日本おひるねアート®協会
代表の青木です。
本日のあさイチは育休特集でした。
厚生労働省によると、令和元年(2020年)度の育児休業取得率は女性が83.0%でしたが、男性は7.48%。
その状況を踏まえて男性育休の取得推進のため2021年に「改正育児・介護休業法」が成立、2022年に改正が実施されました。
今年はさらに男性育休の取得促進のため、育児休業給付金を引き上げるなどの方針を固めたりしていますが、まだまだ実現には壁があるように感じます。
男性育休は誰のため?
せっかく育休を取っても、パパとママのすれ違いから産後クライシスになったり、社会の疎外感を感じたり、育児相談ができる友だちがいないなど、まさにママが感じている状況をパパも経験しているようです。
家庭の状況によっては育休を取らない選択をした家庭もあると思います。
各家庭の状況によって一番よい選択をすることが必要だと思います。
ただ、先日、あるパパ経営者さんとお話をしている時に
「育休を取るのはこどものため、パートナーのため」
ということを考えているパパが多いという話がありました。
もちろん素晴らしい心がけなのですが…
私は、育休を取るならぜひパパには自分のために取ってほしいと思っています。
補足すると「自分のために子育てをし、パートナーを支える」
という気持ちでいてほしいのです。
もちろん、育休を取らないと育児が回らないという物理的な結論はあるにしても、やはり、自分で納得して選択をしているという主体性が必要です。
自分で育児に関わることを選んだ、という自発的な理由がないと「やらされている」という小さなほころびがだんだん大きくなってしまいます。
人生で大事なものはなに?
先日読んだ本のフレーズに
「人生で一番大事なことは思い出作り」
というフレーズがあります。
人生で、自分の分身のような小さな命が生まれ、成長していく様を間近で見られ、関われるのはほんの一瞬です。
人生のハイライトと呼べる数年、もしくはたったの数ヶ月を仕事に費やすのは個人的にはもったいないと感じます。
それでも、どうしても仕事が忙しかったり、関わる時間が物理的に取れないなど難しいこともあるかもしれません。
そんなときは、ぜひ、一緒にいるときに写真を撮ったり
手紙など、子どもを愛してきた記録をお子さんのためにも自分のためにも残してほしいと思います。
記憶はいつか忘れていきますが、幸せな記憶を形に残しておくことで、思いだすことができたり、より増幅します。

お子さんと一緒にいる時間が短くても、写真があることで「一緒にいた」という思い出として記憶を書き換えることができます。
それは、将来子どもが巣立ち、やがて自分が老いて人生を終えるときに、幸せな思い出として心に残ります。
人生の経験値を上げるのは環境の変化
女性のライフステージは男性よりも変化に富むと言われています。
妊娠や出産がおもな変化の要だと思いますが、子育ては、男性にもできます。
女性は多くのライフスタイルを持つ分、変化を楽しむ機会が多いとも言えます。
男性でも、子育てをすれば変化を楽しむことができるようになります。
近年は「自分の人生を歩む」というフレーズが多く聞かれるようになり、子育て中でも自分の人生を生きたいと思う女性が増えてきました。
おおむね賛成ですし、私もそうしています。
ただ、子どものために生きている人は不幸せかというとそうではありません。
誰かのために生きる時間の尊さ
自分の意志で「子どものために生きている」と納得しているならそれは幸せなことです。
子どものそばにいたい、子どものためになら頑張れる。
利他の心は、本来誰もが持っているもので、人は人のために生きることができるのです。
自分以外の愛する誰かがいて、守るべき誰かがいることは、生きる意味にもつながります。
もちろん、子どもと親は別の人間だから、いつかは別々の道を歩む時が来ます。
その時のために、子ども以外の趣味や生きがいを見つけておくことは大事です。
それでも人生のほんのわずかな期間、子どものために一生懸命生きた時間は親の支えになります。
「子ども時代の思い出は大人になった自分のお守り代わりになる」
というフレーズを最近目にしました。
親も、一緒なのです。
幸せな思い出があるから、生きていけるのです。
その幸せな思い出を作れる機会は、何度もやってきません。
思い出の機会損失をしないためにも、男性育休はぜひ自分のために取ってほしいなと思います。
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