第62回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリ受賞
第82回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされていた傑作フィルムノワール
フィルムノワールと言えば「ゴッドファーザー」「スカーフェイス」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」など
暗黒街の傑作映画が有名ですが、今作はそういった要素を含みつつ、良質なプリズンドラマとして
描かれています

傷害罪によって禁固6年の刑を受け、刑務所へと収監されたアラブ系青年のマリクを主人公にした
暗黒街のサクセスストーリーとでも言いましょうか。
監獄でのシーン、暴力描写などリアルで、目を背けたくなるほど良く出来ているので、女性には
ちょっと辛いかも知れませんが、先に書きました「ゴッドファーザー」「スカーフェイス」に比べたら
見やすいかも知れないですね

何故なら、こういうマフィア物では普段登場しないようなファンタジーの要素があったり、斬新なアイデアが
盛り込まれているからです

2時間30分という長尺ながら、先日鑑賞した「別離」同様に飽きさせません

また、音楽が映像ととても良くマッチしていて、クールです

ニエル・アレストリュプという俳優さん(コルシカ・マフィアのボス セザール役)以外は、ほぼ無名の
俳優さんたちで撮られた作品だそうですが、マリク役のタハール・ラヒムは今作の演技によって、かなり
話題になっているとのこと。
続編が出来そうな雰囲気もある「預言者」要注目の一作でありました。傑作

