​相談内容

新小5女児の親です。

桜蔭と豊島岡にいかせるのが夢ですが、

今の学習でよいのか不安があります。

『数と量、割り算と1あたりの量』
『ともなって変わる関係、比例のグラフ』

『場合の数』に不安があります。

ご指示の通り、

問題、解答解説、娘の答案を

お送りしますので、

何かアドバイスいただけましたら幸いです。

 

  マスターアドバイス

あなたが転んでしまったことに関心はない。

そこから立ち上がることに関心があるのだ
ーーアブラハム・リンカーン 


問題、答案、解答解説ありがとうございます。

解析を終えました。

基本的には頭のいいお子さんで、

大きな問題はやはり「グラフ」にあると思います。



このグラフが突き抜けていることから、

グラフの意味が

わかっていないのではないでしょうか。

また、これもです。



直しノートはよくできています。

解説も適切でお母様の努力が伝わります。

拙ブログもお役に立てているようですね

 

ゆとり教育以降、

現在の公立校では

方眼紙を買うように言話ないところもあり、

グラフの書き方の指導が十分ではありません。

したがって学齢を考えると

9歳か10歳では

「毎月500円貯金したら?」という

現実に即した例で積み立て金額がいくらになるか

ドットを打って線を書かせてみてください。

もちろん、方眼紙に。

すると累積が右肩上がりになり、

「増加」がわかると思います。

また、逆に「毎月500円使ったら」

1万円から日々減ることも合わせてやると

「減少」も理解できます。

拝見する限り、

ダイヤグラムを完全に落としてるので、

これも

車で買い物にでかけたら?と

実際に時速60kmで

ショッピングセンターに向かい、

そこで30分買い物して時速60kmで帰宅した、

のように実態に即して教えてあげてください。

このお子さんは「数字を数字として」扱えません

数字を「実際のものに例えると理解できる」、

言語優位です。

ですので、そこから始めて以下の直しをしてください。

交点とは2人が「交わる場所ですれ違う」のだと。


次に数量問題です。



答案はこちら。


問題はなぜ間違えたのか、です。

相手の立場になって考える。

これが親御さんにも塾講師にも必要なことです。

展開の仕方は

「文頭から順番に数字をまとめたもの」

になっています。

大きな過ちはなんでしょう?

それは、

「袋ごとになっているから

すべてを合計できないはず」が、

「袋から出して総量を何回に分けるか」

に思考がスライドしていることです。

だから

袋によって定められた限界を超えていますね。

 

最後に場合の数です。

順列や組み合わせとはそもそも

順列=取り出して戻さないで並べる

組み合わせ=取り出したら戻してリセット

この違いです。

色鉛筆12本入りなどで、

「同じ色のセットはダメ」として樹形図を書かせてみてください。

このお子さんはとにかく「具体化」が必要です。

理科に強く、算数のうち抽象概念が苦手です。

また、組み合わせはトランプのハイアンドローで遊んでみてください。

ルールは

最初の一枚を山からめくり、

次が前の数より上か下かあてます

ゲーム性を上げるには人生ゲームのチップや、

おはじきなどを賭けると良いです。

すると、例えば3ならハイのほうが10枚、

ローの方はAと2しかないことに

気づくと思います。

一通りやりながら、

「この数からハイとロー

どっちに賭けた方が勝ちやすい?」

聞いてみてください。

 

知育によって大幅な改善が見込まれ、

インプット次第では

私は志望校は夢ではないと判断します。

とにかく、具体的な事物に例える。

これが理科タイプの算数最大の攻略法です。

ご質問ありがとうございました。

お気軽に今後もどうぞ。


©️お受験のお医者さん