ここは 雨降りエリア
毎日悲しみの雨が降っています
ここに来ている子は
残して来た大切な人が泣き止み
前を向いて歩くのを待っています
和奏
あ〜毎日雨ばかりね〜
父ちゃん 母ちゃん 泣き止まないのね
でも 段々小降りになったかな〜
そう思って空を見上げると
急に光が差し込み
声が聞こえて来ました
神様
やっと大切な人達が 泣き止んできたようです
さあ あちらに進んで下さい
光の道を抜けて行って下さい
そう言いながら遠くを指差しました
和奏ちゃんは
一人で光の道を目指して行くと
小さな子供が泣いていました
ミミ
こわいよ〜
寂しいよ〜
ここはどこなの〜
みんなどこにいるの〜
と
泣いています
和奏ちゃんは静かに近づいて
話を聞きました
急にここに来てしまい
パニックになっています
和奏ちゃんは
神様を呼びました
和奏
神様 この子も一緒に行って良いですか?
神様
まだ みんな悲しんでいるから ホントはまだ居なきゃ行けませんが ずっとこの子も泣いているので
かわいそうだから お願いできますか?
和奏
ありがとうございます
一緒に行きます
こんにちは
私は 和奏
あなたは
ミミ
私は ミミっていうの
でもね このお名前ついたの最近だから
よくわからないけど
お母さんから離されて 別のワンコがたくさんいるお家にきて ちょっと慣れたなあって思ったら
突然ここに来ちゃたの
和奏
そうなの 私と一緒に行こう
雨嫌でしょ
雨が降らない所へ
ミミは静かに頷いて
一緒に歩き出しました
和奏
私もね 赤ちゃん沢山産んだのよ
でもね まだオッパイ上げている小さな子供をみんな連れて行かれちゃったの
お母さんだけど 何もしてあげられ無かったわ
ミミ
じゃあ 私のママになってくれる
ずっと ずっと一緒にいてくれる❓
ミミは真剣な顔で見つめてきます
和奏ちゃんは
昔引き離された子供達を思い出して
ミミをぎゅ
って抱きしめました
和奏
良いよ ずっと一緒にいようね
光の道を
和奏ちゃんにおんぶされて
甘えているミミ
一緒に進んで行きます

