この一週間、私の心が大きく揺さぶられる体験が立て続けにありました。
一つは、クラウス・マケラ指揮によるパリ管弦楽団のコンサートで感じた、鳥肌が立つような“感動”。
もう一つは、アカデミーの北海道合宿で、自分自身と深く向き合う中で見つけた“信頼”というキーワード。
どちらの体験にも共通していたのは、
「感じること」から始まり
「自分を見つめること」
そして
「行動につながること」
この記事では、そのプロセスの中で私が得た気づきと、
そこから生まれた新たな取り組み——ピアノ集中講座についてご紹介します。
今、「何かを変えたい」「一歩を踏み出したい」と感じている方に、
この体験が少しでもヒントになれば嬉しいです。
【パリ管弦楽団のコンサートで感じた“本物の感動”】
先日、クラウス・マケラ指揮によるパリ管弦楽団のコンサートに行ってきました。
実はパリ管はこれまでにも何度か聴いているのですが、
今回は今大人気のマケラが指揮するということで、
「これは聴いておかねば」と思いチケットを取りました。
演目はラヴェルの《クープランの墓》《マ・メール・ロワ》、そしてムソルグスキー作曲・ラヴェル編曲の《展覧会の絵》
いずれも原曲をピアノで聴き込んでいる作品ばかり
特に《クープランの墓》はこれまで正直、オーケストラ版を「いいな」と思ったことがなくて…(ピアノ版派だったのです💦)。
でも今回は違いました。
楽器ごとの音色が曲の表現とぴったり合っていて、
初めて「オケ版もいいかも」と思わせてくれた演奏でした😆
《マ・メール・ロワ》ではソリストの演奏がとても素敵で、物語性を豊かに感じさせてくれました。
そして《展覧会の絵》…これがもう、鳥肌モノの感動😭
私はこの作品に関してはオーケストラ版の方が断然好きなのですが、
今回はスケール感、ダイナミクスの幅、表現の多彩さ、そのすべてが想像を超えていて…。
演奏がもたらす“感覚の差分”がとにかく大きかった。
私は「感覚は差でしか受け取れない」と常々考えているのですが、
この“差”が大きければ大きいほど、感動は深くなる。
そのことを、身をもって体験しました。
また、脳が常に行っている“予測”がことごとく裏切られる——そんな場面がたくさんあったのも印象的でした。
予測を外されたとき、人はそこに強く注意を向けます。
その予測外の音の大小、音色、音楽の流れの変化にハッとさせられる連続。
しかも、それが不自然ではなく、全体としては“ものすごく自然な音楽の流れ”に感じられる。
まさに「今・ここ」で音楽が生まれているという感覚に共感しっぱなしでした。
ちなみにマケラは、イケメン過ぎて(笑)「ビジュアル人気じゃないの?」と思われがちで・・・
私もちょっと斜に構えて厳し目に聴いていました😅
でも、彼の音楽にはそれ以上の“本物の実力”がありました。
…また、必ず聴きに行きたいと思わせてくれる演奏会でした。
【北海道合宿で見つけた“信頼”というキーワード】
この合宿は、私が主宰するアカデミーで毎年行っている2泊3日の集中リトリート。
自然の中で、日常から少し離れながら、
「感じる練習」をテーマにしたワークや瞑想、音を使った体感ワークを中心に進めていきます。

私たちは普段、とにかく“考える”ことばかりをやってしまいがち。
でも、本来の脳の仕組みは「感覚入力 → 解釈 → 出力(行動)」という流れ。
つまり“入力”が変われば“出力”も変わるんです。
これ、私が講座でもよく伝えているポイントです。
今回も、「音のワーク」を30分ほど行ったあとに、参加者がピアノを弾いたのですが…
これがすごかった!
ピアノの練習はしていないのに、音のバランスが一気に変化し、
演奏そのものが変わったんです。
参加者全員が「え?さっき弾いていたのもN先生だったよね?」
「違う人が弾いてるのかと思った」とびっくりするくらいの変容。
感覚をチューニングすることの大切さを改めて感じました😆

また、今回も“自己を見つめる”ことにもじっくり取り組みました。
誰もが持っている「自己欺瞞(じこぎまん)」に気づき、それを少しずつ書き換え、
手放していくというワーク。
参加者それぞれが、自分自身の課題に真摯に向き合った3日間でした。
私自身も、サポートしながらこんな問いが湧いてきました。
「どうして、もっと深くまで探求できない人がいるんだろう?」
「もう一歩進めば、大きく越えられるのに…」
そんなもどかしさを感じていた自分に気づいたんです。
で、私はここについて向き合ってみました。
すると・・・ある気づきがありました。
それは——
「人の歩みはそれぞれでいい」ということ。
その人にとって必要なことが、必要なタイミングで起きている。
回り道に見えることも、戻っているように見えることも、その人の成長にとって必要なプロセスなんだと。
だから私ができることは、焦らせることでも、無理に引っぱることでもなくて。
アカデミー生さんたち一人ひとりを信頼し、それぞれに必要なサポートを丁寧に届けること。
そう気づいた瞬間、なんだか心がスッと軽くなった気がしました。
【気づきを行動へ:ピアノ集中講座のご案内】
そんなふうに、音楽に感動し、信頼をテーマに自分と向き合った数日間の中で、
「やっぱり、今こそこの講座を届けたい」と思いました。
これまで公式LINEだけでご案内していたのですが、
今回このブログでも、あらためてご案内いたしますね。
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