今、ちょっと面白いものを作っています。
ビジネスフォトコーチ養成講座の
受講生さんが使う、
「お客様の世界観を診断するツール」。
レッスン7で使う予定です。
実際のお客様の情報を入れると、
・その方の世界観
・コンセプト
・写真の方向性
・背景や色
・質感
・光
・構図
・おすすめの撮影シチュエーション
などを分析してくれるもの。
私の実際のお客様の情報で分析してみました。
かなり、かなりいい感じ!!!
カラーコードも、
「#XXXXXX」
だけじゃなくて、
色そのもの+日本語の色名
まで出るようにしました。
Instagramならどう見せるか。
ECなら何を意識するか。
媒体ごとのアドバイスも出せます。
で。
ここ数日ずっと、
実際のお客様の情報を入れて、
私が診断したものと
AIが診断したものを、
何度も何度も比べて、何度も作り替えました。
最初は、
「感覚で見ている部分って、
どこまでAIに渡せるんだろう?」
と思っていました。
だって私、
写真を見るときに、
「ここがこうだから、
こう判断しています」
なんて、
普段いちいち考えてないんですよね。
見た瞬間、
なんか違う。
これは合ってる。
この人なら、
こっちの方向。
と判断している。
でも、
AIに同じことをしてもらおうとすると、
「なんとなく」
では通用しない。
私は何を見ている?
どこに違和感を感じている?
何と何を結びつけている?
なぜ、
この人にはこっちだと思う?
それを、
ひとつずつ言葉にしていく。
これがねーーー、
なかなか大変でした。笑
最初の80%くらいまでは、
割とすぐできるんです。
でも、
「あとちょっと違う」
「惜しい」
「そうなんだけど、そこじゃない」
という、
最後の20%を詰めるのが大変。
でも、
これがものすごく面白かった。
というのも、
ずっと「感覚」だと思っていたものにも、
ちゃんと
判断する順番や、
基準があったんですよね。
まあ、
再現できるものだったから
講座にしているわけなんですが。笑
それを一つずつ言語化して、
AIに渡していく。
感覚としては、
AIに私の脳みそを
少しずつコピペしている感じ。
そして最近、
私が診断したものと
AIの診断が、
かなり近づいてきました。
ちょっと感動。
そして、
ちょっと悲しい。笑
「ここは人間だけの領域だろう」
と思っていたところまで、
意外とAIは来るんだな、と。
でもね。
作っていて、
逆に分かったことがあります。
AIが優秀になればなるほど、
人間が自分で考えることは、
もっと大事になる。
私はこのツールを、
写真を入れたら
「答え」が出てくるツールにはしたくないんです。
まず、
自分の目で見る。
自分で考える。
自分なりに仮説を立てる。
そのあとでAIを使う。
そして、
「私はこう思ったけど、
AIはこう判断したんだ」
と比べる。
そこから、
なぜ違ったのかを考える。
最終的に、
「私はこっちだと思う」
と判断する。
そこまでできて、
初めてプロだと思っています。
AIに診断してもらえる人を
育てたいわけじゃなくて、
AIの診断を見て、
「いや、ここは違う」
と言える人を育てたい。
だから、
ツールが優秀になればなるほど、
受講生さん自身の
「見る力」は鍛えます❤️
そして今回、
もう一つ面白い実験をしました。
私が、
「万年筆のネットショップをやっている」
という設定にして、
自分のブログの記事と、写真をAIに読ませて、
世界観を診断してもらったんです。
ちなみに、
ブログの記事に
万年筆の話は一切出てきません。笑
で、
その結果を見て、
思いました。
いやーーー……
自画自賛します。
完璧だ。笑
コンセプトも、
撮り方も、
背景とのバランスも、
場面設定も、
私の頭の中にあったものが、
全部、
文字になって出てきた。
でも、
ここで一番大事なのは、
AIに
「売れる万年筆の撮り方を教えて」
と聞いたわけじゃない、
ということ。
そうではなくて、
「私の世界観で、
この万年筆を売るならどうする?」
を出してもらった。
ここ、
ものすごく大事なんです。
私は、
売れているものを見つけて、
その売り方をモデリングして、
自分もそこに寄せていく、
というやり方を、
できるだけしてほしくないと思っています。
なぜなら、
私自身がそれで、
かなり疲れたから。
これまで
いろんなコンサルを受けてきました。
そこで何度も、
「そうじゃないんだけどな」
と思いながら、
「でも、売れるためにはしょうがないか」
と飲み込んできた。
売れる方法に
自分を合わせ続けていると、
数字は伸びても、
自分がどんどん置いていかれることがある。
そして、
自分が置いていかれたビジネスって、
結局、長く続かないんですよね。
だから私は、
その人の世界観を消して
売れる型にはめるのではなく、
その人の中にある世界観を、
ちゃんと「売れる形」に翻訳したい。
好きなものを捨てない。
その人らしさも捨てない。
でも、
「私はこれが好きだから」
だけで終わらせず、
ちゃんとお客様に届く形にする。
それが、
私が講座で伝えたい
世界観の作り方です。
今回ツールを作っていて、
実は一番驚いたのは、
AIがすごいことではなくて(めちゃすごいけど)
私が今まで
感覚でやっていたことを、
ここまで言葉にできるんだ、
ということでした。
感覚にも、
ちゃんと構造がある。
そして、
構造が分かれば、
人に渡せる。
だから今やっているのは、
AIツールを作っているというより、
私の中にあった「暗黙知」を、
受講生さんが学べる形に
変換している作業なのかもしれません。
そう思ったら、
俄然、
面白くなってきました。
まだ、
もうちょっと詰めます。
そしてツールが完成したら、
たっぷり使ってもらいます。
その前に、
自分の頭で分析する練習も
たっぷりしてもらいます❤️
便利なものを作った結果、
人間のトレーニングが
増えるという。笑
でも、
たぶんそれが一番いい。
AIに答えを出してもらうのではなく、
AIを使いながら、
自分の見る力を育てていく。
そんなレッスン7にします。
































