昨日の3月31日で、oliveは一旦、今までの社員としての立場を退職し、今日から「再雇用」となりました。
昨日までも、今日からも、仕事は同じで、職場も同じですが、雇用形態が変わり、お給料もグッと下がります。
ご存知のように、昨年6月で還暦を迎え、子供達にも祝って貰い、秋にはシンガポール旅行に家族で出かけて、多いに、60歳を楽しんだoliveなので。
今更、「えぇ~?退職?再雇用!?」なんて驚くのも変なのですが。
今になって、ジワジワと。
あぁ、そんな歳になったんだな、と。
なんとも複雑な胸中。
かと思うと、短時間のパートのような気楽な気分で今の会社に入り、契約社員になり、タイミングよく正社員にしてもらい、実力以上に、働きやすい、働きがいのある仕事をさせてもらった満足感もあり。
明日からも仕事ができること、待っていてくれる同僚がいることに感謝したり。
あぁ、でも、どんなに頑張っても、あと5年なんだなぁ、と思ったり。
新年度の初日の今日。
ちょうどoliveの「定休日」の水曜日だったので、アレコレ複雑な胸中を抱えながら、車の助手席で、小雨の降る春の景色をぼんやり眺めていました。
冬の間、仕事が忙しかった旦那さんと2人、車で三重県の父の見舞いに出かけるところなんです。
あいにくの雨だけれど、道中のいたるところで満開の桜が美しく、自然の生命の息吹を感じます。
今日から、新社会人や新入生も多いんだろうなぁ。
希望に満ちた門になりますように。
今から向かう父の状態は、リハビリは頑張っているけど、果たして歩けるようになるのか、わからない。
仕方ないよね。
手術の前に先生が繰り返し話していたし。
でも、父の気力は驚くべき強さで、前向きにリハビリに取り組んでいる。
まったく諦める気はないらしい。
強いなぁ。
なんて思っていたら、そろそろ、到着。
病院でも、実家でもなく、鰻やさん(笑)
三重県は、とにかく、鰻屋さんが多い。
そして、美味しい!
と思う。身びいきかと思うけど、ほんとに安くと美味しいと思ってる。
今回は、珍しく、いつもの「うなふじ支店」さんじゃなく「本店」を訪れることに。
昔々、来たことはあるけど、旦那さんとは、初めて。
11時開店、と聞いていたけど、実際は10時頃には店の前に行列ができ、10時半には店を開けて、注文をとってくれるらしい。
oliveたちが「うなふじ本店」の前に着いたのは11時少し前。
もちろん、行列が。
何組?6組?7組?
小雨の降る中、旦那さんと傘をさして、待つこと20分ほど。
意外と順調に、案内してもらえた。
さすがに行列に慣れてる!
回転が早い!


旦那さんは「うなぎ丼 特」oliveは「上」、母の分を持ち帰りで注文。

来ました、来ました!

フタを開けると。
おぉ~!炭火の香ばしい香りと、甘辛いタレの香りが、ふわぁ〜と立ちのぼる。
まず鰻をパクリと食べると、厚みのある身はフワッと柔らかく、皮がパリッと香ばしく、絶妙なバランスで口の中に旨味が広がる。
うわぁ~!
この味わいが行列を呼ぶのね!

最初、思いのほか、ご飯の量が多いかと思ったけど、うなぎとお吸い物や、沢庵を夢中で食べていると、ちょうど良い感じ。
甘辛いタレのかかったご飯を、ひと粒残らずペロリと食べて、ご馳走さま。
大満足。
うなぎ丼は、やっぱり贅沢品ではあるけるど「上」で2000円(税別)なら、
今のご時世、なかなかにお得感があるのでは。
行列必須、でも、その甲斐あり、三重の人気店「うなふじ」さん。
常連さんからは、もう宣伝してくれるな、と言われそうだけど。
美味しかったです〜
さて、お腹もいっぱい。
母への「うなぎ丼」のお土産を持って2週間ぶりの再会。
旦那さんとは、去年の12月以来。
母が元気そうで、旦那さんもひと安心。

春らしい和菓子を用意して待っていてくれました。
妹や義弟(旦那さんの実の弟)も来てくれて、話の花が咲き。
父の面会時間に合わせて、病院に向かうことに。
リハビリから戻ったばかりの父は。
2週間前より、顔色も良くて、元気そうでした。
良かった。
看護師さんから、食べ物の差し入れを禁止されているので、今回はお土産もなし。
でも、父はちゃんとわかっているし、気持ちはとても前向きで。
面会時間の20分間、たくさん、話をして、たくさん、笑顔が見れました。
後で妹から聞いた話では。
oliveが母に届けた「うなぎ丼弁当」の、うなぎ一切れを、母がこっそり父に持って行って、父は喜んで美味しそうに食べたのだとか。
あらー!看護師さんと約束したのに。
でも、内蔵の病気じゃないし?うなぎは滋養になるし?
母の愛情に免じて許して下さい〜
明日は、リハビリの先生との話があるらしく、oliveたちも金沢に帰るので会いに来れないけれど。
また近いうちに会いに来るからと約束して、病室を後にした。
父の毎日の頑張りが実りますように。
杖をついてでも歩けるようになりますように。
ベッドから、自分の力で立ち上がれるようになりますように。
父の諦めない姿を見て、年度末に感じた自分のモヤモヤが、いつの間にか消えていた。
いつからか胸の奥にあった複雑なモヤモヤ。
頑張ってもなぁ〜どうせ…なんて、後ろ向きだった自分。
まだ、60歳なのに。
元気で、なんでもできるのに。
前を向かないで、どうする!
松阪のホテルの一室で。
ワインを飲みながら(笑)
お付き合いいただいた皆さま、ありがとうございます。
皆さまの明日が、笑顔溢れる佳き日でありますように。
ごきげんよう。