
閃光のハサウェイ キルケーの魔女
鑑賞してきました。
公開までどれだけ楽しみに待ったことか。
待ち過ぎてハゲるかと思いましたよ。
待った甲斐がありましたね、波の表現とか風で揺れるカーテンとかさ、ほとんど実写じゃねーか!って思う映像の美しさを見れば、そりゃ時間かけてよい物を作ってんだろうが伝わりますよ。
小説を忠実に映像化と言っていた村瀬監督がガンダムと言うにはモビルスーツ戦闘も少なく人物の心理描写中心に展開する小説中巻をどう映画にするのか楽しみでした。
ハサウェイとケリアのズレていく感じが小説よりわかりやすかったですね。
不法居住者のケリアが特権階級のハサウェイに自分と同じ位置まで堕ちて欲しくてハサウェイをマフティーに引き入れはしたものの、ハサウェイには器としての才能があったためにマフティーにのめり込んでいき、ハサウェイがマフティーそのものになっていってしまい少しずつズレていく。
相手の咀嚼音が気になるところとか、感じてる距離感を髪の毛の長さでバロメーターになってるところとか冷蔵庫の中身で相手の優しさや気遣いに気がつく描写とかエグいですね。
雨の中走るハサウェイが追いつけないのは、あったかも知れない普通の幸せが手のひらからこぼれ落ちていく演出が素晴らしい。
アパートに到着したギギが真っ先にエレベーターの確認をしたところも伯爵を思っての事だし、自分よりも先に相手にお茶を出すように使用人に指示を出すところが描かれる事でギギがちゃんとした人物だと表現されていて良かったです、ギギの好感度が上がります。
ハサウェイが好きでもマフティーは認めたくないケリアはハサウェイを薬で救おうとし。
ハサウェイもマフティーも受け入れてくれて、身1つでハサウェイの元に来てくれたギギとの違いはハサウェイにしてみればギギに心を惹かれるよなーってなります。
小説では顎が小さくクルッとした四肢としかなくセリフらしいものも少なかったですが、ハーラをよくぞここまで仕上げてくれたと思いましたよ。
かわいいじゃないか!

凄い速さで退場したけど。
戦闘ではとんでもないのが出てきましたね、公式から発売が出ましたけど。
映画館のコントラスト調整不足じゃないんですかね?
私はちゃんと見えました。
戦闘はコクピット内の警告音とか今までのガンダムにない臨場感がヤバかったですよ。
マルチタスクどころじゃねーなって対応をしいるスピード感や降り注ぐミサイルの警告音、たまりませんね。
3部作なので次回はあのラストが待つんだろうけど、期待もあるのです。
小説ではアムロを援護してクェスにビームが当たってしまいクェスを手にかけてますが戦闘的には敵機を撃墜しただけ。
映画ハサウェイは逆シャアの結果を引き継ぐので、ハサウェイはクェスを失ったうえにチェーンを手にかけた味方撃ちという大罪を背負っています。
小説ではロンデニオンでブライト、ミライ、チェーミンでレストランを開く予定だったのに、映画では、ブライトとミライが湖畔の家に移り住むに変更になってチェーミンが消えていました。
さらに小説時点では存在しなかったラプラス事変がガンダム史に追加されたので、マフティー動乱になんの影響も及ぼしてないのか。
この違いがどう影響するのか、なんもないのか気になるところ。
兄の動向に異変を感じていたチェーミンが極秘裏に動いていたとかないですかねー。
シャアになろうとしたハサウェイをチェーミンが止めにくる、やめて兄さーんみたいな。
まあ、あるわけないか。
3部作の真ん中なので賛否ありそうですが、私はとても楽しめました。
いやー長く待ってこのクオリティなら満足ですよ、ただ演者さんが次回はいつになるかわかりませんと言っていたのがスゲー怖いです。
また待つのはいいですか、待てば待つほどハゲるので髪の毛残っているうちにお願いします。

