く澄んでいた。
まるで叔父ちゃんが空に上がりやすいように、導くように空は何処までも青かった。
主を無くした家の中で、父が「誰も居なくなってしまった...」と呟いた時、大量の涙が溢れた。
父さん、ひとりじゃないよ。
私たちが居るから。
ひとりで倒れてそのまま亡くなってしまった叔父ちゃんだったけど、その人柄ゆえに早く見つけて貰えたんだ。
そのことがとても嬉しく、そして周りの方に感謝する。
ありがとうございました。
叔父ちゃん、今はおじいちゃんとおばあちゃんに会えてるかな?
大好きな音楽と本に囲まれているかな?
叔父ちゃん、ありがとう。
