オーヴェルニュ地方「Le puy en Velay(リュ・ピュイ・アン・ヴレ)」

こちらは、村と呼ぶには少し大きな街。
しかし、私の大好きなオーヴェルニュ地方ということで、特別に紹介させてください。

puyのカテドラル

ここは、火山地帯に位置し、フランスの中でも独自の雰囲気を持ちます。
こちらの写真は、大聖堂「ノートルダム・ドュ・ピュイ」。
毎日、たくさんの人が訪れています。

実は、この大聖堂の中には、「黒いマリア像」があるのです。
一度は撮影したと思っていた写真が見つからなかったので、また撮りに行ってきますが、この黒いマリア像は、一度焼失したために17世紀に再度作られたそうです。
正直なところ、とにかく不気味で、写真を撮る気が起きなかったのかもしれません。

ちなみに、こちらの大聖堂と、サン=ジャック施療院は、ユネスコの世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として登録されています。

puyマリア

こちらの大聖堂は、円錐状の死火山の山腹に建てられているのですが、この大聖堂を出て、左手に上っていくと、山頂に赤茶色の「マリア像」が現れます。
このマリア像は、クリミア戦争時の大砲から鋳造したと言われています。

私は、一度だけこの中を登ってみましたが、もう二度と登らなくていいと思うほどきつく、次の日から2日間、筋肉痛で動けなくなりました。(苦笑)

そして、そこから眺めると10世紀に造られたロマネスク様式の礼拝堂、「サン・ミシェル・デグイル」の素晴らしいこと!

puy教会

私は、いまだ夜に写真を撮影したことがないのですが、この大聖堂と、マリア像、そして礼拝堂が真っ暗な中にぽっかりと浮かびあがる姿は、本当に神秘的で、私は今どこにいるのだろう?と、変な錯覚に陥りました。

1000年以上の歴史があり、旅行者は、きっと中世に迷い込んだような気分になります。

そして、この街のもう一つの側面として見逃せないのが、「手編みレースの産地」であるということです。
アンティークレースをフランスのブロカントなどで見ていると、「これは、ル・ピュイ産だよ」と言われることがあり、「手編みだよ」と言われます。(もちろん少し、高いです)

レース1

レース2

この街の中に、このレースを編む学校があり、伝統文化の継承をしているそうです。
どこのお土産売り場でも、おじさんやおばさんが店先でレースを編み始め、観光客が写真を撮りまくっている姿を見ることができます。

そう、日本人は写真ばかり撮るとよく言われますが、そんなことはありません。
いまや、デジカメが普及し、どの国の人たちも私以上に写真を撮っている姿に出逢います。
(ただし、店内の撮影は、許可を撮ったほうがいいと思います)

この糸を紡ぐ機械は、今年の夏にル・ピュイを訪れた際、撤去されていて、残念に思いました。

レース3


建物は、ところどころカラフルな壁があり、石造りの雰囲気と両方楽しめます。

puyの村2

この坂をどんどん上っていくと、先ほどの大聖堂まで行けます。

puyの村3

そして、大聖堂から右に折れ、坂を下っていくと、本当に素敵な旧市街の散策ができます。
もちろん、可愛い布製品のお店も多く、レースだけでなく私の好きなインテリアショップがあります。

puyの村1

アンティークレースがお好きな方は、一度オーベルニュ地方を訪れてみてください。
驚くほどレースを持っているアンティークのお店が、点在しています。

ここで、もしかしたら、旅行に役立つフランス語レッスン ①

Vous avez de la dentelle (qui est) faite à la main ? (ヴ ザヴェ ドゥ ダンテル(キ エ)フェットア ラ マン ?)
*手編みのレースはありますか?

これから、毎回各シチエーションで使えそうなフランス語も書いていこうと思っていますので、応援していただけると嬉しいです。↓



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