帰りに、道端に生首が落ちていた。
何の生首って?
いや・・・
『人』の・・・
顔の方じゃなくて、後頭部が横向きになって、通りに突き出ているんですが。
すっげぇ怖かったけど、辺りに血が飛び散っていないので、マネキンとかカツラだろうと思った。
で、嫌だなぁ・・・と思いながらも、その横を通り過ぎないといけないワケで。
う~わ!風とか吹いて転がってきたらどうしよう・・・
と、思っていたら、その生首が、ゴロリと動いた。
・・・え?
見間違いかと思って、立ち止まって見ると、やっぱり動いている。
まるで、首を振るように、頭だけで動いている。
ここで、『不安の種』という漫画を思い出した。
もしかしたら、これは生首だけで、首を振るようにしてゴロゴロと動いている『何か』なのか?
怖い。
怖いけど、ここまで来て通り過ぎないワケにはいかない。
通り過ぎる時にちらっと見た。
その途端、生首がバッと広がり、俺の横を通り過ぎた。
・・・ただの黒猫が、道端で丸まっていただけだったw