子供のお行儀が良いと、外に出た時に、知らない方からも声をかけられることがありますよね?

褒められるのは、望ましいことです。

ですが、どうかそれを気にしないでください。

子育て中の母親は社会との関わりが薄く、自分が評価される場面がほとんどありません。

するとそこで、「子供への評価=自分への評価」のように錯覚し、自分が欲しいものを子供に求めるようになるのです。

これは、私自身の反省からお話ししています。


もともとのんきな私は、のんきに子育てをしていました。

それが、上の娘が小学4年から塾に行き始めた時のこと。

塾で娘の成績が悪くなると、まるで自分が叱られるように感じて…

娘の成績が上がりだすと、誇らしく…

ものすごく娘を追い込んで、勉強させたことがありました。

生涯で唯一、私が教育ママゴンだった頃の話です。

でも一ヶ月足らずで、ママゴンはやめました。

もともとは、「お受験」には乗り気でなかったわが家。

だけど中学受験をさせないと決め込むのも親の独善かと思い、試しに娘を塾に通わせだけのことなのに。

娘を追い込んで、私も追い込まれ、そして気づいたのです。


「自分の自尊心を子供で満たしちゃ、だめだ!」と。


それからは、すっぱり足を洗いました。

その後、娘は好んで中学受験をしましたが、足を洗って以来、私は娘の成績、受験の合否をこれっぽっちも気にしたことはありませんでした。



誰でも心の奥では「褒められたい」という気持ちがあって、これは「承認欲求」という本能のひとつです。

でも、それを子供をとおしてやっちゃいけない、…あの時の自戒です。

専業主婦であろうと何であろうと、母親もひとりの人間として、自分を生きなきゃと。

当時、専業主婦だった私の思いでした。




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