新「白鳥の湖」 | 犬と猫との愉快な暮らし

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保護犬2、保護猫2と楽しく暮らしています。社交ダンスと歌舞伎が好きで、尾上松也君、尾上左近君推しです。

 
 1月24日、松山バレエ団新「白鳥の湖」をNHKホールで観ました。
 
 
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 森下洋子さんのバレエは実に30年ぶりぐらいに観ました。
 前ここに、もう観ておかなければと思ったので観ます。と書きましたが、
とんでもなく失礼でした。
 バリバリの現役です。実に美しかった。
 手の表情、脚の動き、なんてきれいなんだろうと思いました。
 アクロバティックなことだけがバレエなんじゃないんだということを強く感
じました。
 
 5-6年前、森下さんのドキュメンタリーをテレビで見て、楽屋ではほと
んど横になっていて、舞台袖までおぶわれていく…という姿にかなり引
いたのです。
 しかし、この芸をキープするために、無駄な労力を使わないということ
なんだと、この日改めて思いました。
 だからこの日も美しいバレエを観ることができた。
 本当にバレエってこんなに美しいものだったんだ、と涙が出るほど感動
しました。
 
 森下洋子さんは、私の(勝手に)師、とあがめていました。
 18歳から子供のころからやりたくてたまらなかったバレエを始め、夢中
にレッスンしました。
 OLになってからは、会社に行きながら週5回レッスンしていました。
 しかし、私の先生は、スペイン舞踊家で、ご高齢でした。(バレエのクラス
もあり、近所だったので入った。)トウシューズを履けるようになっても、バ
レエクラスの先輩で履いている人はいなかったし、先生も履いて教えてく
ださるわけでもない。初めての者が口で言われてもわからず、森下さんの
公演に通いつめました。
 舞台を観て、立ち方から理解し、動きを学びました。
 本当に何度森下さんの舞台を観たことか…。
 
 しかし、20歳を過ぎていた私は、どんなに頑張っても自己満足でしかな
かったのですが、門下生のプロの人に「バレエクラスであなただけよ、ちゃ
んとトウシューズで踊れているのは。もう少し早かったらね…」と言われた
ことがありました。
 ものすごく嬉しかったですね。
 
 そんなことを、今回の公演を観ながら思い出していました。
 
 そして、とってもびっくりしたことがありました。母の同級生の方が松山
バレエ団にいらしたんです。バレエに夢中な私を連れて会わせて頂いた
こともありました。
 その方もご健在だったのです、舞台の上に。ものすごく嬉しくて、面会
しようかとも思いましたが、あまりに失礼なので、これから手紙を書こうと
思っています。
 
 森下洋子さんが若いころ、マーゴ・フォンテーン(イギリスの有名なバレ
リーナ)が、40歳を過ぎても、とてもかわいいジュリエットを踊れる、年齢
を重ねれば3回まわれたものが2回しか回れなくなる、それでも素晴らし
く踊れるはずだ、というようなことを言っていました。
 まさに今、そうですね。
 これからも観ていきたいと思います。