もともとは通信用語で

ラストワンマイルとは

中枢から個人宅へのボトルネックを言った。

今回はお子様の成績向上への

「最後の1マイル」問題を扱います。


  ​マラソンの「最後の1マイル」

42.195kmの

最後の1マイル(およそ1.6km)は

1番辛い距離だと言います。

中学受験においては

もちろん入試の1ヶ月から2ヶ月前です。

追体験したい方は

「2月の勝者」を読んでください。

だいたいあんな感じです。

17巻からの展開は

ドラマ版ではざっくり1話になっていて

オリジナル展開です。

落ちた子に寄り添うことも、

逆転合格も何もありません。

キャストが元天才子役に、現天才子役で、

ゲスト父母が神脇役なのに、

最終話で転びました。

緻密な取材とリアルはどこに?



ですが、今はそれより喫緊の問題があります。

それは夏前組分けという千秋楽です。


  6年はここでコースが固定する

ということになるので全力で望んでください。

ここでテスト対策のためだけに

個別を頼むのはあまり得策とは言えません。

自分でやっておいてなんだけど。

というのは付け焼き刃になるのと、

自分で本番対策できないご家庭になるからです。

いつまで個別払えますか?ってなるからです。

しかも当たり外れは大きいのです。

残念ながら。

あたりを引くまでロンダリングはできません。


  非受験学年でも。

このあと夏期講習期間、約1.5ヶ月の

ほぼ毎日が生徒の実力を見込んで

課題を出してくるので、

総力戦の構えでいきましょう。

上巻の内容全部と合わせて、

昨年の単元から構成されている、

「毎日やれ計算リョク一行トレーニング」

とかそういうのです。

あとゴアプラスとかいう防水素材ぽいやつです


きちんと過去単元から苦手を見つけて、

1ヶ月かけて潰していってください。

スケジュール的には

もっとも遅いYTネット系は

ちょうど1ヶ月前です。


  だから一番大変なの。

ここではまず意思を統一してください。

最初の14日をがんばる。

14日の最後は勉強しないから、

その代わり残りの日程をがんばろう。

です。

理想は日曜ですが土曜でもいいです。

習い事の都合もありますから。

あとは作成したやり直しノートから

苦手つぶしをしてください。

これはお子さんによって違います。

※zoomで話したので6月1週目は飛んだ



  けなす、おこるのではなく、一緒に。

口癖は「一緒にがんばろう」

「がんばってるね」です。

机に向かってたら言いましょう。

本を読んでたら言いましょう。


やれ!じゃなくてやろう!です。

一回、同じ問題解いてもいいです。


え?解けなかったら?

むしろ

解けないふりしてもかまわないのです。

「いつもこんな大変なことやってるの?

すごいね」と言えばいいです。

これではじめて目線が合いました。

そうしないと上からだから、

反発するのです。


いっそ教えて、と言っても構いません。

普段、苦手を感じてる生徒さんほど、

頼られると教えたくなるのです。

※これが私の授業で選択肢を選んだ理由を

スラスラ答えるときのお子さんの感情

このあと「すごいね!」「よくわかったよ!」

必ず言うからです。

ご家庭で解答持ちながら聞いてもいいと思います。

しかし、違う!間違い!とは言わない。

なんでそれを選んだの?とあっていても

間違えても聞きます。


ゴール下はきみに任せる。



違う時は「あれ?そうだっけ?」と言います。

すると9割、

自分でおかしいところに気がつきます。

この時点に持っていくと、

もう解く時に確かめながら

解くようになりますから

ミスがガツンと減ります。

この1ヶ月なのです。


  大切なのは1人で戦場に向かうまで。

入試本番では

お母様やお父様が我が子を連れてきます。

私たちは握手をしながら言葉をかけますが、

一つの学校に大勢集まりすぎると、

がんばってね!しかいう時間がありません。

そんなとき、泣くお母様もいます。

グータッチで送り出すお父様もいます。

お子さんは大きな決戦に臨むので、

メンタルがやられる可能性もあります。

過度の緊張によって。

そのために当日はこう言ってください。

「あなたは1ヶ月。ものすごくがんばった」と


「さあ、

点を取っていってらっしゃい!

結果に

お父さんもお母さんも

怒らないから!」


そう言えるように、

1ヶ月を一生懸命やることを

信じきってください。

任せきるのとは違います。

互いを信じて

同じ歩みで進んでください。


それが伴走です。