パトは、今年のお正月に癌でなくなった、13歳のラブラドールです。

もう半年以上たちました。

だけど、パトがいない実感もなければ、パトを思わない日がないことも変わりません。



いつでも、なんでも、パトと私は半分コしてました。

私がリンゴをむけば、その向いている間、ずっとパトさんは私を凝視してました。

リンゴの半分をパトにあげて、もう半分を側で私がかじります。

(たいていパトのが食べる早いから、私の分も取られてしまいます)

みかんを剥けば、パトさんはみかんに凝視です。

一粒ずつ、ぱとさん、私の順番で食べていきます。

一つのリンゴもみかんも、二人でわけっこしてきました。

パトさんはお野菜も好きでして。

ドックカフェに行けば、パトさんにはパトさん用のお野菜と、犬用の「トリレバー」なるものを用意して、私はワイン。

パトさんの食べるものがなくなると、私用のサラダも狙ってきます。



一緒に散歩に行っても、カフェに行っても、おうちにいても、ずっと一緒でした。
うつむせになって本を読んでいれば、パトさんは私のおしりのあたりにドンと乗ってきました。

本を読んでる私の気を引こうと、本に前足を置いて、ニコニコしてたパトさん。

一緒のお布団に寝ると、真ん中で寝て、私は端っこにこっそり寝てたこともありました。


パトさんの匂いは最高で。

何かあれば、すぐパトさんの匂いを嗅いでました。

落ち着くんです。

あったかくて、やさしくて、いい匂いして。

私はパトが大好きだったけど、パトに満足させてあげられたのかな。

パトが望むこと、できたのかな。




どうして、パトと会えないのかな。

パトを抱きしめたいよ。

パトに舐めてほしいよ。

パトにもっとおいしいもの、たくさん食べさせたかったよ。

食べてるときのパトの幸せそうな顔、もっと見ていたかったよ。


パトは優しくて、おっとりしてて、受け止めてくれて、ニコニコしてた。

私はパトにたくさん幸せにしてもらったから。

これからは私がパトのように人を受け入れて、優しくしてあげたい。