ここ数日、TVをつければ2年前の大震災の特番をやっている。
・・・お前らそんなに大震災が好きか?
TV局はいいよな、人の不幸で喜べて。
スポンサーも人が不幸になったおかげで、CMを見てくれる人が増えて大助かりだ。
「忘れない事が大事です。」
人が生きられるのは、辛い記憶を忘れられるからだ。
日々の不幸を全て忘れずにいる事が幸せなのかい?
確かに、当事者にとっては忘れられない事だろうし、政府も忘れてはいけないと思う。
でも、俺は忘れたい。
何度も何度も町が水に飲み込まれる様を見せつけられ、その画面の奥で亡くなった人にモザイクを入れ、その後の瓦礫の山を画面に映す。
もう見たくない。
辛い。
当事者じゃない俺が辛い。
何故こういうものを見せつけられているのか、解らない。
「どうです?悲惨でしょ?ほらほら、こんなに悲惨でも、頑張って立ち上がる人がいるんだよ?感動でしょ?」
と、演出された映像に吐き気がする。
だから何なんだよ?何かしろっていうのか?何かしなければいけないっていうのか?
「こういった防波堤は役に立たなかったんですね。」
何なの?俺、これから近くの防波堤に行って、杭打ってセメントでも流し込めばいいの?
アホか・・・
防波堤がどうだろうと、それを一般市民が知って何かできるのか?
「高い所に逃げるのが重要です。」
当たり前すぎて怖いな。まあ、でも世の中自分で考えられない馬鹿もいるんだから、こういう情報って必要なのかもな。
個人的にはさ、こういう情報って1日の内の10分ぐらいでいいワケよ。
何度VTRを映されても、死んだ人が甦るわけでもなければ、政府が対応してくれるわけでもなければ、復興が進むワケでもない。
・・・いや、もしかしたら、こういうTVを見た内の何人かが現地に行って復興支援をしようって気になるのかもしれないけど。
もうちょっとましなやり方って無いモンだろうか?
ここまで垂れ流されっぱなしだと、気が滅入ってくる。