何かが足りない。
何だろう、何だろう…
しばらくアートとにらめっこして
やっと気づく。
娘ちゃんだ。
娘ちゃんが足りないんだ。
破壊王になってから
私は娘ちゃんの撮影を諦めていた。
残念ながら
イライラする(笑)
ちょっとぐらいアートを壊したって
あらら、やんちゃさん

なんて
寛容になれればいいのだけど
器がちっちぇ人間だからか
どうしてもイライラしてしまう(笑)
そうして
娘ちゃんを寝かしつけた後
ほぼ毎晩のように
アートを創作していたのだけど
どうもキマらない。
小物が足りないのか
それとも色味が悪いのか…
講師の方々のブログを見ていると
シンプルなのに
うわあ、可愛い
と
と目を惹くアートがたくさんある。
何が自分に足りないんだろう…
で、はと気づく。
娘ちゃんだったのである。
娘ちゃんというか、
主役の存在だ。
その想像力が私には足りないのだ。
主に北九州で活動されている
ママ写真家でおひるねアート講師のつきこさんに
講師になるかどうか悩んでいると
相談した時のこと。
「アート作りは毎回、
産みの苦しみを味わっておりますが、
そこに赤ちゃんが入って
命が吹き込まれた時に
毎回感動してます」
なんて素敵なフレーズを
さらっと語るんだろうと
すごく印象に残っていた。
そうか、
私は赤ちゃんの存在を想像できていないのだ。
だから
私のアートは未完なんだと思った。
で、
試しに
お昼寝した娘ちゃんを
そっとアートにおろしてみた。
そうしたら、
なんと
何でもないアートがパッと華やいだのだ

(のように見えた)
いや、正確に言うと
ただ絨毯に転がした娘ちゃんだって
私にとってはすごく可愛いわけで、
だから
その可愛さに
作品の方がぐっと引き上げられた、
と表現すべきかもしれない。
主役のチカラ。
赤ちゃんがあって初めて
おひるねアートは完成するのだ、きっと。
ただ思っていた以上に
娘ちゃんは成長していた。
デカイ…
はみ出したサイズを修正し、
パチリ。
この日は
パパ、ママの結婚記念日でした。
うつ伏せになっちゃったのが
残念だけど…

お昼寝中の娘ちゃんを
ターゲットに
おひるねアートを撮るようになる。
それに…
私はただ単純に
娘ちゃんが撮りたかったんだなあと。
時々、妄想する。
自分のつくったアートに
赤ちゃんたちをゴロンさせている光景を。
ママさんたちが皆笑顔で
しきりにシャッターを切っている
そんな幸せな光景を。
どんなにか素敵なんだろうと思う。
想像すると
嬉しくてドキドキするし
一方で自分に講師が務まるのかという
不安でドキドキもする。
いずれにしても
幸せな仕事であることは間違いない。


