去年の今頃に書いた記事を読み直してみて、改めて思ったことも追加して記事を書きます。模試の結果の捉え方に関するものです。
↓去年の今頃に書いた記事
模試にしても過去問にしてもさらには入試にしても、1回のテストだけで真の学力は測れません(必ずばらつきを含んでいます)。そもそも、テストというのはそういうものです。なぜでしょうか。

話を簡単にするためにあえて単純化しますが、例えば合格のために必要な知識や考え方が1万あったとして、それを1万問のテストで全部試せば1回のテストでも限りなく真の実力に近いものを測れるでしょうが、実際のテスト1回ではそのうちの100問しか試されません(数字は「例えば」の話で、テキトーです)。つまり、1回のテストではたまたま自分にとって「得意な単元」「読みやすい文章」「見たことがある問題」が出ることも、その逆もあるわけです。
そのうえ、人間はある確率でミスをしますが、そのミスも前回は多かったけど今回は少なかったということが起きます。他にも当日の体調やメンタルなど、挙げれば変動要因はキリがありません。
したがって、1回だけのテストの結果では、真の実力よりも高かったり低かったりするのが当然なのです。そして真の実力より良い結果だったテストの次は元に戻るのが普通です(「平均への回帰」といいます)。ですから、1回良い結果が出ても、次はたぶん下がるなというくらいで見ておき、成績は複数回の平均(株で使う「移動平均」という考え方)で見ていくのがよいと思います。
仮に前回のテストより偏差値が10以上さがったとしても、偏差値10以上分も短期で真の実力がさがったなんてことはあろうはずがありません。逆もまたしかりです。「入試以外は小テスト」です。良くても悪くても無駄な一喜一憂はせず、良かったところは自信にし、反省すべきところは反省して今後に生かすのみです。
落ち着いて、入試まで手を尽くしていきましょう。大丈夫、まだ変わります
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