2017年11月11日(土)に大阪産業創造館にて、ひろかずまさん主催の
コシノヒロコさん講演会「人生をデザインして、本来の自分に気付く」
が開催されました。
会場は満員御礼で、開演10分前に到着したものの、幸運にも、
コシノヒロコさんの目の前の2列目のお席に座ることができました。
一列目はVIP席なので、ヒロコさんを近くに感じられるとっても
良いお席でした。
開演前は、スクリーンにコシノヒロコさんのファッションショー
の映像が流れていて、待っている間も楽しめました。
コシノヒロコさんは、御歳81歳なのですが、とにかく若々しくて、
エネルギッシュで格好良い!
ご自身の人生を振り返って、本当に面白い人生だそうで、自分の
人生の中には、たくさんの宝石みたいな経験がたくさん詰まって
いるといわれていました。
そんな風に、自分の人生を語れるなんて、本当に素敵ですね。
ヒロコさんは、人は生まれた環境や育ちが影響しているので、
急に思いついたように、今のような状況になったという人はいない
だろうといっていました。
今では、お孫さんもいらっしゃるヒロコさんですが、ご自身を
振り返ってみても、親が子供を育てることからの影響が大きいと
感じるそうです。
世界のコシノヒロコさんは、大阪の岸和田出身。
岸和田といえば、岸和田だんじり祭が有名ですよね。
すごく活気のある大変激しいお祭りとしても有名です。
ヒロコさんいわく、どんなナヨナヨな男子でも、岸和田のだんじり祭
のときだけは、男子が格好良く見えたそうです。
そして、ヒロコさんは、そのお祭りが行われる中心地で生まれ育った
こともあり、性格が岸和田だんじり祭そのままだというのです。
かなり、激しい性格だということでしょうか。
また、ファッションデザイナーのコシノ三姉妹といえば、長女の
コシノヒロコさん、次女のコシノジュンコさん、三女のコシノ
ミチコさんが世界的に活躍されています。
NHKの朝の連続小説では、お母さまの小篠綾子さんのストーリーを
元に『カーネーション』が放送されて、その後、世界20カ国でも
放送されたといいます。
3姉妹というと、穏やかで華やかな姉妹を思い浮かべそうですが、
ヒロコさんいわく、3人の姉妹のライバル意識は非常に強くて、
女性のライバル意識は本当に凄まじくて、表面上には出さなくても、
チクリという一撃が未だにあるそうです。
これには、ある理由があって、お母さまの綾子さんの教育方針から
だそうです(その理由は、また後ほど)。
このやっかみとチクリの一撃が最高の励みになって、「彼女たちには
負けられないぞ!」というエネルギーがわいてくるそうです。
ヒロコさんは、初孫だったので、「カーネーション」では、小林薫さん
が演じた(綾子さんのお父さん)祖父からの影響が大きいといいます。
とくに、美意識はお祖父さんからの影響で、多趣味だったお祖父さんは、
呉服屋さんだけでなく、謡曲や唄の先生もされていて、コシノさんが
3歳になると、毎月歌舞伎座連れて行ってくれたそうです。
5歳になるとお茶屋さんにも連れて行ってくれて、ヒロコさんは
芸者さんに混じってお酒も飲んで遊んでいたといいます。
お母さんの綾子さんが「カーネーション」からでも分かるように、
お仕事が大変忙しかったので、お祖父ちゃん子、おばあちゃん子
で非常に過保護に育ったそうです。
ヒロコさんは、子供ながらに、歌舞伎の綺麗な衣装やメイキャップ、
ヘアなどの美しさに魅了されて、歌舞伎のストーリーも分からない
のに、舞台を全部を覚えて絵に描いたそうです。
一幕一幕を絵に描いて、家の前に貼ってもらうと、道行く人たちが
褒めてくれるので、嬉しくなってまた書く。
お祖父ちゃんも「うちの孫は絵が上手い!」と褒めてくれる。
周りに褒められて、美意識がどんどん育って行ったそうです。
コシノさんがデザインする洋服は洋の世界と和の世界がシンクロ
するデザインが多いそうなのですが、小さいときに育てられた
美しいものを感じる美意識が大きく影響していると感じている
そうです。
子どもでも、大人でも関係なく、美を感じる心が生涯残ることは、
素晴らしいことだといわれていました。
お祖父ちゃんとおばあちゃんに過保護に育てられて、美意識が
高まったというヒロコさんですが、その状況にお母さんの
綾子さんが取られた子育て方法は、ビックリするものでした。
また、本当の綾子さんは、「カーネーション」を何十倍も
飛び越えたとても破天荒な方だったそうです。
次回は、そんなお母さんの綾子さんとの思い出話しに続きます。


