今月もあと2日で終わり、今年最後の総決算ともいうべきアベノミクスの是非を問う衆議院選挙がある。
今後の日本の針路の重要な問題を含んだ選挙でもある。確かに経済問題に風穴を開けようとした、つまりは民主党政権で何も決められず、経済も停滞して何ら解決の糸口さえ見つからなかったから、自民党安倍政権に復帰して、多くの国民から期待が寄せられたと思う。私も是々非々で良いものは認めようと考えた。
給料も上がらず、デフレスパイラルから抜け出せないまま何年も続いた。株価も動かなかった。
確かにアベノミクスで、、日銀と連動してまず円安を進めて、株価も上がってきたのは周知の事実である。しかし、富裕層の一部に恩恵が偏ったのも事実である。
逆に、輸入品に頼る経済のわが国は、円安による物価高を招き、いくら企業の収益が上がっても上場企業のでも上位50社に集中して、多くの国民の期待した賃金上昇とはならず、物価高に追いつけない状況では鬼ごっこである。これでは何のための円安なのかわからない。つまりは失敗である。
同時に、安倍自民党政権は雇用の拡大に貢献したではないかと胸を張る。しかしこれも、正規雇用者が減って、非正規雇用者の増加では、給料が増えたわけではなく、広く薄くなっては元も子もない状態です。これでは結婚できる給料ではなく、子供も増えない少子化対策に良い影響があったとも考えられない。
全ては、一部の者の独り勝ちを増やしただけでは、日本経済全体に良い環境になったとも言えない。
民主党政権の何も動かなかったのも困るが、安倍自民党政権の行き過ぎた一部の勝組みを造っても経済全体ではマイナス効果でも国民にとっては困る。
安倍首相は経済対策にはこれしかないアベノミクスというが、他の選択肢はないのかと言いたい。
今度の選挙では、経済対策ではこれを続行させるのかどうかの岐路に立たされてるのでもある。
他の部門でも、集団的自衛権行使や原発再稼働といった安倍政権の反動政治のやり方には、国民はついてゆけない事情もあるのだ。