2025年の7月からの
amazon prime のCMに
SHEENA and the ROKKETS の
『レモンティー』が使われてて、
Amazon プライムCM: One Prime 「ラーメンプログラマー」
ハッとした。
シナロケーーーーーーー!!!!
2023年に鮎川誠が逝去したときに書いて、
眠らせていた文章を公開しようと思った。
長文です。
2023年1月も終わろうかとしているとき、
鮎川誠の逝去を手のひらの中の板で知る、令和です。
私の夫は、
音楽が好きで、
ロックが好きで、
めんたいロックも敬愛し、
サンハウス時代からの鮎川誠を見ていたから、
しみじみと言う、
みんな、死んでしまうなぁ。
40代の悲哀が波のように押し寄せる。
10代の時に憧れていた人達が
自分が歳をとれば老いて、そして永眠する日を迎えることは
自然の摂理。わかっちゃいるけど。。。
私が初めて鮎川誠を知るのは、
彼のご令嬢、
鮎川陽子嬢は、
恵まれたモデル体型に
90年代に愛された可愛いだけじゃないお顔立ち、
そしてスーパーロン毛の黒髪で、
他のモデルさんには無いオーラを放ち、
いつもページをめくる手を止めさせた。
ある日、
男性は明らかにおじさまで、ギターを構えていた。
その年季の入ったギターと立ち姿に嘘がないからモデルさんでは無
とすると、ファッション雑誌にたちまちあふれる違和感。
恐れ慄いた。
この2人、親子である。
お父さん
ロックンローラー
シーナ&ロケッツ
遺伝子の煌びやかなる世襲制に
腹が立つ。
遺伝子の伝播すごすぎるやん。
才能が才能を産むやん。
当たり前のこと感じながらも
いや、鮎川家は育った環境の伝播もすげくない?
といった、
鮎川誠からシーナ&ロケッツを知り、
シーナに辿り着くまで、
ネットの無い時代だったけど、
知りたいと言う気持ちの後押しというものは、
たどり着けないわけないよね、シーナに。
鮎川誠より衝撃だったシーナ。
恐れ慄いた。
この2人、夫婦である。
お母さん(しかも双子と1児、計3児の母)
エナメルボンテージミニスカート。
スーパー黒髪ロン毛
ロックバンドのボーカル
鮎川家、エグい。
陽子嬢から誠氏へ、そしてシーナに辿り着く頃には
憧れるというより、畏怖に変わっていた。
シーナ&ロケッツも聞いた。
でも時は90年代、
小室哲哉旋風真っ只中である。
それまでも音楽の真髄に触れず、
吸収できず、
これが私のシナロケとの出会い。
奏でる音楽よりも、
見た目のインパクト&遺伝子の脅威。
畏怖。シナロケ。
それからしばらく時はたち、
通っていた大学の学祭にシナロケが来ると言うのだ。
絶対に見たい!!!
生シーナを!!!
スーパー黒髪ロン毛で
ボンテージミニスカ編みタイツのシーナを!
興味本位が80%だったけど、
生シーナは絶対に見るに値すると
動物的本能が駆り立てる。
シナロケの登場時間に何とか間に合うか、
ギリギリに大学に着き、急いで野外のステージまで走って行って、
興味本位で動いていた自分に後悔した。
学祭の野外ステージに続く細い道が、
もう人で溢れていて、前に進めないのだ。
明らかに、学生以外も見にきている。
見たいと思わせるバンド、本気で人を惹きつけるバンド、
興味本位の生半可な気持ちでは、
ステージ前には辿り着けなかった。
でも、声が聞こえる。
シーナの!!!
おおよそ、女性ボーカリストとは思えない
ロックシャウトが聞こえる!!!
そこに居る!!!
熱量と存在感!!!
うねるオーディエンスが証明している!
絶対にみたいのだ!!!
生シーナを見たいのだー!!!
