「船場のおひなさま展」へ。

 

北船場ゆかりの9家に代々伝わるひな飾りを見学できますキラキラ

 

展示会場はそれぞれ人形に縁のある場所で、船場エリアに点在します。


お雛さまめぐりで、よい散策ができますラブラブ

 

まずは、神宗(かんそう)淀屋橋本店音譜

 

 

 

小山家のお雛さま

 

京の伝統工芸士 作の京雛


(解説板を読み逃してしまったので、年代などわからずあせる)


京雛は、男雛が向かって右、女雛は左に飾りますね。


日本古来の風習では、陽が昇る方向が上座とされたそうです。

京都御所を北に見て、殿が向かって右(東側)にお座りだったから、男雛は右に飾るとのこと。


全国的に男雛が左になったのは、明治時代に西洋化が進み、大正天皇が即位の礼で、天皇が左、皇后が右に立たれたことから、広まったといわれます目


 

こちらの雛人形も素敵ですキラキラ


神宗(かんそう)は、1781年創業という老舗 昆布店です。

 

現在はビルの1階に古い母屋を再現し、販売とカフェもやっています。

 

 

 

続いて、レトロ建築で有名な芝川ビルあしあと

 

 

4階のイベントスペースに、3つの雛壇が飾られていましたが、撮影不可でしたあせる

 

芝川家のお雛さま

 

ビルのオーナーである芝川家に残る雛人形は、関東風と関西風があり、お雛さまをみくらべることができました。

 

ポスターの1番大きい人形の写真は、芝川家の雛人形です。

 

image

 

雛人形のかわりにレトロ建築の写真ラブラブ

 

 

 

4階のテラスラブラブ

 

レトロな階段の手すりが素敵です~チュー
 

 

次は鷹岡株式会社 本社へ。

芝川ビルから5分ほどあしあと

 

鷹岡家のお雛さま

 

 

大正3年のもの。

 

お道具もたくさんあります。

保存状態がとてもいいですラブラブ

 

 

こちらは大正10年のもの。

 

御殿飾りというそうです。

 

江戸時代後期、江戸では「段飾り」が中心だったのに対し、上方(関西)では「御殿飾り」が優勢だったとのこと。

 

 

京の御所に見立てた「御殿飾り」は、明治から大正にかけて京阪神間で人気だったそう。

 

戦後も西日本一帯で流行したそうですが、昭和30年代中ごろには段飾りにおされて、徐々に姿を消したとのこと。

 

 

まるっこい人形は、芥子雛(けしびな)というそうです目

 

芥子雛は、江戸時代中頃から流行した小さなお雛さまのこと。

 

芥子の実のように小さいことからこのように呼ばれたそう。

 

享保年間、年々、雛祭りが派手になり、幕府が奢侈(しゃし)禁止令を出したので、

小さいながも豪華で雅な雛飾りが流行するようになったそうです。



芥子雛をよくみると、衣装を着ていますよ目

 

木目込人形(きめこみ 人形)ともいうそうで、

木製の人型に衣服のしわや模様の筋彫りを入れ、筋彫りに布の端を押し込んで、衣装を着ているように仕立てた人形だそうです。

 

筋彫りに布を押し込む動作を「木目込む」ということから木目込人形というそうです。

 

 

そういえば、昔、オシャレをしたときに、祖母(大正生まれ・三河在住)に、

「今日はきめこんでどこいくだん?」とよく言われましたが、

この「きめこむ」という表現は「木目込む」からきているのか、とふと思いました爆  笑

 

 

続いて、道修町通の田辺三菱製薬株式会社へあしあと

 

 

ガラス越しに見学です。

 

大きな七段飾りですラブラブ

 

 

船場商家のお雛さま、

昭和11年頃のものだそう。

 

続いて、少彦名神社あしあと

 

 

本殿のすぐ隣に飾られていました。

 

別所家のお雛さま

 

 

明治末頃の雛人形といいます。

保存状態、最良です!

 

 

別所家は、代々宮司を務めているそうです。

 


 

少彦名神社からすぐ近い、伏見ビルへあしあと

 

伏見ビルも船場のレトロ建築として有名です音譜

 

 

三原家のお雛さま

 

 

ガラス越しで反射して上手く撮影できないので、ガラス間近で超アップの撮影ですあせる

 

昭和初期頃の人形ということですが、これは木目込人形ですね!?

 

となりに、七段飾りの雛人形、こちらは、

新井家のお雛さま

 

 

御殿飾りと段飾りのミックスびっくり

 

昭和初期のものだそうですが、たぶんめちゃめちゃ豪華です!

 

新井家は、昭和初期に船場周辺で証券業を営んでいました。

旧報徳銀行大阪銀行を買い取り、本店としました。

現在の新井ビルですねウインク

 

こちらは、

生駒家のお雛さま

 

 

昭和初期のもの。

これは芥子雛ですねウインク

 

生駒時計店十代目の権七が長女 俊子のために購入した雛人形のひとつだそう。

 

俊子は夭逝し、悲しみから段飾りなどは処分されたそうで、この雛飾りだけが神戸東灘の自邸の蔵の片隅に残されていたそうです

 

そんな解説がありました。

 

お人形はとてもきれいな状態でしたキラキラ

 

 

桃と菜の花の生け花ラブラブ

 

 

最後は、大阪取引所です音譜

 

豊田家のお雛さま

 

 

うわぁ、めっちゃ立派ですアップ

 

昭和7年頃のものだそう。

 

 


豊田家は繊維商社だったそう。


4姉妹の雛人形は大切に保管されてきているようです。


ところで、この雛飾りはこんな所に展示されていて...

 


 

となりでは、日経の値動きを見守るサラリーマンがいました爆  笑

 

 

船場のおひなまつりは、3月3日までの展示です。

いろいろとイベントもあるみたいです。

 

今回で10回目の開催ということですが、このような形式での開催はこれが最後とのこと。

 

船場博覧会実行委員会のもと、それぞれの家や店などが協力して、手作り感のあるイベントでした。

 

来年からはどうなるでしょうか。

また船場のお雛さまを鑑賞できるチャンスがありますように!


今回は御殿飾りや芥子雛、木目込人形、そして船場の商家名も覚えましたウインク