こんにちは。
マインドコーチ&「居待月」という居酒屋を運営しております丸山伸予です。
今日もこのブログを開いてくださり、ありがとうございます。
私たちの年齢になると、親の介護の話題がのぼることが多くなります。
私は、自分が30歳のときにALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病に罹った母を、自宅で10年間介護しました。
ですので、この歳になって介護に悩まされることがないことを、ある意味有難かったと思ったりもします(^^;
ですが、とくに母親と娘という関係は、母親が娘を思い通りにしたいという思いが強く働くせいか、なかなかしんどいものがあるのも事実ですよね(^^;
私の母は、全く動けず寝たきりで、しかも人工呼吸器つきでしたので、それこそ私がいなければ死んでしまうような病人でした。
とはいえ、頭はしっかりしていましたので、自分が動けない分、私にあれこれさせようとしたものです(^^;
母の身の回りのことならいざ知らず、母のために訪ねてくれる人たちのために、お茶菓子は用意したのかとか、お茶はこれがいいとか・・・💦
おかげで私は、母のために通ってくれる母の友人はのもちろんのこと、医師や看護師さん、ヘルパーさんのために、毎朝母のことや家事の合間を縫ってケーキを焼いていましたっけ(^^;
それは、お菓子を買いに行く間、母をひとりにすることを極力避けたかったというのが一番大きいです(痰の吸引をしないと死に至るので)。
でも、そのために私はケーキを焼く腕が上達しましたし、お客様たちにケーキの味を褒めていただけることで喜びも得ていました(笑)
さて、10年も一緒に暮らした母ですが、今思えばもっと訊いておけばよかったと思うことが結構あります。
母の両親のルーツもそうですし、私が自分でも記憶していない子供時代のことなどもです。
ただ、母に言えて良かったと思っていることが、ひとつあるのです。
それは、私が難産で息子を出産した後、母に電話をかけて「私を産んでくれてありがとう」と伝えられたことです。
私自身2か月早い未熟児として生まれたので、母は輸血をするなど相当辛い思いをしたと聞かされていました。
でも、実際に自分が98時間という難産を経験して、母に心からありがとうと言えたのです。
親を介護しているさなかは、おそらく親に対する感謝の言葉はかけづらいことでしょう。
でも、今伝えなければ、もしかしたら明日後悔することになるかも知れません。
また、介護のときは、自分ばかりが辛い思いをしていると感じるかもしれません。
ですがあとから思い出すと、それは最後の親孝行であり、残された時をふたりで過ごせる時間だったと思えるのです。
もし今、親の介護で辛い思いをされているのでしたら、ちょっとだけ自分の子供時代のことを聞いてみたり、親の若かりし頃に好きだった音楽について訊いてみたりしては如何でしょう。
きっと、お互いに過去に戻って楽しかったときに想いを馳せることができると思いますよ。