生半可な気持ちが本気に変わり、
人の波を泳いで泳いで、
ステージ近くにたどり着いた時には、
シナロケの演奏は終わり、
遠くでシーナがにこやかに手を振っていた。
ギグを拝聴することはできなかったけど、
ステージ上の生シーナ(&ロケッツ)だけは
瞼の裏に焼き付けることができた。
蘇る、調べ上げたどり着いた時の
シーナ&ロケッツ&陽子への衝撃と畏怖。
生で見て確信した。
こんなファミリー
唯一無二だ。前にも後にもシナロケだけだ。
カッコよくて、ずるすぎる。
ただ単にシナロケを知ったわけではなく、
こういった経緯があるので、
特別な気持ちでシナロケに尊敬の念を
抱いていた。
それから大学の同級生だった夫(
サンハウスの根太いとしか言いようのない、
めんたいロックにのせて、菊(サンハウスボーカリスト)
このサンハウスがどうやって
シナロケになっていくかと言うと、
誠と悦子(のちのシーナ)の出会い無しには
語れない。
誠と悦子の出会い、それは、
九州でサンハウスが演奏していたライブハウスに、
たまたま家出中(!)だった
悦子(のちのシーナ)がたまたま入って(!!)、
マコちゃんに一目惚れした(!!!)、
からだそうだ。
そんなことある?!
たまたま家出してて、
たまたまライブハウスに入ったら
たまたまサンハウスが演奏してて、
マコちゃんにロックオン。
後日談で鮎川誠も、この日のことを覚えていて、
ライブハウスの後ろの扉が開いたと思ったら
めんこい子が居て、後光が刺したと。
(
そんな出会いある?!
出会った瞬間から
互いに一目惚れ!
なにこの昭和少女漫画の設定みたいな出会い!
あると思う???
ないよ!!!
あるとしたら、選ばれた人だけや。
巡り合うための人たちに降り注ぐ奇跡や!
あぁぁぁぁ!!!
奇跡なのかぁぁぁぁ!!!
選ばれた人なのかぁぁぁぁぁ!!!
シーナ&ロケッツは奇跡の塊なのである。
シナロケの中で、
私が一番好きな曲は、
阿久悠先生が作詞した、
『ロックの好きなbaby抱いて』。
みんなに聞いてほしい。
シナロケにしか歌えない歌。
それを阿久悠先生が書いたと言う
クリエイティヴコンボが
感動をなん倍にもさせる。
”ロックで話ができるまで
人間愛して笑ってようね。”
阿久悠先生、あなたは、
山本リンダの『狙い撃ち』では男を弄ぶ女心を説き、
石野真子の『あなたも狼に変わりますか』では、
振り幅モンスターなのは百も承知ですが、
ロックの分野でも
この世界観をこんなわかりやすい言語で
みせつけられるなんて。
何度も涙が込み上げる。
シナロケにしか表現できない
世界愛をなぜ阿久悠先生、
詩にできるのですか!
そしてその詩をシーナが歌う時、
実態を伴って言葉が沁みる。
家出少女の悦子が
まこちゃんと出会い
恋に落ちて
かわいい子宝にも恵まれた。
この子を守るためにも
食べていかなくちゃ。
だったら
この全ての愛の為に
私は歌うと
マイクを握る決心をして
まこちゃんと東京へ行く。
シーナ&ロケッツの誕生。
”愛したからおまえがここに
愛があるからおまえとともに
明日も未来も必ずくるよ
ロックで話ができるまで
人間愛して 笑ってようね”
私には、どんなラブ&ピースメッセージよりも
平和であるための歌にきこえる。
もう、シーナも鮎川誠も
肉体はこの世に無い。
諸行無常。盛者必衰の理。
だけど、
耳の奥に残るシーナの声
瞼の裏に焼きつくボンテージスタイルの
スーパーロングヘア
何も色褪せやしない。
肉体は消えても
魂は遺る、
受け継がれ、また誰かの心の燈になる。
それは、その燈になるのは、
本気で魂を焦がして、
好きなことをやり詰めた人だけが
なせること。
シナロケを想う時に
いつも感じている。
私も好きなこと、やり詰めたい。
誰かの心の燈になるよう、
魂こがして。
(それARBの曲ー!)
めんたいロックに感謝敬服。
