毎月学んでいる「発達心理学講座」
今回のテーマは、
「ゲーム・スマホ・AIが子どもの脳に
与える影響(不登校との関連)
~依存を防ぐ関わり方~対立しない
ルール作りと対話」
10回シリーズでまとめていきます
🌈子どものスマホ、家庭だけで守れますか?
スマホやゲームは
決して「悪者」ではありません
今のこどもたちにとって
スマホやゲームは生活の一部になっています
しかし一方では
使い方や使う時間
そして利用する環境によっては
こどもの心身にさまざまな影響を
与えることがあります…
今回は、世界で進んでいる
「子どものネット利用を
守るための取り組み」
についてまとめました✨️
🌈 世界で広がる「子どものネット規制」
今、世界ではこどもたちを
ネット上のリスクから守るために
国や地域が、さまざまなルールづくりを
進めています
・SNSの年齢制限
・年齢確認の仕組み
・利用時間の制限
・プラットフォーム企業への対応義務
背景にあるのは
単純な「スマホの使いすぎ」
だけではありません
🌈 こどもを取り巻くリスクは複雑に
【心身への影響】
・睡眠不足
・生活リズムの乱れ
・メンタルヘルスへの影響
【依存の問題】
・SNSへの過度な依存
・ゲームへの依存
【ネット上での被害】
・いじめや誹謗中傷
・有害情報へのアクセス
・性被害や犯罪被害
「何時間スマホを使ったか」
だけでは語れない
問題になっていますよね…
🌈 「家庭のルール」だけでは難しい
これまでは
「スマホは1日○時間まで」
「夜はスマホを預かる」
「ゲームは宿題が終わってから」
家庭のルールをつくることが
大切だと考えられてきました
もちろん
家庭でのルールや親子の対話は
今でも大切です
ただ、子どもを取り巻くデジタル環境が
ここまで複雑になると
「家庭だけで何とかする」
ことには限界があります
そこで今、世界では
「家庭だけでなく
社会全体でこどもを
守ろう✨️」
という方向へ動き始めています
🌈 各国では、どんな取り組みがある?
🇦🇺 オーストラリア
オーストラリアでは
16歳未満のSNS利用をめぐり
プラットフォーム側に
対応を求める仕組みが導入されました
企業側にも責任を求める
という考え方です
一方で
年齢確認をどうするのか
抜け道をどう防ぐのかなど
課題も残っています
🇰🇷 韓国
韓国では以前
「シンデレラ法(シャットダウン制度)」
と呼ばれる仕組みがありました
16歳未満の子どもについて
深夜0時から朝6時まで
オンラインゲームへの接続を
制限する制度です
目的は
睡眠不足やゲームへの
過度な依存を防ぐことでした
しかし
★親のIDを使う
★スマートフォンゲーム
などには対応しにくい
★期待された効果が限定的
などの問題もあり
制度は廃止されました
現在は、家庭での利用時間管理などを
支援する方向へと変化しています
🇺🇸 アメリカ
アメリカでは
州ごとにさまざまな規制が
検討されています
SNSの年齢確認や
子ども向けの機能制限などが
議論されていますが
表現の自由やプライバシーとの両立
という大きな課題があります
そのため、法律をめぐって
裁判になるケースもあり
現在も議論が続いています
🌈 どの国にも共通する「難しさ」
各国の取り組みを見ていると
ある共通点が見えてきます
それは
「ルールを作れば
すべて解決するわけではない」
ということです
たとえば
★年齢確認をどうする?
★親のIDを使ったら?
★別のアカウントを作ったら?
★規制対象ではないサービスに移ったら?
子どもたちも
テクノロジーを使いこなします
そのため
法律やシステムによる規制と
それをすり抜けようとする動きの
「いたちごっこ」が起きています
🌈 大切なのは「規制」だけではない
どうすればいいのでしょうか?
私は
「社会のルール」と「家庭での対話」
この両方が必要なのだと思います
社会には
「子どもを守るための仕組み」
が必要です
そして家庭には
「なぜそのルールが必要なのかを
一緒に考える時間」
が必要なのだと感じました
単純に
「スマホを取り上げる」
「ゲームを禁止する」
だけでは、根本的な解決に
ならないんですよね…
特に、不登校などで
子どもが安心できる居場所を
求めている場合
ゲームやネットが「唯一のつながり」
になっていることもありますよね
だからこそ
「どれくらいやっているか」
だけではなく
「なぜ必要としているのか」
を見ることも大切なのですね
🌈 「家庭のせい」にしないために
こどもの
スマホやゲームの問題が出てくると
「親の管理が足りないのでは?」
「もっと厳しくルールを決めればいい」
と言われてしまうことがあります…
でも
今のデジタル環境は
家庭の努力だけで
コントロールできるほど
単純ではありません!!
だからこそ
「家庭のしつけの問題」から
「社会全体で子どもを
守る問題」へ✨️
この視点の変化が
必要なのだと感じています
🌈 やさしい見守りの必要性
世界では今、
「こどものネット利用をどう守るか」
さまざまな方法が試されています
スマホやゲームを
「悪いものだから遠ざける」
のではなく
「こどもにとって
どんな役割を持っているのか」
というところから考えていく
そんな「やさしい見守り」が
これからますます必要になる
そんな気がしています😊
🌈 次回は……
「スマホ時間は
子どもの脳に何をもたらすの?」
についてまとめます✨️






