こんにちは!アニマルヒーラーちえこ(マリア)です。ニュージーランド在住。世界中の動物達、皆様と愛(Aroha)で繋がります。よろしくお願いします!
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これまで私は猫を飼うことが多かったのですが、今回は自分で飼うのは初めての犬。
「なんで犬を飼いたくなったのだろう?」
その時は理由がはっきりとは分かりませんでした。
最後の猫ちゃんが亡くなったのは、かれこれ17年前。
青い目、茶色の耳。シャム猫の特徴がくきっりと出ている、白いふわふわの毛の雑種でした。
その子が私の元に来たきっかけは、当時、私がバイトしていた芸能プロダクションのタレントの女の子が、猫を引き取ってくれる人を探していたから。
彼女のうちに行くと、2匹の子猫がいて、一匹はとっても機敏でアメショーみたいな可愛い仔。もう一匹がのちの小夜子でした。
私が、棚から棚に渡ろうとして後ろ足を滑らせている「あのどんくさい仔が欲しい」と言うと、彼女は、「えー!もう一匹の方がかわいいじゃない!」と反論。
でも、そんな言葉に負けず、私は小夜子を選びました。そのどん臭さにシンパシーを感じたのかな…
それから私の人生にいろいろあって、途中で小夜子の面倒を見れなくなり、実家に預かってもらうことにしたのです。
両親は最初の数年は凄く可愛がってくれたのだけど、途中で家を新築した時、もともと何でもキッチリしていないと気が済まない父親が、猫は柱を傷つけるからと新しい家に入れてくれませんでした。そして古い家の私の部屋に小夜子だけ残して、餌だけあげるということをやり始めたのです。
その話しを聞かされた時、私は絶望的な気分になったけれど、父親の性格はイヤというほど知っているし、どうしようもなかった。もし、小夜子を新しい家に入れてよと言ったなら、「だったらお前が飼え!」と怒るに決まっている。それが分かっていたので、泣く泣く目をつむりました。
それから私は結婚をし、子供を産み、年月が経ちました。子供が2歳になったある日、父から電話がかかってきました。
「小夜子が死にそうだ」
と言われ、私は大急ぎで着替えを始めました。すると夫に「何してるの?」と言われ、「これから実家に行く」と言うと、「冷静になって。行っても死に目には会えないよ、新幹線だけでも2時間近くかかるのだから」と言われ、いたたまれない気分だったけど諦めました。
それですぐに父に電話をして、小夜子の耳元に受話器を置いてくれと頼みました(これは偶然なのか、父が亡くなる時も私は父の死に目に会えず、父の耳元に受話器を置いてもらいました)。
そして、「小夜子!小夜子!私だよ。分かる?頑張って。ごめんね。さよちゃんごめんね。」と何度も何度も謝りました。しばらくして、父が小夜子は死んだと言いました。
私はその夜、後悔と悲しさで神経が高ぶり一睡も出来ませんでした。
でも本当に地獄な気分になったのは、この後からでした。
小夜子のことを思い出す度に、ひどい罪悪感にさいなまされ、涙が止まらなくなったのです。あの部屋で、たったひとりで何年も過ごした小夜子。もし、もし私だったら頭が変になる。
何をしていたのだろう?
何を考えていたのだろう?
どんな思いでいたのだろう?
そう思うと自分の不甲斐なさにやりきれなくなり、自分の取った行動が許せない。ひどく衝動的な気分になって居ても立ってもいられなくなる。どうしたら小夜子に償えるのか…そんな思いの堂々巡り。
でも、ただいたたまれなくなるだけで、もちろんどうしようもない。こんなことを何年も繰り返し、ある日、アニマルコミュニケーションを習う決心をしました。
そして習ったけれど、小夜子の思いを小夜子自身に訊く気にはどうしてもなれなかった。小夜子は許してくれるに決まっている。絶対に私を恨んだりしていない。そんなことは分かっていたから。
だからそんなことを知っても私は自分を許せなかった。それに、そんなことで自分を許すなんて、何年も辛い思いをした小夜子に申し訳なくて、とても出来ないと思っていました。
それからは小夜子が亡くなって年月が経ったので、すごく頻繁に思い出すわけではなかったけれど、一旦、思い出すと、辛くて辛くて仕方がなかった。だからこのままではいけないなと感じていました。
私はヒーラーなので、こういう感情を消去するセッションもしています。だから自分で自分をヒーリングしました。自分の中にある他の感情や人のネガテイブな感情は消せるのに、どうしてなのか、この思いだけは何度やっても効果が出ませんでした。
「どうして消せないのだろう…」
途方に暮れる思いでした。そして、
2019年11月11日の朝。
それはこのブログを開始する日でした。
目を覚まし、ベッドの中で小夜子のことを思いました。その時、きっと私と同じような辛い思いを失ったペットに対して抱いている人がたくさんいるのだろうな、とふと思いました。そしてその人達の思いを感じてみました。
それから小夜子の思いも感じてみました。するとそれらがみんな一緒になって、溶け合っていくような不思議な感覚になりました。私はただただ泣きながら、そのせつなくてやさしいエネルギーをじっと感じていました。
するとその時、とても自然に思えたのです。
もう、小夜子への罪悪感と後悔は手放そう、と
そしてこの罪悪感も後悔も、これでいいんだ、よかったんだと
この日、私は小夜子への後悔から自由になりました。
実は今、飼っている犬のプリンスの魂は、小夜子です。
プリンスが家に来て、しばらくしたある日、それをリアルに感じる瞬間がありました。
小夜子がまた会いにきてくれたのだなあと。
それまでも何度もプリンスを小夜子と呼んでしまい、夫に、「プリンスだよ。さよちゃんじゃないよ。」などと言われていたのですが。
プリンスとの出逢いは、ネットでした。NZで丁寧に面倒をみてくれていそうなブリーダーを探して買わせていただいたのですが、一度、他の家族に買われたのに、戻されたということでした。つまり出戻り犬です。私はずっとネットでチェックしていて、
「あれ?この犬、一旦、いなくなったのにまた居ますって写真が出てるよ」
と夫に話し、この犬を引き取ることにしました。最初からこの犬がいい!と思っていたので、居なくなったときはショックでしたが、やっぱりうちに来ることになっていたようです。
プリンスが両親にさよならを言う日、車に2時間半乗って私達は家族全員で迎えに行きました。するとブリーダーさんがお別れの間際、
「今回、4匹生まれたうちで、この仔が一番幸せな家族に引き取られた気がするわ」
と言ってくれました。それを聞いて凄く嬉しくて、「うん、その通りにしよう!」と思ったのを覚えています。
ある日、また、小夜子のことでふと苦しくなって、あまり重い内容にならないように、プリンスの魂は小夜子なんだよ、などとfb にポストしたら、知り合いの男性が、
「今度はママの近くにずっと居られる様に、猫ではなくて犬になってやってきたんですね」
とコメントしてくださって、そのやさしい思いにむせび泣いてしまいました。
そうだね、犬はずっとママを追いかけ回すし、一緒にいられる時間が長いものね。
お陰様で今は、プリンスの思い、小夜子への思いをふわふわの温もりと共に、抱きしめさせてもらっています。
感謝しかありません
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