講座やライブ配信で、

こんな風に感じたことはありませんか?

 

 

「もっと、相手の心に届く話し方ができたら…」

 


「一生懸命話しているのに、

参加者の反応がイマイチ…」

 


「伝えたいことが伝わりきらない…」

 

 

 

これを解決するカギは、

ズバリ“声”です。

 

 


そのお手本になるような本物を

見ちゃったのです。

 

 

 

今日はそのお話をしますね。

 

 

 

場所は、東京、

赤坂舞台演劇祭。

 

 

整理券の列に、

私も早々と並んでた時のこと・・・

 

誘導していた役者さんの声が、

いやもう、すごかったんです。

 

 

声の力で、場の雰囲気が一瞬で変わって、

列に並ぶ人たち全員の行動までが変わったんです。

 

 

状況をもうすこし説明しますね。

 


長蛇の列に並ぶお客さんたちの心理は、

「いかに早く整理券を手に入れるか」です。

 

 

つまり、

全員が無意識に利己的な状態になりやすい。

 

 

列の雰囲気がピリつくのも自然なことですよね。

 

 

でも、その場に現れた役者さんは、

列全体の雰囲気を

一瞬で変えてしまったんです。

 

 

 

どうやって?

 

 


「声」と「心」です。

 

 

 

まず、声。
役者さんの声はただ大きいだけじゃない。

 

 

むしろ、

大きさが過ぎると「うるさい」

と感じる人が出ますよね。

 

 

でも、この方の声は違うんです。

 

 

程よい音量で、内容が的確で、

さらにユーモアを交えている。

 

 

結果として、

みんなが「もっと聞きたい」

って思ってしまう声なんですよ。

 

 

つまり、

声の魅力が人の注意を引いて、

心まで動かしているわけです。

 

 

 

で、心。

 

 


その声には「相手の立場に立つ」

という優しい心が込められていました。

 

 

ただ「前に詰めてください」ではなく、

「こうすることで全員が気持ちよく過ごせます」

という配慮がにじみ出ている。

 

 

その優しさが自然と行列全体に伝わって、

利己的だったお客さんたちが

一瞬で協力的に変わっていったんです。

 

 

 

で、ここからが面白いんですよ。

 

 


私はこの役者さんの誘導に

すっかり魅了されてしまって。

ホテルに戻ると思わず調べました。

 

 

「あの人は、誰だったんだろう?」って。

 

 

そして、わかったわけです。

その人がどこの劇団の所属で、

次にどんな舞台に出るのかまで。

 

 

気づいたら、

「次はこの人の舞台を観に行こう!」

と思っている自分がいました。

 

 

 

考えてみてください。

 

 


ただの整理券の列に並んだだけの私が、

役者さんの声に感動し、

その人に興味を持ち、

舞台を観に行こうって行動を変えたんです。

 

 

最終日には、

その役者さんに直接伝えましたよ。

 

 

「誘導に感動しました」って。

 

 

これ、すごくないですか?

 

 

だって、普通の状況ならあり得ない。

つまり、この役者さんの声には、

私の行動を変えるだけの力があったんです。

 

 

で、ここで気づいたんです。

 

 


これって、「声」の本質が見えてくる、

そんな話なんじゃないかって。

 

 

声というのは単なる音じゃない。

 

 

単なる情報でもない。

 

 

そこに

「響き」と「心」が込められることで

初めて人の行動を変える力を持つ。

 

 

そして、声の力が、

場の空気や全体の流れまで変えてしまうんです。

 

 

これ、演劇だけの話ではないですよね。

 

 

どんな仕事にも

私たちの日常生活にも。

 

 

すべてに応用できる。

 

 

声はその可能性に

満ちている

 

ということです。