
衣料品の営業マンの長谷部(堤真一)は地下鉄の駅で父(大沢たかお)が倒れたという
伝言を聞く。彼は地下道を歩きながら、暴君の父と口論して家を飛び出し、帰らぬ人とな
った兄のことを思い出していた。そのとき、彼の前を亡き兄に似た人影がよぎる。必死で
追いかけて行くとそこはオリンピック景気に沸く昭和39年の東京だった。
(シネマトゥデイ)
製作年度 2006年 監督 篠原哲雄
めずらしく1年ぶり位の邦画です。でもこの作品は予告を見て、ちょっと魅かれてい
ました。浅田次郎の本だったんですね、今初めて知って納得です。しみじみとしたいい
映画でした。
洋画ばかり見ている私は、どうしても比較してしまうのですが、ラストの驚きの事実
など洋画だときっと衝撃なんだと思うのですが、驚きながらも、すっと受け入れられた
のは、日本人なんだからなんだろうなと妙な納得がありました。書き手作り手の気持ち
がよくわかるというような。このDVDの新作予告に入っていた何本もの邦画作品、
私は見たいと思うものが全くなかったけれど、これは本当にいい映画でした。
しかし、テレビドラマも全く見ない私は、日本の俳優、女優を知らなくて愕然としま
した。堤真一も「えーと、この人誰だっけ…」状態で。何年か前、ちょっとお気に入りの
ひとりだったはずなのに、ボケも入っているのかもヤバイです。