少し前に観た映画「星めぐりの町」
ちょっと意外だったけど、小林稔侍さん初主演映画だそうです。
名わき役としては知っていましたけど主演はなかったのですね~。
 
 
愛知県豊田市。
こんな美しい場所があるんだと羨ましいくらい。
すべて豊田市かどうかは分からないけどぉニヤリ
それでも、日本の原風景みたいな田畑や家や森など、癒される。
いまだに、釜でご飯を炊き、囲炉裏の周りでご飯を食べる父子。
お風呂は薪だし~~びっくり
 
そんな父と娘の二人暮らしの家に、突然、とお~~い、とお~~い亡くなった妻の遠縁の子供がやってくる。
どうやら、あちこち転転としたらしいが、どこの家からも厄介払いらしい。
 
2011年3月。
春と言うには寒かったあの日。
少年の家は流され、両親もきょうだいも、確か、祖父母も?亡くなった。
 
冒頭に「衝撃的な映像が流れます。
小さなお子様は保護者とご覧ください。」と出て覚悟したけど、久しぶりに観た、あの津波の映像は辛いものだった。
一瞬にして人も車も家も流された。
一人生き残った少年の胸中など察することも想像することも難しい。
しかも、当時、幼児だったのだ。
突然、家族がいなくなったことを理解できたのか。
トラウマとなって生きることさえ困難になっている少年。
きっと、こんな経験をした方がたくさんいらっしゃる。
 
この少年は、オーディションで選ばれたらしく、よくいる大人顔負けの子役とは違う。
それがかえって良いのだ。
セリフは今一つだけど、あれだけの体験をして恐怖に怯えたり、大人を信じることのできない淋しさを身体で演じていた。
素人っぽい人もたくさん出てきて、なんだか手作り感覚のある映画でした。
 
人は人とのかかわりでしか救われることはない。
救えるのは愛でしかない。
それも、愛してるよ~のメッセージではなく、日常にある当たり前の暖かさこそが愛なんだと思えた。
 
稔侍さんの娘を壇蜜さん。
これがね、なかなか良いのよね。
男前な娘、カッコイイラブラブ
少年とのかかわり方も、ほんとカッコイイ。
 
日常に疲れている方は、この日曜日にいかがですか?