今までちゃんと書いたことがなかった気がするので、ケアレスミスについて書いてみようと思います。自分自身が受験生として試行錯誤して克服してきた経験や自分の子どもも含め人に教えてきた経験からの一意見です。

 

 

人間である以上、ケアレスミスはゼロにはできず、取り得る戦略としては「減らす」か「ケアレスミスをしたままでも受かる学力をつける」かです。現実的にはどちらも並行していくしかないでしょう。

 

ケアレスミスを減らすには、本人が減らしたい!このままではヤバい!と心から思うこと(=受験が自分事になること)が必須で、周り(親や先生)がいくら「ケアレスミスをしないように」とか言ってもそんなことでは絶対に直りません。直らないどころか、プレッシャーをかけるのは逆効果になり、変に力んだり縮こまったりして余計にミスが増えるというのもあるあるです。

 

 

 

ケアレスミスという便利で曖昧な言葉で片付けているうちは、なかなか本人も自分のせいと思えず、運が悪かっただけくらいに考えてしまい減りません。


本人の意識を変える大きなチャンスは、テストの結果が悪かった時と、入試が近づいてきた時です。それまでいくら言っても響かなかった言葉も、いいタイミングでうまく言うと心に響くということがあります。機が熟すまでは言っても無駄ということの繰り返しかも知れません。チャンスかなと思うときを狙って粘り強く働きかけるしかないように思います。

 

 

ところで、火の用心の小話をご存じでしょうか。お殿様が老中に「火の用心をするように」と指示をし、それを受けて老中が家老に「火の用心をするように」と指示をし、それを受けて家老が奉行に「火の用心をするように」と指示をし、…、そうして全ての足軽たちまで皆に「火の用心をするように」という指示が伝わったものの、用心のための具体策は何一つなされず、結局は火事になるというような話です。
 

これは結構示唆に富んだ小話なのですが、要するに「気をつけよう」とか「頑張ろう」なんてあいまいで具体性のない言葉では何も変わらないということです。それよりも、行動に移せるような具体的な策を考えることが大事です。

 

本人が直したいと心から思ったら、次の段階としては「何でミスしたのか」「どうすれば防げそうか」を可能な限り(行動に移せるレベルまで)具体化して、自分で言語化するというのが効果的です。

 

 

例えば、「条件の読み落としをしてしまったから、今後は条件には線を引きながら読む」とか、「筆算をごちゃごちゃ書いて自分で読み間違えたから、今後はスペースを使って大きなきれいな字でひっ算をする」といった具合です。


そして自分がしたミスを記録していくと、やりがちなミスが何パターンかの種類に集約されることに自分で気づけるでしょう。このように自分で言語化し、自分で気づくことが何より有効です(同じことを人からいくら言われても腹落ちしていないから効果は薄い…)。これをテストだけでなく、普段の演習でもやるようにすると、意識が変わる効果もあってだんだんとミスが減っていくと思います。

 

 

 

 

また最後の最後、もしかすると1月になるかも知れませんが、受験が自分事になって真剣ないい精神状態になってくると、それだけでもミスが減るということもあります。何があっても最後まであきらめずに子どもを信じて応援していきましょうキラキラ

 

 

ケアレスミス克服のエピソードや知見などあれば、教えて下さいね~ニコニコ

 

DREAMS COME TRUE / 何度でも

10000回だめでかっこ悪くても10001回目は何か変わるかも知れない