ショパンコンクールが終わりましたね。

協奏曲…で思ったこと

 

もう30年以上前…

少年合唱団の伴奏をしていた頃、合唱団の指揮者と一緒にコンサートへ行った。

それは、ピアノ協奏曲ばかりを3人のソリストが弾くというものだった。

 

大ホールでオケと協奏曲

もちろん名曲ばかり

 

オケがかなりの音量で鳴らしても

ちゃんと聞こえてくるピアノのあれば

全く聞こえないピアノもあり…

 

一緒に行った指揮者は私に

「部屋で聴いてるとものすごく大きい音で聞こえるのに、ホールだと何で音が小さくて聞こえないの?」

と尋ねた。

 

「あ…そうですねえ…何が違うんだろ?」

 

確かに、近くではすごく強い音を出してるっぽい…

だけど、ホールでは音が飛んでこない。

 

響く音と響かない音

 

そこから私の探求が始まった。

 

近くで聴くと

とても美しい音で音色も多彩…

でも

響かない音もある

 

大ホールの端まで届くppは憧れで

 

もちろん協奏曲で大音量のオケに負けないピアノの音(それも美しいff)も

ピアノ弾きは手に入れたい

 

ドイツ留学しても分からず😢

 

 

それから数年後

 

ようやくわかった‼️

 

 

鍵は

ピアノの構造

 

「どのタイミングで音が鳴るのか?」

 

ピアノは鍵盤が一番下まで下がった時に

ハンマーが弦を打つのでは無いんだ。

 

実は一番下よりほんの少し浅いところで

弦を打つ

 

そして

一番下まで押し込むように打鍵すると

響きが損なわれる😢

 

もちろん鍵盤が底に着く音も雑音になってしまう。

 

こういうピアノの構造を知ることで

どんなテクニックが必要かを考える手立てになる。

 

もちろん鍵盤の浅いところを狙った弾き方ばかりだと、上滑り?したような音になったり

浅すぎて音が抜けてしまう危険性もある。

 

鍵盤の下に到達した時点では、力が抜けていて、押し込まないテクニックが必要ということだ。

 

 

それを可能にするのが

脱力

(弾いてから抜く?ではなくて、重力を利用する方法)

 

そして

これはアレクサンダーテクニークを使って実験したことだけれど、

身体全体のコーディネーション

も大きく影響する。

 

 

まだアレクサンダーテクニークのトレーニーだった頃、

グリーグの協奏曲を弾く機会があった。

 

たくさん実験した結果

客席での録音でも

オケの大音量が鳴っててピアノの音もしっかり聞こえてた😍

 

 

曲の理解と表現だけでなく

 

ピアノの構造

カラダの構造

 

を知ることで

望む結果が実現する♪