本日のシギのおすすめ本は、
寺地はるなさんの『水を縫う』
5月は大好きな寺地はるなさんの本を
2冊読むことができて、とっても嬉しい♡
今回も、美しい言葉の数々に
出会うことができました✨
🌈水のきらめきから広がる「世界感」
『水を縫う』は、
水の流れやきらめきがテーマの一つ✨
川の水面に太陽の光が反射した風景を
広げていく「寺地さんの世界感」
が素敵過ぎます♡
「きらめくもの。揺らめくもの。
目に見えていても、
かたちのないものには触れられない。
すくいとって保管することはできない。
太陽がかげればたちまち消え失せうる。
だからこそ美しいのだ。」
かたちのないものの美しさ。
そんなものを大切にしたいなあ✨✨✨
🌈「わかってくれない」の前に
もう一つ、深く共鳴した言葉があります。
「伝える努力をしてないくせに
『わかってくれない』
なんて文句いうのは、違うと思うで」
人との関係の中で、
つい「わかってほしい」と思うこと
ありませんか?
そう思う前に自分はちゃんと
伝えようとしていただろうか?
そんな問いを
投げかけられたような気がしました😊
🌈私が一番共鳴した「清らか」の意味
私が一番心に残ったのは、この一文です。
「流れる水は、決してよどまない。
常に動き続けている。
だから清らかで澄んでいる。
一度も汚れたことがないのは
『清らか』とは違う。
進み続けるものを、停滞しないものを
清らかと呼ぶんやと思う」
この言葉を読んだとき、
「ああ、そういうことか~」
と思いました。
失敗したっていい✨
(それは経験になるから)
傷ついたっていい
(人の痛みがわかるようになるから)
迷いながらも、
立ち止まりながらも…
それでもまた流れ始めること✨
そんな生き方こそが
「清らか」なのかもしれません✨
🌈小説が伝えたいテーマを考える
小説を読むたびに、
私はいつも考えます。
「この物語で伝えたいテーマは何だろう?」
もしかすると寺地さんは、
この「清らか」の一文を書きたくて、
長い長い物語を紡ぎ出したのではないか?
そんなことを想像しながら読み終えました。
読書は、読む人の感性を
いつもピカピカに磨いてくれますね。
今回も素敵な一冊との出会いに感謝です。





