それは
苦手だった西洋史の授業を想起させる。
アレクサンドリアやら
アウグスティヌスやら
アルパチーノやら
アルデンテやら。
そうした言葉は睡眠導入剤として
私を心地よい眠りへといざなってくれた。
カメラといった機材の
専門用語も然りである。
カタカナとアルファベットが混じった
取説や解説本は
これまでにページを開く機会があっても
拒絶反応によって
ものの数分で
パタンと閉じていたように思う。
なんだけれど、
おひるねアート講師たるもの
やはりカメラの技術や知識も
必要なわけで。
講師育成プログラムの
教材のひとつにも
『デジタル一眼撮り方超入門』
という書籍が含まれていた。
苦手意識が
ハードルを上げていたのだと思う
表紙の1ページが
重くて、重くて。
でも、
ようやく意を決して
本書を開いてみたら
なんとも面白いのである。
私のような超初心者や
例えば、
専門用語は難しいという誤解で
せっかくのデジタル一眼を
お蔵入りさせてしまっているような人を対象に
「わかりやすくて楽しく学べる」
ことを意図して
書かれているのだ。
だから、
全ページカラーで写真が満載で
どれもオシャレだし
イラストや漫画入りで
退屈させないし
今すぐカメラ片手に
お出かけしたくなるような
内容になっている。
そうして今や
猛烈にカメラが欲しい

(講師育成を受けてから
購入しようと我慢している)
私の幼馴染はカメラ女子で
先日松本でお茶した際も
デジタルカメラと一眼の2台を
バッグから
いそいそと取り出し
娘ちゃんを撮りまくっていた

まるで
1冊の写真集でもつくるような勢いで
カメラを替えながら
何枚も何枚も。
で、その出来映えを
見せてもらうと
やはりスマホのカメラ機能とは
雲泥の差なのである。
ぼかし具合や
パリッと冴える表情なんか。
娘ちゃんがよりいっそう可愛い(笑)
もっと赤ちゃんの頃
小川ふみこ先生の
撮影会に通っていた頃から
一眼で撮ってあげたかったなと
それは心残りだ。
彼女の長い指に
一眼のカメラはよくハマる。
カメラが似合う女性に憧れると
以前の記事に書いた。
私がカメラを構えると
不格好なのだけど
本書ではカメラの持ち方も
解説されていて
そうか
やはり「カタチ」があるのだと。
包丁の持ち方や
仕上げ歯みがきの仕方や
ジャンプシュートのキメ方と
同じように
カメラにだって
ちゃんとしたフォームがあるのだと。
カメラを購入したら
うきうきと外出するんじゃなくて
先ずは鏡で
カメラを構える自分の姿を確認しようと思う

桜木花道が
自分のシュートの姿勢を
研究するように。
「左手はそえるだけ」
みたいな。
少しはカメラ女子に
近づけるかもしれないね



