自分の子育てについて子供から責められた時、親はどのように対応すれば良いのでしょう?

今回は、親を責める子供たち①の続きです。


10代後半以降の、成長した子供から、「親の育て方のせいで、自分は今こうなっている」などと責められたら、思わず反論したくなるでしょう。

でも、子供がどんなに理路整然と責めて来たとしても、子供が聞いてほしいのは、理屈ではなく自分の感情の方なのです。

それまで自分の中に押し殺していた感情を、ただただ受け止めてもらいたくて「責める」という形で表現しています。

ですからここで、たとえば親が子供の誤解を解こうとして正論を述べたとしたら、子供にとっては「自分を受け止めてくれない」という怒りと悲しみが増す一方。

顔を合わせるたびに、同じ口論を繰り返すことになりかねません。


かと言って、子育て本などでよく言われる「受け止めましょう」という態度でいると、子供はそこに甘え、いつまでも「親のせい」という思いに留まります。

少なくとも25歳を過ぎた子供を、親はもう手助け出来ません。

子供に責められて負い目を感じたとしても、自立するべき年齢の子供を必要以上に心配し、また手を貸すことは、子供の自立を損ね、ますます生きにくくさせるばかりです。

冷たいようですが、ここで手を出すとその先もっと手を出さずにいられなくなり、また子供はさらに親を責めるようになり、「共依存」という新たな生きにくさを抱え込むことになるからです。


そもそも、失敗や誤りのない子育てなどありません。

仮に、原因がすべて親の子育ての失敗だったとしても、子供はそれがあるからこそ、そこからだって成長していけるのです。

もっと言えば、失敗や誤りを人生から排除することは、そこから大きく化ける「成功」の種を、はじめから蒔かないことと同じです。

失敗を子供の「財産」に出来るかどうか…

「子供に責められる親」が今から何をしたら良いか、次回に具体的な対策をお伝えします。


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