こんにちは。
講師のための「伝え方」コンサルタント
ササキミサトです。
この季節になると、
過去にいただいた年賀状整理とか、
喪中のハガキを頂戴したりで、
「あぁ~、友達元気かな?」
「元の会社の同僚、どうしているかな?」
と、振り返ることが多いです。
私がこの仕事を始めたきっかけは、
過去につとめた会社での経験があるからです。

講師歴にはカウントしてませんが、
実は新卒で入社した人材派遣会社で、
少しだけPCの講座を担当させていただいたことがあります。
おそらく、私の講師デビューはここ。
でも、そのときのことを振り返ると、
私は正直「講師」という仕事に対して
ほとんど魅力を感じていませんでした。
それは、
「ただテキストを見ながら操作方法を教えるだけ」
「講座内で教えることを、順番通りにこなしていくだけ」
と、とっても単調な作業に思えたからです。
そして、上司や先輩たちからキツいフィードバック。
「もっと空気を読みなさい」
「見られている意識を持ちなさい」
当時、東京で仕事をしていた私。
季節は夏。
北海道から出てきたばかりの私にとって、
地獄のような暑さ。
パンプスはムレる(笑)と、少しでも快適さを求めて
ミュールを履いて登壇した私。
もちろんこの点もキツく言われました。
「なんでミュールじゃダメなんだろう?」
「空気を読むって、どうやったらいいの?」
「見られる意識って、具体的にどうしたらいいの?」
そんなモヤモヤを抱え、
でも上司や先輩たちが怖くて、
聞けませんでした。
そして、講師のポジションから離れました。
それから数年後。
IT関連会社に転職し、
オペレーターをしながら、社内研修の担当者になりました。
前任からの引継ぎもほとんどなく、
すべて自分で考えて、行動していかなければならない。
もちろん、テキストはありましたが、
そのページがどんな意味を持つものなのか。
ワークがどんな効果を持つものなのか。
その研修をおこなう意味合い。
そして、業務時間中に研修を行う、という意味。
1から、というより、当時の私自身のとしては
マイナスからのスタートでした。
そこでふと思い出したのは、
PC講座をしていたときの、上司・先輩たちからのフィードバックでした。
もうすっかり忘れていたはずなのに。
なんでそう言われたのか、消化出来ずにいたことなのに、
あのとき言われた言葉が、
マイナスからのスタートを切った私には
重要なヒントになりました。
「講座での空気を読む」とは、
受講者ひとりひとりの進捗度合を把握しながら進めること。
自分が例として出した言葉が、本当にわかりやすい例なのかどうか
瞬時に判断出来る「察視力」が必要。
「見られる意識」とは、
その限られた時間の中で、講師から発する言葉だけでなく
全身から「伝わる」ための工夫が大事。
なぜ自分がその場にいるのか、「この人だからこそ、教わりたい」と
思ってもらえる人間力を持っていないと、伝わり方は激減する。
これらは、すぐに理解したものではなく、
講師歴を重ねることで体感し、蓄積してきたもの。
そして、いかに私自身の吸収力を高めていくか、
いろんな感覚を養っていくかが、
今までも、これからも大事にしたいこと。
新卒の頃は、魅力を感じていなかった講師という仕事。
今は、
自分の仕事に誇りを持ち、
「講師」という仕事に魅力と責任を感じています。
私の周りには、たくさんの素敵な講師がいます。
そして、これからも増えるであろう、たくさんの素敵な講師の卵たちがいます。
まだお会いしたことのない方も多いですが、
起業する=個人で仕事をしていく決意をされるということは、
相当の覚悟と責任です。
だからこそ、応援したいと心から思います。
そんな皆さんが、
講師として発信することに不安を感じたとき、
私が体感してきた経験が少しでもヒントになりますように。
そして、
一歩一歩進んでいくためのお役に立てればと思っています。
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