[あなたの子育てを楽にしたい]
1万人の子どもと関わった保育士
現在も親子と一緒に楽しんでる
オッティーママこと尾尻文枝です。
出会った1人ひとりのママに
“今 大切なこと”を伝えています。
No.621
<悩み 12 >
「子どものことを注意されただけで
ダメな親だと言われたようで
落ち込みます。
もっと自信を持った子育てをするには?」
私自身の自己肯定感が低いのか
子どもが注意されたり
「もっと~したら?」と
言われたりしただけで、ダメな親だと
否定されたようで落ち込んでしまいます。
子どもにいろいろ問題はあっても
「この子はこの子でいい」と
自信が持てる親になりたいのですが
どうしたらいいでしょうか。
(アドバイス)
確かに、子どもの心配な点を指摘されると
まるで自分自身が否定されたように感じて
落ち込んでしまう親御さんは少なくありません。
どちらかというと
父親よりも、母親のほうがそう感じることが
多いのではないでしょうか。
それほど母親というものは
子どもと一心同体
だからこそ子どもも育つのだなぁと
改めて感じました。
でも
実際のところ
子どもの心配なところが全部
母親のせいかというと
決してそうではありません。
ここからは
子どもの性格形成に
親の遺伝と環境がどれだけ
影響しているかをお伝えしようと思います。
*遺伝=だいたい50%
*物理的環境=30~35%
(物理的環境とは)
親や友人などの人間関係・病気など
*母子関係=わずか10%
最も性格形成に関わっていると思われた
母子関係の影響は少なかったのです。
*もちろん親ですから
子どもの成長に無関係ということはありませんが
逆に子どもの一挙手一投足が、すべて母親の
育て方のせいかというと決してそうではない。
持って生まれた部分のほうがはるかに大きい
ということです。
★子どもに何か心配なことがあったとしても
それはイコールお母さんの育て方が悪いと
いうことではないし
ましてや、お母さん自身を否定するものでは
決してありません。
今回 質問してこられたお母さんはそれだけ
ちゃんと子どもを見ておられるからだし
そういう自分をぜひ認めてあげてほしいと
思いました。
周囲の人はいろんなことを言ってきます。
悪気がないだけに
よけい対応に困ることもありますね。
でも
子どものことをいちばんよく知っているのは
日々バトルしているお母さんです。
お母さんは
「人は人、私は私と
きっぱり境界線を引いて
ぜひ乗り切ってください」
(例として)
●子どもが注意されても
私は私と境界線を引く
(電車の中で子どもが泣きだしました)
近くにいたおじさんから
「電車の中で騒ぐんじゃない!!」
「お母さんも、こういうときは
引っぱたいてでも、言うことを聞かせないと
甘やかしていると、子どもになめられる
ようになりますからね」
母親 「すみません」
「注意してくださってありがとうございます」
おじさん「ん」と返事
(お母さんの心の声)
『確かに、ひっぱたいたり厳しく
したりすれば、言うことを聞く
ようにはなるだろうけど・・・』
『私はそんなふうには育てたくないわ』
『うちの子の場合、そんなことをしたら
よけいに機嫌が悪くなるばかりだし』
『今の人もうちの子のことをわかって
言っているわけじゃない』
『境界線を引いて割り切ろう』
と気持ちをきりかえた母親は・・・
(子どもをさすりながら)
母親 「よし よし」
「もうすぐ着くからね」
「帰ったらおやつを食べようね」
と声をかけることで子どもは泣きやみました。
~この言葉をあなたへ~
お母さんたちは
日々がんばっておられます。
今日 寝るときには
「私 がんばったね!」
「すごい!」とほめてくださいね。
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