ほんとに?

そんなことあるの?

1000円で?

昔、教科書で見た名作の数々が、県立美術館で見れるの?

「見返り美人図」とか、黒田清輝のうちわを持ってる絵画とか、尾形光琳の「風神雷神図屏風」とか、おかっぱの女の子が微笑んでる絵画とか、鳥獣戯画とか、教科書で見た本物?

本物が集まってるの?

能登の復興の為に、文化財が金沢に集まったの!

国宝も!重要文化財も!

東京のいろんな美術館を回らなくちゃ普通、見れないよね?

すごいじゃない〜!

行ってくるね、行ってくる!

教えてもらってありがとう〜!


これは、昨日の日曜日、会社の同僚との会話。

同僚は「この感動を誰かに伝えたい!絶対オススメ!行った方が良い〜!」と教えてくれたんだけど。

今のoliveの気持ちが、まさに同じ!


同僚もoliveも、日頃から美術や文化財に造詣が深い訳でなく、「美しいもの」「心を動かされるもの」が好きで、機会があれば体感したいと思っている程度。

でも!

今回、金沢にやってきた作品の数々は、そんなoliveでも知ってる名品がほとんど。

知らない作品があっても、それがまた美しく、厳かで、心揺さぶられる。

すごい!


能登半島地震の被災地の方々を少しでも癒したい、励ましたいと願い、復興への祈りを込めて、東京所在の博物館施設が、所蔵する品々に想いを託した展覧会。

この展覧会「ひと、能登、アート。」は、11月15日〜12月21日まで石川県立美術館で、12月9日〜3月1日まで国立工芸館で、12月13日〜3月1日まで金沢21世紀美術館で、それぞれ、違う作品の展示で開催されます。

能登半島にお住まいの方は無料です。

一般の方は1000円、65歳以上の方は800円です。


今日は、年末に出勤する為に代休になったので、さっそく行って参りました。

予想外に暖かな昼下がり。

県立美術館の駐車場は、スムーズに入れて空きがあり、ほんとに同僚が言うような作品が見れるの?と思うほど静か。

中に入っても、閑散としているし、いくら平日とは言え、ちょっと淋しいかも。

(月曜日なので休館だと勘違いして人が少ないのかも?会期中無休です。)


これこれ!
地下の展示室で、3つの展示室に43点の作品が展示されていた。
ポツポツとしか人がいないので、ゆったりと、好きなだけ作品を見ることができる。

素晴らしかった。
ほんとに、教科書で見た作品の数々!
作品の大きさや、筆遣いや、色彩の濃淡がわかる。
近くから見たり、離れて見たり。
「本物」の持つ、なんとも言えない、圧倒的な力強さを感じる。
それは、おそらく、能登の復興への願いを込めて選ばれた品々だからこそ、さらに、希望や、祈りや、力強さが感じられるのだろう。
次回開催の、国立工芸館や、21世紀美術館の展示会も、ぜひ出かけたい!

主な展示作品の紹介はこちら。


ゆっくり作品を愉しんだ後は、県立美術館の周りの本多の森を散策。
まだ紅葉が残っていて、美しい。






人の手から生み出され、長い年月を経て受け継がれる造形美と、自然の生み出す紅葉の美しさ。
どちらにも、心洗われるような時間を過ごし、大満足な1日となりました。

今回の展示会、知らなかったのはoliveだけかも知れませんが、もっとたくさんの方に知っていただきたいと思いました。
おそらく土日はもっと混み合うのでしょうが、今日の様子では、ゆっくり作品を楽しめそうです。
来場者も、能登半島の復興を願いながら、この展覧会の趣旨に賛同出展された機関の方々に感謝したいですね。

さて、今日から12月。
なんとなく気忙しくなりますね。
気温差に気をつけながら、お元気にお過ごし下さいませ。
明日も佳い日でありますように。
ごきげんよう。