「生徒にどのように教えたら良いですか?」
「生徒にどのように声がけされてますか?」
初めての方向けのセミナーで、このようなことを聞かれることがよくあります。
生徒にどう教えるか?
どんな言葉を使うか?
を知りたいようなのですが、
残念ながら「どうやって教えるか?」ということは、セミナーで得られるような簡単なことではありません。
ピアノの弾き方を教えるということは、知識を教えるのではないのです。
やり方を見せて(必要なら説明して)
↓
生徒にしてもらい
↓
観察して
↓
うまくいっていないところを分析し
↓
うまくいく方法を考え
↓
考えた中から良さそうなものから選び
↓
それをデフォルメしてやって見せて
(または説明して)
↓
生徒に実験してもらい
↓
うまくいけばOK
うまくいかなければ違うアイデアを実験する
または、観察に戻り
同じ工程をくりかえす
これが教える過程です。
どこがうまくいかないのか?
それは何ができていない(わかっていない)からなのか?
まずはここを見極めなければ、何をアドバイスしたら良いのかわからないです。
そして、人はそれぞれ受け取り方が違います。
言葉で説明された方がわかりやすいのか?
(それも一つずつ順序立てて?それとも全体を示す?)
動きを見せた方がわかりやすいのか?
音を聴かせて違いを聴きとらせるとわかりやすいのか?
手を持って動きやタッチの感覚を体験させるとわかりやすいのか?
同じ説明をしても生徒によって、できる子とできない子がいるのは、理解力だけでなく、受け取り方が違うからかもしれませんよ。
できるようになってもらうためには、その生徒が受け取りやすい方法で教えてあげる必要があります。
教えるということは、how to ではなく、スキルだから、「こういう風に伝えるとできますよ〜」という答えはないのです。
まずは先生ご自身ができるのが前提です。
次に動きを観察できること。
ここができていて、生徒がこうやっているんですと的確に再現してもらえると、私もアドバイスできると思います。
家で出来なかったことが、レッスンでできるようになって、できると楽しいから家でも弾く
この循環でうまくなっていく
こんなお教室にしてくださいね♪