鹿児島に来たら、
どうやら「担々麺を食べておいたほうがいい」らしい。
しかも、ただの担々麺ではない。
地元で長く愛されている人気店、
「満正苑(まんしょうえん)」。
空港にもお店があるらしいのですが、
せっかく鹿児島まで来たのだから、
どうせなら本店へ行こうじゃないの。
というわけで、向かったのが
満正苑 与次郎本店。
この日の目的は、もちろん看板メニューの担々麺。
平日の開店時間を狙って行ったのですが、これがまあ、想像以上の人気でした。
11時半のオープンに合わせて行ったのに、
すでに人、人、人。
扉が開くと、
どどどどど……。
という感じで、みなさん吸い込まれるように店内へ。
私たちも入ったのですが、
そのあとも次から次へとお客さんがやって来る。
そして、
12時になる前には、ほぼ満席。
えっ。
今日、平日ですよね?
私が曜日を間違えているのかと思うほどの盛況ぶりです。
食べ終わって外へ出る頃には、
今度は外に行列。
聞けば、どうやら珍しい光景でもないらしい。
これはもう、鹿児島の人気店という言葉だけでは足りないのかもしれません。
さて。問題は「辛さ」である。
私は辛いものが嫌いではない。
むしろ好き。
ただし、ここには重大な問題がある。
その場では、
「おいしい〜♡」
なんて喜んでいても、
数時間後のお腹が同じ意見とは限らないのである。
しかもこの日は、このあともスタバ巡りをする予定。
旅先で腹痛なんて、絶対に避けたい。
そこでお店の方に聞いてみました。
すると、迷いなく、
ですよね。
ここまで来て別のものを頼む女でもない。
では普通の辛さで……と思っていたら、
「中辛くらい、いっちゃったほうがいいですよ」
という感じでおすすめされまして。
……そこまで言うなら。
いきましょう、中辛。
こういうところで妙に人の言うことを聞いてしまう私。
そして、ひと口。
おお。
辛い。
でも、
おいしい。
ただ辛さを前に押し出した担々麺ではないんです。
胡麻のコクがあって、旨みがあって、
そこにほんのりお酢のような爽やかな酸味。
だから濃厚なのに、妙にあとを引く。
ひと口食べる。
辛い。
もうひと口。
やっぱり辛い。
なのに、
またレンゲがスープへ向かう。
なんでしょうね、これ。
「辛いから水を飲もう」ではなく、
「辛い。でも、もうひと口飲みたい」
になる。
これが「クセになる」というやつなのか。
途中、お店の方がわざわざ、
「大丈夫でした?」
と様子を見に来てくださって。
大丈夫です。
むしろ困っております。
スープを全部飲みたくなっているから。
そして私の頭の中に、
さらに危険な考えが浮かんでしまった。
絶対おいしいじゃない。
レンゲでスープをすくって、
そこにごはんを少し浸して……。
いやいやいや。
やめておこう。
今日はまだスタバにも行く。
鹿児島まで来て、担々麺のスープを飲み干し、
さらにごはんまで投入し、
そのあとスタバへ行って、
「お腹痛い……」
では、あまりにも計画性がない。
大人ですもの。
ここは理性を働かせました。
……働かせましたけれど、
本当は最後まで飲みたかった。
これだけは書いておきます(笑)。
ちなみに今回は2人で食べて約2,500円。
この満足感を考えると、かなり嬉しい。
支払いはPayPayなどのコード決済が利用できましたが、
私たちが訪れたときはクレジットカードが使えなかったので、今回は現金でお支払いしました。
そして人気店なので、食べ終わったら長居はせず。
外には待っている方もいらっしゃるし、
私たちもサッと席を立ちました。
でも店を出てから、
「あれ、また食べたいかも」
と思ったんですよね。
これって結構すごい。
辛い。
でも旨い。
濃厚なのに、酸味があって重たすぎない。
そして、食べ終わってからまた思い出す。
「クセになる担々麺」って、こういうことなのかもしれません。
ほかのお料理もおいしいらしく、
周りを見ればいろいろ注文されている方がいました。
でも初めてなら、私はやっぱり担々麺をおすすめしたい。
鹿児島旅行で担々麺がお好きな方。
満正苑、一度食べてみてほしいです。
できれば開店時間を狙って。
それでも平日からどんどん席が埋まっていったので、
時間には少し余裕を持って行ったほうがよさそうです。
そして次回の私へ。
……結局そこなのよ(笑)。
ごちそうさまでした。












