病院というご縁 |      生きる稽古 死ぬ稽古

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ー毎日が おけいこ日和ー
        

多忙なN氏に時間をとってもらってお話しました。

前回お会いした時に、息子さんがケガをされたということをきいていたので、そのことをきいてみました。

そうしたならば…。

息子さんは昨年、某武道大会で全国優勝をしており、その2連覇をかけた大会が一週間後にせまったとある日のこと。

ノーブレーキ、時速80キロで突っ込んできた車にはねられて意識不明の重体。
ぶつかって、20メートルほどふっ飛ばされたのだそうです。

幸いなことに意識はすぐに戻り、ケガも打撲だけですみそうだということでほどなく退院。

ところが、それから何週間経っても、うまく歩くことができません。
ヒザのあたりでグニャグニャしてしまうのだそうです。

いくらなんでも! ということで別の病院で診察しなおしてもらいまいた。

「ヒザのじん帯が前後左右とも、全部切れています」

医者からきいたのは信じられないような言葉でした。

N氏はさっそく、手術してくれそうな医者をさがしまくります。

そして、ようやくじん帯の手術で有名な名医に手術をしてもらえることになりました。

7時間以上かかる大手術でした。

無事に成功はしたものの、事故後、すぐに手術できればよかったけれど、これだけ日にちがたってしまったことで、回復には余計な時間がかかるということや、元通りになることのむずかしさなども、医者から告げられてしまったのだそうです。

息子さんは大学生。
武道の大会出場を断念するだけではありませんでした。
レジャースポーツも得意で、スキーやスノボー、泳いだり潜ったり…。
大学生活の中でこれから満喫したいと思っていたそんな楽しみもなくなってしまいました。

ぶつかってきた相手は保険に入っていなかったようで、事故後のやりとりもストレスのかかる交渉が続いたそうです。

そういったストレスも追い打ちをかけてきます。

その時の絶望感たるや、どれほどのものだったのだろう…。
と、話を聞いているだけで胸が痛くなってくるほどです。

そんな中で、彼の心が折れなかったのは、病院での入院生活が大きかったのではないか?
とN氏はいうのです。

息子さんが入院していた病院は、じん帯の手術では有名なところで、日本中から一流のアスリートたちが治療に訪れているところ。

オリンピックの出場選手やプロスポーツ選手まで、じん帯の手術やリハビリに来ているような病院です。

息子さんが入院していた病室でも、右を見ても左を見ても、それなりにスポーツの世界で活躍していたヒトたちばかりであったため、知らずに知らずに一流のメンタルトレーニングを受けていたような状態でした。

一日でも早く復帰するためにはどうしたらいいのか?

そんな目的意識をしっかりもってリハビリに励むヒトたちを近くでみながら入院生活をおくるのと、ウジウジメソメソしたヒトたちに囲まれて入院しているのとでは、やはりモチベーションは大きく違ったものになるはずです。

環境がヒトに与える影響は大きい

しかも息子さん本人が、一流のメンタルを持っています。
でなきゃ、全国制覇などできません!

本人と、環境(の中には家族や友人の愛情はもちろんですが)のおかげで、息子さんはようやくリハビリを終えて、大会への復帰のメドがたってきたそうなのです。

もう、めっちゃ応援したい!!
さらに心身ともに強くなって、人生を楽しんでほしい!

いつか会って、ご本人からお話ききたいなぁって思います。



実家に数日間滞在しまして…。

その間にたくさんと方とおしゃべりしてきたわけです。

そんなアレやコレやをシェアしたいと思ったので書いてみました。